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Township High School District 214、生産性と収益の向上を狙い7つの高校に IP とワイヤレスを導入

2006年8月9日

概要

IP テクノロジー分野での豊富な経験を持ち、大規模なCisco Unified Communications導入プロジェクトを複数成功させてきたシスコ ゴールド認定パートナーの Sentinel Technologies 社が、シカゴ郊外の学校区 Township High School District 214 との契約を勝ち取りました。同学校区のテクノロジー ディレクタは10年前に導入した Centrex システムを一新したいと考えていましたが、新しいシステムをリースするにはコストがかかりすぎました。

本稿では、Cisco Unified Communicationsを使うことで、Township High School District 214 がタイムカードや出席確認アプリケーション用のプラットフォームを構築する一方で、年間40 万ドルのコスト削減に成功した経緯について説明していくことにします。今回、同学区が取った解決策の内容は、ワイヤレス インフラをアップデートし、1300 台の Cisco Unified IP Phone を設置するというものでした。

Township High School District 214 はシカゴの北西 40 キロに位置し、学区内では、8 つの地域に暮らす約25 万人の生徒が7 つの高校で学んでいます。

テクノロジー システム & サポート担当ディレクタのキース・ボックウォルト(Keith Bockwoldt)氏は約 2 年前に同学区に赴任しましたが、その際、老朽化したCentrex 電話システムの契約更新の時期が近づいていることを知りました。同システムは10 年前に導入されたもので、容量はすでに限界に達し、ボイスメールにも対応できない状態だったといいます。

ボックウォルト氏はこう話します。「新しい Centrex システムをリースするには、月額 2 万 8000 ドル以上が必要でした。以前、州関係の仕事をしていたときに Cisco Unified Communications を使ったことがあり、IP ならば最低でも年間 40 万ドルの経費節減が可能だということが分かっていました」。ボックウォルト氏はシスコの担当者に連絡を取り、IP 通信システムの構成を学区の経営陣に説明する手はずを整えました。「IP 電話がタイムカードや出席確認用のアプリケーションを稼動させるアプライアンスとして利用できることを、皆に知ってもらいたかったのです」とボックウォルト氏は言います。このデモは大成功を収めました。過去の失敗からテクノロジー導入に慎重だった学区長もたいへん乗り気で、柔軟性、パフォーマンス、アプリケーションのすべてに満足していたということです。これらの機能と共に、同学区が購入を即決する決め手となったのが、コスト削減効果と、将来的にも利用可能な電話システムを持つことができるという事実でした。

ボックウォルト氏は以前、シカゴ市と契約するインターネット サービス プロバイダーに勤務していたことがあり、そのときに Sentinel Technologies 社とその仕事ぶりの評判をよく耳にしていたといいます。

「今回のプロジェクトは、大規模な導入を最低でも 5 件は手がけたことがある経験豊富な企業に依頼したいと考えていました。提案要求(RFP)は広範囲におよびましたが、Sentinel Technologies はすべての要件を満たしており、この会社しかないと確信しました」とボックウォルト氏は言います。

Sentinel Technologies 社はイリノイ州ダウナーズグローブ近郊に本拠を置くシスコ ゴールド認定パートナー企業であり、VPN Security、IP Communications、Wireless LAN など、多数のシスコ スペシャリゼーションを取得しています。同社は Township High School District 214 に対し、Cisco CallManager、Cisco Catalyst スイッチ、Cisco IP フォンを搭載した Cisco IP Communications システムを提案しました。また、ワイヤレス インフラをアップデートしたいというボックウォルト氏の要望を受け、Cisco Aironet ワイヤレスが導入されることになりました。旧来のシステムは構造に不備があり、強風が吹くとシステムがダウンすることもあったといいます。

大規模な IP 導入プロジェクトの例にもれず、ボックウォルト氏と Sentinel Technologies 社の前にはいくつもの困難が立ちはだかることになります。ボックウォルト氏の赴任以前に導入された E メール システムもその 1 つでした。

「以前の E メール システムは多くのカスタマイズが必要で、とにかく何とかする必要がありました。Sentinel Technologies はすべての機器の設置を完了していましたが、問題をたがいに押し付けあうということはなく、解決を目指し全員が一丸となって取り組みました」とボックウォルト氏は言います。そして最終的に、ユニファイド メッセージング機能に E メールを組み込むことに成功したばかりでなく、ファックスを E メール受信ボックスに配信するファックス システムを導入することができたのです。

また、プロジェクトでは約1300台の IP 電話が職員に配られましたが、古い電話に愛着を持っている人が多くいました。

「職員の皆さんにとって電話は個人的な道具なのです。1 日中使うものですし、新しい電話と機能と聞いて不安になるのも無理はありません」と Sentinel Technologies 社のビジネス デベロップメント部門担当上級副社長であるロバート・ケブルセク(Robert Keblusek)氏は言います。

新システムに早く慣れてもらうために、Sentinel Technologies 社では「train the trainer(指導者用の指導)」クラスを開くことにしました。

「電話を替える理由を理解してもらうために、新システムのメリットとコスト削減効果について説明しました。最初の数週間は新しいボイスメールと E メールに慣れなくて苦戦していたようですが、今では全員が IP 電話に満足しています」とボックウォルト氏は言います。

Sentinel Technologies 社はまた、4 つの高校のスタッフと生徒用にワイヤレス システムを導入しました。これは、ほかの 3 校に1 年前に導入済みだった Cisco Aironet ワイヤレス ソリューションを補完するためのものです。

「ラップトップ カードによって、スタッフはどこの学校に行っても、同じようにオンラインにアクセスすることができます。Cisco 7920 IPフォン用にワイヤレス通信システムを整備したいと考えていました。今では、学区内のすべての学校内および学校間でワイヤレス オンラインと電話通信を利用することが可能です」とケブルセク氏は説明します。

両チームの協力精神無くしてはプロジェクトの成功はなかった、ということでケブルセク氏とボックウォルト氏の意見は一致しています。

「持てる限りの専門知識を総動員しました。最初から綿密に計画を立てていたため、戸惑うことはほとんどありませんでした」とボックウォルト氏は言います。現在 Township High School District 214 では、コスト節減や、拡張の容易性、テクノロジーといった、同学区を未来へと導いてくれる IP のメリットを享受しています。

またボックウォルト氏はこうも言います。「私が持っているのは単なる電話ではありません。私たちを未来へといざなってくれる特別な道具です。Township High School District 214 では現在、Berbee 社製アプリケーションのレビューと Sentinel Technologies 社の『TimeTrack』の検証を行っているところです。デジタル タイムカードを利用している組合労働者は学区内に 800 人います。タイムカード アプリケーションを電話に搭載し、経理部に直接情報をアップロードできるようにしたいと考えており、これが実現すれば、事務処理と書類の大幅な削減が期待できます」

このような熱弁を耳にすることを、ケブルセク氏は嬉しく思っています。単なる顧客の満足の声ではなく、Sentinel Technologies 社のビジネスの成長を意味しているからです。

ケブルセク氏はこう話します。「IP テレフォニー分野は驚くべきスピードで成長を遂げており、当社が手がけるシスコ関連の業務件数は昨年1 年で大幅に増加しました。ボックウォルト氏率いる Township High School District 214 のプロジェクトはその代表的な例です。コンタクトを取るすべての市場分野で、ワイヤレスと IP 通信に注目が集まっています」

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