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シスコシステムズ、公共安全向けの指揮系統通信を統合する S.W.A.T. を発表

公共安全に関するコンファレンスで、9-1-1(緊急通報)、音声、ビデオ、衛星、ラジオとの相互接続性、緊急情報、無線を統合するモバイル アプローチを披露

2006年8月7日、米フロリダ州オーランド発
シスコシステムズ®(以下シスコ)は本日、国際年次コンファレンス「Association of Public-Safety Communications Officials (APCO)」において、「Solutions with Advanced Technologies (S.W.A.T.)」プログラムを発表しました。S.W.A.T.は効果的な公共安全ネットワーキングに向けたシスコ独自の取り組みが具現化されたものであり、その中では、緊急応対と作業効率を改善するために指揮系統通信を1つに統合するというはじめての試みがなされています。

またシスコ®は、コンファレンス会場に集まった公安関係者に同機能の能力を示すために、 IP 対応のモバイル指揮・管理センターの展示を行いました。同センターは、9-1-1 ダイヤル、緊急情報、ラジオ、衛星、無線、気象警報、およびビデオの情報とすべての通信モードとが完全統合されたモバイル通信の設定または継続が可能な、初のモバイル センターです。

テロや自然災害などへの警戒が高まるなか、情報を瞬時に収集・共有することができずにいる公安組織が多く存在する、という問題が浮き彫りになってきました。特に、通信インフラが影響を受けたり、被災地域にインフラが存在しなかったりといった場合、事態は深刻を極めます。S.W.A.T.は、複数のデバイスを使った統合通信に対応する公安ネットワーキングに向けた初のアプローチです。これによって、警察、消防、緊急医療サービス(EMS)などの緊急対応機関は、標準ベースの IP ネットワーキング技術を使った音声、ビデオ、データによる通信を行うことが可能になります。

「公安ネットワーキングは、ネットワークでつながった安全な地域社会の基盤となるものです。標準ベースのハイセキュアな統合ネットワークにより、警察、消防、EMSなどの緊急機関の防御体制が改善され、地域に対してより適切な対応を取れるようになります。また、本日展示会場に設置しているモバイル指揮センターをご覧いただければ、犯罪発生時にS.W.A.T. がほかのプラットフォームとは一線を画した働きをすることが、公安関係の皆様にもお分かりいただけるはずです」とシスコの公安部門担当グローバル インダストリ ソリューション マネージャであるモーガン・ライト(Morgan Wright)は述べています。

Crimson Consulting Group の調査によると、公安機関が直面している5つの課題として、互換性の無い通信技術、人材不足、情報共有の不足、技術の遅れ、機関同士の連絡と連携の不足があげられています。S.W.A.T.ではシスコの最新技術が活用されており、1つのネットワークに統合された音声、ビデオ、データ、モビリティを介して指揮系統全体で情報を迅速に収集・共有するための機能を提供することにより、これらの課題の解決を促進します。

「S.W.A.T. は、より多くの有効な情報を提供し、すばやく効果的な意思決定と対応を可能にする公安ネットワーキングに向けた、シスコ独自のアプローチが具現化されたものです。シスコの最新技術は、公安機関の要件の変化に合わせてすばやく導入・拡張することができ、公安情報ネットワークのニーズにいつでもどこでも対応可能な、安全性と信頼性に優れた統合ネットワークを提供します。その結果、事件への迅速な対応が可能になり、適切な人員を必要な場所にすばやく派遣できるようになる、というわけです」とライトは説明します。

S.W.A.T. は、きわめて革新的な技術と有能なパートナーを動員することで、指揮系統全体を網羅する公安ネットワーキングを実現。これに伴い、シスコの公共安全に対する長きに渡る取り組みは次の段階に進むことになります。同技術によって、現在では、あらゆるネットワークやデバイスで実用的な情報を配信することができるようになりました。

シスコはテクノロジー パートナーと共に、APCO 会期中にブース 1179 で公安ネットワーキングのモバイル指揮センターのデモンストレーションを実施し、以下のような犯罪対策機能について紹介しています。

  • シスコとCACI International 社の「Tactical Communications Kit (TCK)」ならびに「Cisco Instant and Mobile Integrated Communications Solution (IMICS)」を使った即時利用可能な通信システム。TCK は、ファースト レスポンダー(一次対応者)が即時の通信が必要な場面で利用するために開発されたキットで、苛酷な状況にも対応可能なハイセキュアな音声、データ、ビデオの通信ソリューションを提供します。一方 Cisco IMICS は、緊急時やネットワーク不通時にハイセキュアな VoIP (Voice over IP) や、最適Web接続、ワイヤレス ホットスポットなどの基本通信サービスを瞬時に展開するために、状況に合わせてカスタマイズが可能なソリューションです。
  • 「WeatherBug」による即時の気象情報サービス。ハリケーン シーズンなど注意が必要な時期に、近隣地域のライブ気象情報のみを提供します。
  • シスコの屋外ワイヤレス ネットワーキング ソリューション。緊急事態発生現場で即時にワイヤレス接続を展開することができ、ファースト レスポンダーがミッションクリティカルな情報にアクセスし、互いに連絡を取り合うことが可能です。
  • TANDBERG 社製モバイル ビデオ キットを使ったビデオ サーベイランス & コミュニケーション。屋外ビデオ会議や役人ならびに緊急対策組織への状況報告といった緊急時の対応を円滑に進めることが可能です。
  • 屋外利用が可能なシスコ認定の IP 対応 9-1-1 アプリケーションを初公開。昨年の APCO において、シスコとCML 社(現在のPlantCML社)は史上初の IP ベース9-1-1 アプリケーションを発表しました。今年実施するデモンストレーションでは、モバイル部隊が即時に9-1-1ダイヤル機能をセットアップし、大規模犯罪に向けて機能を拡張できるようになっています。
  • Cisco IPICS (IP Interoperability and Collaboration System) は、IPおよび非IPネットワークを使うことで、既存ラジオとの包括的な相互接続性を実現。現行の push-to-talk サービスならびに新しい通信機能をすばやく提供し、必要に応じてあらゆるロケーション、テクノロジー、システム、デスクトップ PC、デバイス、ユーザをサポートすることが可能です。

公安ネットワーキング分野をリードするシスコは、ユニファイド コミュニケーション、セキュリティ、およびモビリティに関する最新のソリューションを提供しています。いずれのソリューションも、すべての指揮系統、ならびに警察、消防、EMS などの緊急機関が実用的な情報にアクセスできるようにすることで、即応性と耐障害性に優れた公安環境を構築します。これらの情報は音声、ビデオ、データから構成され、現場の状況を詳細に知ることが可能です。シスコの公安分野のお客様には、Interpol(国際刑事警察機構)、ワシントン州パトロール、マイアミデイド警察、ニューヨーク市警、ロサンゼルス保安官事務所、ワシントン州エバレット市など、世界のさまざまな公安機関が含まれます。詳しい情報は www.cisco.com/go/publicsafety をご参照ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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