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米ネバダ州のクラーク郡、シスコ ソリューションでラスベガス周辺地域のビジネス、公共サービス、治安を強化

地方司法センターの統合ネットワークから見えてくる、北米随一の経済成長を支えるITの役目

2006年6月21日、米ネバダ州ラスベガス発
シスコシステムズ (以下シスコ) は本日、米ネバダ州のクラーク郡がRegional Justice Center (地方司法センター) の通信を1つに統合し、チャック・ショート (Chuck Short) 法廷執行官が言うところの「21世紀の法廷システム」の基盤を整えるために、シスコのネットワーキング、ワイヤレス、およびセキュリティの各種ソリューションを利用していると発表しました。

Regional Justice Centerでは、複数の機関を1つのハイセキュアなネットワーク インフラストラクチャに集約するために、シスコのソリューションが使われています。ラスベガスならびに周辺地域――同地域はここ数年で著しい経済成長を遂げました――の通信を統合し、公共サービスを改善するというクラーク郡のビジョンの核となっているのが、同センターのネットワーク統合事業です。

2000年には70万人だったクラーク郡の人口は、21世紀の現在、180万人にまで膨れ上がりました。38の公共サービス部署で1万人以上の職員が地域のサポートにあたっています。同郡内には、北米随一の経済成長率を誇るラスベガスがあります。長い間クラーク郡は、ギャンブル産業の盛んな地域として知られてきましたが、今やその好調な経済を支えているのはカジノだけに留まりません。マッカラン空港の「インターナショナリゼーション (国際化)」をはじめとする成長要因によって、郡の一攫千金的な経済 (ギャンブル産業主体) は、不動産、建設、プロフェッショナル サービス、テクノロジー、ライフサイエンス、および製造や流通などの様々な企業分野にまで広がりました。

クラーク郡のCIO (最高情報責任者) であるロッド・マッシー (Rod Massey) 氏は、ラスベガス地域の発展においてITが重要な役割を果たしていると見ています。産官民のコミュニケーションを大きく改善するセキュアな統合ネットワーク インフラストラクチャによって、さらなる成長と、サービスの改善、および安全性の強化が実現する――このビジョンを実証しているのが、Regional Justice Centerのケースです。

「ラスベガスと聞いてまず思い浮かぶのは、カジノにストリップ、それに派手なネオンといったところでしょうが、クラーク郡とラスベガス周辺のコミュニティでは、実はきわめて高度なハイテク技術を取り入れているのです。クラーク郡のサービスの多くは、管理性と拡張性に優れたネットワークをベースとした、通信の最適化と安全確保の上に成り立っています。そしてこの通信は、コミュニティ/ソーシャル プログラムのサポートから、開発/成長の管理、および司法/公安サービスの提供にいたるまで、あらゆるところで利用されているのです。Regional Justice Centerの通信を1つのネットワーク インフラストラクチャに統合することによって、業務の効率化が図れると同時に、納税者に対するサービスの向上が可能になります。このモデルを拡張すれば、公共サービスのさらなる改善が期待できます。シンプルであること、これに勝るものはありません」とマッシー氏は言います。

カウンティ マネージャのトム・ライリー (Thom Reilly) 氏によると、政府の役割は、サービスのプロバイダーからサービスのファシリテイター (促進者) へと変わりつつあるということです。

ライリー氏はこう説明します。「クラーク郡のRegional Justice Centerでは、Eighth Judicial District CourtやLas Vegas Justice Court、Las Vegas Municipal Court、Clark County Clerk's Office、Clark County District Attorney's Officeといった複数の機関を1つに集約することで、機関同士のコラボレーションおよびコミュニティへのサービス提供の効率化を図っています」

シームレスかつ協調的な導入作業を可能にしたのが、シスコとIBMの戦略的提携です。IBM Global Servicesは、Regional Justice Centerに入居する複数のテナントをサポートするために、シスコとクラーク郡のITチームと協力しあい、ハイセキュアな共通ネットワーク インフラストラクチャの計画、設計、導入を行いました。このネットワーク インフラストラクチャは有線/無線のセキュアな接続に対応しており、その中心を占めるのは、シスコの「Self-Defending Network」戦略に基づくソリューションです。同ソリューションによって、ユーザの管轄に応じたアクセス許可を与えることができるようになりました。

たとえば、シスコのAccess Control Server (ACS) がセキュリティとユーザ プロフィールの照合を行い、ビジターやRegional Justice Centerのスタッフ、および郡職員に対して適切なレベルのネットワーク アクセスを許可します。また、伝達経路が多数ある場合に情報を保護するネットワーク セキュリティ フレームワークのコンポーネントとして、ファイアウォール モジュールと侵入検知サービス (IDS) モジュールがシスコ スイッチに組み込まれています。

ネットワーク セキュリティの適用範囲は有線IP経路だけに留まらず、無線接続の情報フローも同時に保護されます。これらの有線/無線接続を担っているのが、Cisco AironetデバイスとCisco WLANコントローラです。WLANコントローラは、Regional Justice Centerのすべての聴聞室と法廷の接続を管理します。

「クラーク郡を見れば、政府がいかに進歩的で効率的、かつ革新的であるかがお分かりいただけることでしょう。私たちは21世紀の法廷システムの基盤を完成させたのです」とショート氏は言います。

クラーク郡は、産官民のコラボレーションを促進するために、インフラストラクチャのさらなる拡張を計画しています。

「クラーク郡では、より快適で安全なコミュニティの構築のためにテクノロジーを役立てています。納税者の福祉と安全を念頭に置いたものであること、それが私たちの目指すコミュニティです」とマッシー氏は語っています。

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