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シスコ パートナーの eTribeca 社、マンハッタンの法律事務所にセキュアなワイヤレス アクセスを提供


概要

300 人の弁護士を抱えるある法律事務所は、新築ビルでクライアントにワイヤレス アクセスを提供したいという要望を持っていましたが、新オフィスの美観を保つために、アンテナとアクセスポイントをなるべく目立たないように設置することが導入の条件でした。12 のフロアからなる同事務所のオフィスのために、シスコ パートナーの eTribeca 社は、いかにしてシスコ ワイヤレス ソリューションを設計・導入し、管理用の WLSE と、シームレスなローミング用の WLSM、そしてモニタリング用の AirMagnet を備えた環境を構築したのでしょうか?


2006 年 9月 7 日
Kramer Levin Naftalis & Frankel LLP(以下Kramer Levin)はニューヨーク市マンハッタンに本拠を構える総合法律事務所で、300 人以上の弁護士が 20 を超える業種のクライアントに向けて法律サービスを提供しています。最近、それまで分散していたオフィスを、マンハッタンの新築ビルの 12 のフロアに統合したばかりです。同事務所では、オフィスを訪れるクライアントや見込み客にワイヤレス ネットワーク アクセスを提供し、同時にスタッフの生産性の向上を図りたいと常々考えており、今回のオフィス移動はそれを妨げていた技術的問題を解決するよい機会となりました。

「お客様が弊社滞在中にネットワーク アクセスを希望された場合、以前はいくつもの段階を踏まなければなりませんでした。まず誰かが IT 部門に電話をして、次に IT スタッフが会議室に行き、有線接続を行うのです」と Kramer Levin のテクニカル インフラストラクチャ サービス部門アソシエイト ディレクタのロバート・スコット(Robert Scott)氏は説明します。スコット氏は、移転を機に、クライアントが手軽に高品質の接続を利用できるようにしたいと考えていました。スコット氏とそのスタッフが念頭に置いていたのは、有線回線を増やしたりジャックを追加したりするのではなく、新しいワイヤレス ソリューションを導入するというやり方でした。そのほうが新たに別のネットワークを構築するよりも、今回の移転プロジェクトに馴染みやすいと判断したのです。

Kramer Levin ではすでにコア ネットワークのスイッチとルータにシスコ製品を利用していました。それに加えて、スコット氏はシスコ ワイヤレス ソリューションを既存機器と連携させることに力を注いでいたことから、シスコ プレミア認定パートナーである eTribeca 社が、同事務所のワイヤレス ネットワークのニーズを満たす企業として浮上してきたのです。eTribeca 社は WiFi 分野で 10 年以上の経験を持つのに加え、シスコのプレミア パートナーとワイヤレス スペシャリゼーションを取得しており、Jacob Javitz Convention Center や Brooklyn Public Library といった顧客を擁しています。

eTribeca 社は、Cisco Aironet 1200 シリーズ製品をベースにセキュアなワイヤレス ソリューションを設計し、管理用の Wireless LAN Solution Engine (WLSE)、IDSモニタリング用の AirMagnet Enterprise、そしてシームレスなローミング用の Wireless LAN Services Module (WLSM) を同ソリューションに搭載しました。このシスコ ワイヤレス ネットワークによって、接続のために日常的に IT スタッフの手を借りなければならない状況が改善されると見込まれます。

今回のプロジェクトは、eTribeca 社にとって、Kramer Levin のような大規模法律事務所を相手にする初の大型導入プロジェクトです。完了すれば、12 のフロアすべてで WiFi の利用が可能になります。サテライト オフィスや会議室にワイヤレス ソリューションを導入する企業は多いが、ニューヨーク市内のオフィスに、しかも 12 のフロアの隅々にまで、となると一筋縄ではいかない、と eTribeca 社の CTO 兼 COO のゲイリー・バーザック(Gary Berzack)氏は言います。設計のニーズは膨大なものでしたが、eTribeca 社のチームは、信頼できるパートナーとして Kramer Levin の外観に関する決定をサポートしました。

バーザック氏によると、ワイヤレスは多くの垂直市場で使われている転送技術であり、そのためeTribeca 社は様々な市場分野の事情に詳しくなったということです。1 つの導入プロジェクトから得られた経験は次のプロジェクトに活かされる、ということを学んだとバーザック氏は言います。Kramer Levin の導入はわずか 2 週間で完了しました。ETribeca 社の IT マネージャのアブドラ・ポラード(Abdullah Pollard)氏は、その要因は新築のビルにあると見ています。ケーブル配線のしやすさと天井が開放された環境が設置時間に大きく影響するのです。

バーザック氏はこう説明します。「既存のビルでは、お客様が有効なフロア計画を持っていないことがよくあります。新築の場合、厳密な作業計画を立てることができますし、就労中の社員に紛れて作業を行うということもありません。今回の導入で難しかったのは、とにかく洗練された外観を損なわないようにする、という点でした」。ビルの美観を重要視することにはスコット氏も賛成で、「知的職業にふさわしい最先端の施設に見えるよう、設計と技術にリソースを投じました。天井から目障りなアンテナがのぞいている、というようなことは避けたかったのです」と述べています。eTribeca 社が提供したワイヤレス アンテナは、切手ほどの小さなサイズのものでした。

eTribeca 社は、Kramer Levin の IT 部門がネットワークへのアクセス方法をユーザに簡単に説明できるように、詳細なユーザ ガイドを準備しました。また、ワイヤレスのセキュリティを確保するために、802.1x セキュリティ仕様を使い、契約書などの機密文書用のセキュアなネットワークと、訪問客が Web サーフィンをしたり E メールを利用したりするためのオープンなネットワークを設計しました。「安全性とオープンさのバランスにはたいへん気を使いました。一般的に、機密性の高い会話がなされるオフィス内では、ネットワークの安全性が求められます。一方、会議室や共用スペースなどのオープンエリアでは、ネットワーク アクセスもよりオープンなものにする必要があるのです」とポラード氏は説明します

「新しいオフィス全域でワイヤレス アクセスが利用できることは、重要な意味を持っています。Kramer Levin のような法律事務所を訪れるクライアントや見込み客には、オフィス内でワイヤレス アクセスが使えて当たり前という意識があるからです。今では、待ち時間にロビーや会議室に座って、インターネットを利用していただけるようになりました」とスコット氏は言います。こうしてプロジェクトは成功裏に進み、その数カ月後、Kramer Levine は新たに入居を予定している 2 フロアへの導入拡張を Tribeca 社に依頼しました。

「ワイヤレス機能付きのラップトップを購入する人が増えた今、ゲスト サービスはワイヤレス アクセス増加の主要要因となっています。法律事務所やホテルといった場所でのアクセスが当たり前になるにつれ、より高い性能が求められるようになってきました。Intel によると、2005 年のコンピュータ販売台数はワイヤレス ラップトップがデスクトップを上回ったということです。ワイヤレスは明らかに地域の、そして国の標準となりつつあり、企業はこの事態に備える必要があります」とバーザック氏は指摘します。eTribeca 社はお客様のニーズを検討し、推奨システムを提案したうえで、コンプリート ソリューションを実装し、すべてのサービスとハードウェア、機器、保守のソーシングとインストールを実施します。これらが完了した時点で、お客様は、自宅やリモート拠点をはじめ、あらゆる場所で業務を行うことが可能になります。

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