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共同作業と情報共有のためのエンタープライズ アーキテクチャの導入が基礎的な段階から採用段階に移行しているとの調査結果

政府の意思決定者は現在も外部の専門家を模索中

2006 年 9 月 11 日、米ワシントン発
本日、連邦政府の意思決定者に対して独自に行われた委託調査の結果が発表され、2004 年の連邦エンタープライズ アーキテクチャ (FEA) ロードマップを実践する連邦政府関係機関が、行政管理予算局の採用段階に向け、大きく前進していることが示されました。FEA へ移行する際の資金調達とセキュリティ管理が意思決定者の最大の懸案事項として挙げられ、ネットワーク セキュリティと業務の継続性 (COOP) が主要なビジネス要因であるとしています。

より集中したセキュリティ サービスのフレームワークと、エンタープライズへのさらなるセキュリティの組み込みが求められており、シスコ システムズが発表した調査結果によれば、エンタープライズ アーキテクチャは、エンタープライズの能力としてセキュリティを維持する手段と見なされている可能性があります。政府機関は、専門知識、ツール、移行計画の開発に支援を求めており、調査結果には、民間セクターからのより多くの支援を求める声が反映されています。

エンタープライズ アーキテクチャの計画に関わる機関の 75 パーセント以上が、少なくとも年に 1 回計画を更新しており、50 パーセント近くが年に数回計画を見直しています。また、50 パーセント以上が、他の機関が開発した FEA 参照モデルに何らかの関心を寄せていることが分かりました。

この調査は先月、連邦政府機関の調査を得意とする IT 市場調査会社である Market Connections 社によって行われました。この調査は、民間機関と防衛機関の両方の、IT とビジネスの意思決定者を対象に電話で行われました (詳細については、http://www.cisco.com/web/strategy/government/agencies.html を参照)。

調査に回答した機関は、IT インフラストラクチャの集約に最も大きな進展があることを指摘しています。この集約は、国民へのサービス提供のセキュリティの強化、他機関との共同作業と情報共有、電子記録管理費用の最適化の基礎となり、半数以上が、このプロセスが完了した、または進行中であると回答しています。国民と政府のやり取りの文書化と、FEA 参照モデルへの投資の割り当ては、ほとんどの機関で現在も進行中であるか、まだ開始されてもいません。

EA の計画に内部リソースを充当しているとした回答者の 60 パーセントが、エンタープライズ アーキテクチャ ソリューションの計画をコーディネートする担当者を置いています。それでもなお、機関のエンタープライズ アーキテクチャの利点を最大化するには、内部担当者の確保と既存担当者のトレーニングに最も追加投資が必要であると回答しています。50 パーセント以上の回答者は、EA の採用にベンダーまたは請負業者の支援を求めています。より大規模な、世界的規模でのベスト プラクティスの共有を望む声が最も強く、完全なエンド ツー エンドの計画、ワークショップとトレーニング、オンラインのネットワーク評価がそれに続きます。

将来は、他機関との共同作業と情報共有で EA の課題が増加するものと考えられており、興味深いことに、特に IT の意思決定者の間では、課題として IT インフラストラクチャの集約を挙げる声が大きくなっています。将来の EA の課題としては、これに続いて電子記録管理費用の最適化と、国民へのサービス提供の強化が挙げられました。ビジネスの意思決定者の間では、今後 24 か月間で最優先とされるのは、ネットワークのセキュリティと COOP で、IT の意思決定者の間では、移行中のセキュリティの管理が、災害復旧や有事のための計画を上回りました。

調査からわかったその他の事項:

  • 防衛関係の回答者は、インテグレータが最も高度なソリューションを提供していると考え、民間機関と独立機関は、ソフトウェア ベンダーと外部コンサルタントの組み合わせを利用する傾向があります。
  • 現在の計画は、各機関の現在および今後の任務を適切にサポートしていると考えられていますが、約 30 パーセントの回答者が、成長のための位置付けが機関で正しく行われていないと指摘しています。
  • EA ソリューションの計画のために内部担当者を置いているという回答者の中で、その担当者が EA 専任であると回答したのは 3 分の 1 未満でした。
  • 回答者は、内部トレーニングと啓蒙の分野で、より大規模で全体的なサポートが必要であることを指摘しています。これは、FEA プログラムの認知度が 40 パーセント未満であったことからも裏付けられます。
  • 優良な EA ソリューション ベンダーとして、幅広い層から 30 社以上の名前が挙がりましたが、回答者の 4 分の 1 近くが、どのベンダーが重要であるかわからない、または確信をもてないと回答しました。
  • 名前が挙がった上位 3 ベンダーは、上から順に Microsoft、シスコ、IBM でした。

Market Connections 社の副社長、アーロン ヘフロン (Aaron Heffron) 氏は、「データや情報などのリソースを共有する機能が向上してきたため、各機関にとってセキュリティがいちばんの問題となっています。計画がとても慎重なものになり、内部的に行われていることも、おそらくは、この問題がその理由です。」と指摘します。

「エンタープライズ アーキテクチャは OMB の基礎的な段階を離れつつあり、FEA と OMB のビジョンに精通する人たちはその価値を認め始めましたが、この努力を加速するにはより多くの進展が必要です。国民サービスのための共通のソリューションと統一された成果の獲得、高度にセキュリティ保護された機関同士の共同作業と情報共有、およびコストの削減を達成するために、政府は、教育、ツール、移行計画の開発スキルを持つ専門家を民間セクターに求めています。この調査から、サービス指向のアーキテクチャ フレームワーク、ツール、移行サービスへの投資の継続、拡大が強く求められていることが分かりました。」と、シスコのインターネット ビジネス ソリューション グループ担当エグゼクティブ アドバイザー、ジェラルド チャールズ Jr. (Gerald Charles Jr.) は語ります。

「この調査は、今週の Connected Government ソリューションの立ち上げで解決を目指していた分野の要点と合致します。私たちの目標は、セキュリティ、モビリティ、ストレージなどのサービスを向上させるインフラストラクチャを、各機関のビジネス目標に合わせて強化、改善するために、各機関を支援することにあります。Connected Government ソリューションは、ロードマップの計画と実行、および既存のインフラストラクチャや投資の活用についても直接サポートします。」と、シスコの連邦機関担当副社長、ブルース クライン (Bruce Klein) は述べています。

調査について

2006 年 8 月、Market Connections, Inc. は、民間機関および防衛機関の IT 関連の意思決定者 155 人に対して電話による聞き取り調査を行いました。回答者は、ランダムに選択された、IT 関連とビジネス関連の意思決定者です。Market Connections, Inc. は、連邦政府、州政府、地方政府へのマーケティングと販売に必要な調査を得意とする総合市場調査会社です。

今回の調査は、シスコに代わって Market Connections 社が行っている、連邦政府の意思決定者に対する一連の思想リーダーシップ調査の一つです。最近行われた調査には、IPv6 に関する 6 月の調査があります。このシリーズの初回の調査は、連邦政府の情報セキュリティの傾向について 2005 年末に行われました。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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