ワールドニュース

米国 ニュースリリース


シスコシステムズ、WeatherBug Network を通して米国唯一の地域別ライブ気象情報をファースト レスポンダーに提供

シスコ ネットワークのパワーと WeatherBug ネットワーク データの精度により緊急事態への対策と即応力が向上

2006年8月7日、米フロリダ州オーランド発
シスコシステムズ®(以下シスコ)は本日、地域のライブ気象情報サービスを提供するWeatherBug社が、シスコ®の IP ネットワーキング技術をベースにサービスを構築したと発表しました。両社は今後も協業関係を継続し、シスコの有線/無線テクノロジーにより、8000 台の WeatherBug Tracking Station と 1000 台のカメラから構成される世界最大の気象ネットワークを運用していく予定です。シスコは、フロリダ州オーランドで今週開催されている年次コンファレンス「Association of Public Safety Communications Officials (APCO)」において、WeatherBug とそのほかの公安ネットワーキング アプリケーションを展示しています(ブース 1179)。

毎日 20 億件のリクエストを処理する WeatherBug の Network Operations Center (NOC) と IP データ ネットワークの中核を支えているのが、シスコの IP 通信ソリューションです。WeatherBug 社では、全米各地に設置された 8000 台のトラッキング ステーションと 1000 台のカメラから情報を取り込み、数分ごとに細粒度の統合気象情報を更新しています。これらを参考にすることで、緊急事態管理者は、天候の悪化や有毒物質の拡散をより正確に認識・追跡することができます。

これと対照的に、従来の気象警報では 8~50 キロほど離れた場所の天候が基準とされており、最長で 1 時間前に測定された空港データが使われています。そのため、これらの警報では公安機関の求める精度と妥当性を提供することは不可能です。WeatherBug 社の「Smart Notification Weather Service」では、約 3.2 平方マイル(8 平方キロメートル以上)の気象情報がプロットされます。このリアルタイムのストリーム情報を使うことにより、緊急事態管理者は現在の天候による影響を正確に査定し、避難の必要な地域を特定すると同時に、ファースト レスポンダー(一次対応者)が現場に向かうための安全な経路を選択したうえで、危険地域を封鎖し、個人用保護具(PPE)の必要性を判断できるようになっています。

「ファースト レスポンダーは、危険状況をすばやく正確に判断しなければならないという重圧のもと任務を行っています。WeatherBug は、そんなレスポンダーのもとに実用的な情報をダイレクトに届けるための公安ネットワーキングを支えるキー アプリケーションを提供しています。シスコでは、同社の有益なサービスの適用範囲と機能を拡張するための支援ができますことを光栄に思っております」とシスコの公安・司法部門担当グローバル インダストリ ソリューション マネージャであるモーガン・ライト(Morgan Wright)は述べています。

2005 年 10 月のハリケーン「ウィルマ」上陸の際、フロリダ州ブロワード郡の職員はWeatherBugを使い、予防と対策に当たりました。ハリケーンの進路をより正確に予測することができたため、上陸時の住民避難や緊急サービスの管理を戦略的に行うことができたということです。また、危険な状態を脱した瞬間を正確に判断することができたことで、ファースト レスポンダーを安全かつ迅速に派遣し、救済に当たらせることに成功しました。

「地域のライブ気象情報にアクセスできたおかげで、ハリケーン『ウィルマ』を無事に乗り切ることができました。人命や家屋を守るために緊急対応者をいつどこへ送るべきかという意思決定を下す際、たいへん役立ちました。WeatherBugは、地域のライブ情報をもとに人命救助の意思決定を下すことの意義を私たちに教えてくれたのです」とブロワード郡保安官のケン・ジェンヌ(Ken Jenne)氏は言います。

ブロワード郡は、ほかの自治体に先駆け、WeatherBug 社と Send Word Now 社が提供する最新の「Smart Notification Weather Service」を導入しました。Smart Notification Weather Service は、WeatherBug Network のライブ データを使い気象警報を提供するはじめてのサービスであると同時に、史上初のロケーションベース(LBS)双方向警報システムでもあります。

「シスコは、緊急対応者と政府機関に対して、業界最高レベルの標準をベースとした信頼性の高い公安ネットワーキング技術を提供しています。今回の協業によって、WeatherBug では、業界随一の正確かつタイムリーなサービスの構築を継続し、もっとも必要なときにそれらを提供することができるようになりました。距離と時間が人命と家屋の安全を左右するような状況下では、化学物質の流出、洪水、嵐、強風、雷といった気象関係の緊急事態にまつわる地域のライブ気象データにファースト レスポンダーがアクセスし、分析することができてはじめて、より多くの人命と家屋が救われるのです」と WeatherBug 社の専門サービス事業開発担当ディレクタであるジム・アンダーソン(Jim Anderson)氏は述べています。

APCO においてシスコは、WeatherBug Network の精度と信頼性を組み込んだ有線/無線のユビキタス IP ネットワークを使うことで、緊急機関がいかに迅速な行動を取り、より多くの時間を節約しつつ、家屋と人命を救済できるかを、出席者の皆様に説明させていただく予定です。

公安ネットワーキング分野をリードするシスコは、ユニファイド コミュニケーション、セキュリティ、およびモビリティに関する最新のソリューションを提供しています。いずれのソリューションも、すべての指揮系統、ならびに警察、消防、EMS などの緊急機関が実用的な情報にアクセスできるようにすることで、即応性と耐障害性に優れた公安環境を構築します。安全性と信頼性、耐障害性に優れた統合ネットワークにより提供されるこれらの情報は、現場の状況を隈なく伝えるものとなっています。シスコの公安分野のお客様には、Interpol(国際刑事警察機構)、ワシントン州パトロール、マイアミデイド警察、ニューヨーク市警、ロサンゼルス保安官事務所、ワシントン州エバレット市など、世界のさまざまな公安機関が含まれます。詳しい情報は www.cisco.com/go/publicsafety をご参照ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

# # #

Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

▲Return to Top

お問い合わせ