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米国 ニュースリリース


240 万人のシリコンバレー居住者に向けたワイヤレス計画が進行中

2006 年 9 月 5 日、米カリフォルニア州サンノゼ発
Azulstar Networks、シスコシステムズ(以下シスコ)、IBM、Seakay による共同組織である Silicon Valley Metro Connect は、シリコンバレー地域において、240 万人が利用可能なワイヤレス ネットワークの構築・運用に乗り出すことを決定しました。

このオープン ワイヤレス ネットワークは、42 の自治体を含む約 1500 平方マイル(3885 平方キロメートル)の地域で、すべての住民、就労者、旅行者にユニバーサル ブロードバンド ワイヤレス インターネット アクセスを提供するというものであり、これにより、コストや可用性の問題が障害となり実現できずにいた高速インターネットを多くの人が利用できるようになります。また、同ネットワークは一般向けのワイヤレス アクセスを提供するだけでなく、住民、スモールビジネス、公共機関、民間企業などの幅広い用途をサポートする内容になる予定です。

「シリコンバレーはイノベーションの生まれる場所として有名ですが、今回のワイヤレス計画はそんなこの地域を象徴するような意欲的なプロジェクトです。かつて例のない革新的なワイヤレス シティを築き上げるという Silicon Valley Metro Connect のビジョンに、私たちは感銘を受けました。シリコンバレーは今、ワイヤレス分野のイノベーションの発生地となりつつあります」と Joint Venture : Silicon Valley Network の社長兼 CEO であるラッセル・ハンコック(Russell Hancock)氏は述べています。

SAMCAT の会長で Wireless Silicon Valley Initiative の共同会長であるブライアン・モウラ(Brian Moura)氏はこう話します。「私たちは Silicon Valley Metro Connect が掲げる Wireless Silicon Valley ネットワークのビジョンに感銘を受けました。同組織は、同じような地域ワイヤレス ネットワーク プロジェクトを共に手がけたことのある企業や組織から高い評価を受けています。また、複数のパートナー企業が、Wireless Silicon Valley の RFP の重点要素――テクノロジー、システム インテグレーション、カスタマー サービス、サービス配信、経済発展、地域のポータルサイトや Web サイト、シティ アプリケーション、デジタル インクルージョン(デジタル格差の解消)など――にどう対処すべきかを Silicon Valley Metro Connect から学んでいます。まさに、今回のプロジェクトを成功裏に進めるためのスキルとツールを兼ね備えた組織です」

Silicon Valley Metro Connect のチームは、革新的な技術力と公共の利益のバランスを計り、ネットワーク構築を行っています。たとえば、Wireless Silicon Valley ネットワークでは、従来の通信システムがダウンした場合に、消防、警察、および救急医療のファースト レスポンダー(一次対応者)に代替通信メディアが提供されるほか、医療従事者があらゆる場所から情報にアクセスしたり、学生が教室以外の場所で容易に学習を行ったりといったことも可能になります。

Silicon Valley Metro Connect は、シスコシステムズの最新のメッシュ ワイヤレス インフラストラクチャ技術をベースに、ネットワークの活力と拡張性を維持するために技術のアップグレードを随時行いつつ、Wireless Silicon Valley ネットワークを構築していく予定です。IBM はネットワーク設計とインテグレーションを担当すると同時に、トラフィック規制と輻輳緩和のためのインテリジェント トラフィック ソリューションや、自動のワイヤレス ユーティリティおよびトラフィック計測といった公共機関やユーティリティ企業向けの革新的なテクノロジー アプリケーションを提供します。Azulstar Networks は、ネットワーク オペレータとして 802.11b/g ベース ワイヤレス ネットワークのサービス プロビジョニングを担当。また SeaKay は、自治体および公益機関と協力して、それぞれのニーズに合うようにネットワークをカスタマイズすると同時に、経済発展や社会的利益に関する目標を達成するために、アウトリーチおよびデジタル インクルージョン プログラムの指揮を執ることになっています。

Silicon Valley Metro Connect が所有・運営する同ネットワークでは、技術や経済情勢の変化に対応するために、多様な収入が確保できる支援体制が取られます。この支援モデルは、ベイエリア コミュニティ間の連携の強化と合理化を目指すというシリコンバレーのビジョンに適合するものです。

Silicon Valley Metro Connect では、プライバシー保護が組み込まれた最大速度 1 Mb の無料ベース サービスを提供すると同時に、経済的に恵まれないユーザのためのデジタル デバイド プログラムを取り入れる予定です。また、ワイヤレス VoIP (Voice over IP) やビデオ ストリーミングなどの有料サービスもあわせて提供します。Silicon Valley Wireless Network は 2007 年の運用開始を予定しており、2-11 Ghz 帯域用の WiMAX IEEE 802.16 ワイヤレス標準を使い、モバイルおよび固定ユーザに向けて高いスループットを確保すると共に、ビデオ、音声、データの高品質サービスを提供します。

このプロジェクトの出資団体である「Wireless Silicon Valley Task Force」の構成メンバーは、Joint Venture Silicon Valley の CEO 兼社長であるラッセル・ハンコック(Russell Hancock)、Joint Venture Silicon Valley の COO 兼副社長であるセス・フィアリー(Seth Fearey)、Smart Valley、3COM Corp、Palm, Inc. の会長であるエリック・ベナム(Eric Benhamou)、SAMCAT 会長のブライアン・モウラ(Brian Moura)、San Jose Convention Center and Visitor's Bureau の局長兼 CEO であるダン・フェントン(Dan Fenton)となっています。

Joint Venture:Silicon Valley Network について

Joint Venture: Silicon Valley Network は 1993 年の設立以来、シリコンバレー地域の経済や生活の質に影響をおよぼす可能性のある諸問題の分析や対策を行ってきました。産官学、労働者、および地域の新旧のリーダーが一丸となり、問題にスポットを当て、革新的な解決策に向けて取り組みを行っています。Joint Venture Silicon Valley についての詳細は www.jointventure.org をご参照ください。

SAMCAT について

San Mateo County Telecommunications Authority (SAMCAT) は、1989 年 6 月に設立された連合権威機関(Joint Powers Authority)です。ベルモント市、ブリスベン市、バーリンゲーム市、コルマ市、デーリーシティ市、フォスターシティ市、ハーフムーンベイ市、ヒルズバラ市、ミルブレー市、パシフィカ市、ポルトラバレー市、レッドウッドシティ市、サンブルノ市、サンカルロス市、サンマテオ市、サウスサンフランシスコ市、ウッドサイド市、およびサンマテオ郡の 18 の自治体機関で構成されています。SAMCAT は、企業の製品商品化までの時間を短縮する契約モデルを開発。この契約モデルのもと RCN 社は、SAMCAT メンバーであるサンマテオ郡と、同社初となるケーブル TV フランチャイズに関する競争的契約を締結しました。またSAMCAT では、サンマテオ郡の Comcast 社や RCN Cable Systems 社が放映するエミー賞受賞の Peninsula TV チャンネルや、シリコンバレーの RCN Multi-Jurisdictional Fiber Network (MJN) といったメンバーの TV プログラムの管理も行っています。

Silicon Valley Metro Connect に関する詳細は以下の Web サイトをご参照ください。
www.azulstar.com
www.cisco.com
www.ibm.com
www.seakay.org

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