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シスコ パートナーのAlign Communications社、Innovene社の新本社に統合データ ネットワークとワイヤレスIPテレフォニー システムを導入

石油化学企業のInnovene社では、親会社であるBritish Petroleum社 (以下BP社) から独立するための準備を進めていました。多くの決断を下すなかで、もっとも経営陣の頭を悩ませたのは、ネットワークとテレフォニー ソリューションの選択だったといいます。複数のオフィスをBP社から分離させることには成功したものの、大勢の社員をイリノイ州ネーパービルのBP社屋から同州ライルの新本社に移動させるのは容易なことではなく、さらにこのライル オフィスはInnovene社の北米データセンターもかねることになっていたのです。ほかのオフィスのIPテレフォニー設置が終わると、最大規模の本社ITテレフォニー導入を短期間で完了させるという難関が同社を待ち受けていました。本社ネットワークは、新たなモビリティ要件を満たし、BP社の既存の運用環境と連携することはもちろん、完全な独立操業を可能にするものでなければなりませんでした。

「最先端の技術を新社屋に導入したい、というのが私たちの希望でした。ITとビジネスの両方の視点から見てメリットのある技術を採用したいと考えていたのです」とInnovene社の北米担当エリア オペレーション マネージャのジェリー・クリーグ (Jerry Krieg) 氏は説明します。新体制では、社員同士が移動中に電話で打ち合わせができるよう、モビリティを確保する必要がありました。Innovene社の既存社屋の3つのうち2つでCisco IP Communicationsが使われ、成果をあげていたことから、クリーグ氏の思いはIPテレフォニー機能を備えた統合ネットワーク ソリューションを導入する方向へと傾きつつありました。

「私たちは、IPと標準的なPBXソリューションのコストの差に着目しました。そして、より多くの機能を少ないコストで利用できるということに気づいたのです」とInnovene社のエリア オペレーション マネージャのジョニー・フォンテノット (Johnny Fontenot) 氏は述べています。

問題は、新本社が北米のプライマリ データセンターをかねることが決まっており、同社サイトのなかでももっとも大規模で複雑な構成を取るという点でした。ソリューション導入を成功裏に進めるために同社では、VPN/SecurityやIP Communicationsをはじめ多くのシスコ スペシャリゼーションを獲得しているシスコ プレミア認定パートナーのAlign Communications社に作業を依頼することにしました。Align Communications社はこれまでに幾度かBP社のネットワーク プロジェクトに携わったことがあり、そのなかには、同社トレーディング オペレーション グループの完全冗長化ネットワークの設計も含まれます。

Innovene社のテレフォニー ソリューションの設計と導入を成功させるには、幅広いスキルセットが不可欠でした。Align Communications社の主任ネットワーク エンジニアであるアブラハム・ジャミロ (Abraham Jamero) 氏によると、「プロジェクト成功の鍵は、当社のチーム、幅広い専門知識、そして導入作業全体を通しての協力関係にあった」ということです。今回のプロジェクトでは、シスコのワイヤレス、セキュリティ、ルーティング、スイッチング、およびIP通信分野での専門知識は言うまでもなく、プロジェクト管理、データセンターの設計・構築、およびケーブル プラントの計画・導入に関するAlign Communications社の広範な知識とスキルが余すことなく活かされました。

社員の貢献もさることながら、シカゴ近郊の地域スタッフの果たした役割も軽視することはできません。さらにAlign Communications社では、ネットワークを導入する前に、いったん実験施設に設置して、トラブルシューティングを実施。このことは、新社屋の厳しい建設スケジュールにネットワーク プロジェクトを組み込むための重要な決め手となりました。

「Innovene社のチームはやりたいことが何なのかを明確に示してくれました。同社が特に重要視していたのが、セキュリティと管理性です。私たちはInnoveneのアイデアをテクノロジー ソリューションに変えるためのサポートを行い、優れた拡張性と、信頼性、冗長性を備え持つ、実際のソリューションにふさわしい製品を提案しました」とAlign Communications社のネットワーク ソリューション部門担当ディレクタのスコット・メイヤーズ (Scott Mayers) 氏は述べています。

Align Communications社がすすめたのは、Cisco 6500シリーズをコア スイッチに、そしてCisco 6500シリーズと4500シリーズを配線クローゼット用スイッチに採用した完全冗長型の高可用性ネットワークと、250台以上のCisco 7920 IPワイヤレス フォンを使ったCisco IPテレフォニーでした。さらには、プロダクション ネットワークとは別にインターネット アクセス用のベーシックなネットワークを構築し、アクセス許可を与えられたゲストや請負業者がBP/Innoveneネットワークにログインできるようにすることも提案しました。

「ルーティング、スイッチング、セキュリティのほとんどすべてのデバイスをシスコ製でまかなうことにしたため、結果的に複雑な設置作業になりましたが、当社のエンジニアは高度な訓練を受けており、データおよびテレフォニー ネットワークの導入を円滑に進めてくれました。IPやワイヤレスの導入に問題はつきものです。ドロップ コールやデッド ゾーンを発生させないよう、うまく対処する必要があります」とメイヤーズ氏は言います。

今回のワイヤレス導入では、アンテナの設置や、ほかの社屋や外部との信号干渉といった問題があったのに加え、州の条例によりシステムへのE911機能搭載が義務付けられていました。

「Innoveneのワイヤレス ソリューションは拡張性に優れ、高い可用性を提供します」とメイヤーズ氏は言います。

またクリーグ氏によると、週末に行われた導入作業はすべてスムーズに進んだということです。

「最初の数週間はVoIPシステムの調整に神経をとがらせていました。しかし、私たちは、社屋やそこに出入りする人々にまつわる無数の変更事項を目の当たりにすることになったのです。予想もしなかった問題が次々に噴出し、Align Communicationsはそのたびに迅速に対処してくれました」とクリーグ氏は言います。

Align Communications社は新しい電話の使用をサポートするための質問シートを作成し、実践的なトレーニングを希望する社員 (主に事務やコールセンターのスタッフ) 向けに勉強会を実施しました。

今では新社屋への移動も完了し、クリーグ氏とそのチームが描いていたテクノロジーのビジョンが現実のものになっています。オープン オフィスというコンセプトは好評を得ており、ワイヤレス機能によって社員同士が容易に連絡を取りあえるようになったほか、電話回線の常時接続も可能になりました。そして、このパワフルなボイス・データ ネットワークの管理を、Innovene社ではたった1人の社員でまかなっています。

高品質のソリューションを求める企業の声が高まるなか、Align Communications社のエンジニアたちは、セキュリティ、モビリティ、高性能を備え持ったコミュニケーションと最新の技術を駆使することで、様々な問題に立ち向かっています。

「私たちは、あらゆる面でより高いレベルを目指しています。世間の声はビジネスを成長させてくれると考え、あらゆる評価を真摯に受け止めるようにしています。お客様が求めているのは最先端の技術です。シスコは、今日の企業が望んでいるものが何なのかを見極め、それを提供してくれます。だからこそ当社では、シスコ製品を使用しているのです」

シスコシステムズ社について

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