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シスコ、Cisco Catalyst スイッチ ユーザにネットワーク仮想化機能のメリットを提供

ネットワークの簡素化とコストの軽減、およびセキュリティの向上が実現

2006 年 5 月 8 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

企業の国際化や他社との提携、および規制への準拠などに伴い、そのネットワーク ニーズはより複雑なものになっていきます。High Tech Campus Eindhoven、ライス大学、そしてチューリッヒ空港を運営する Unique 社では、Cisco Catalyst® スイッチに搭載されたシスコのネットワーク仮想化機能を使うことで、自社のキャンパス ネットワークを安全にセグメント化し、複雑さとコストを軽減しつつ、社員やパートナー企業、および訪問客にカスタマイズされたサービスを提供できるようになりました。

Cisco Catalyst スイッチング シリーズでは、ネットワーク仮想化機能を備えた Cisco Service Oriented Network Architecture(SONA)フレームワークをサポートしており、1 つの物理ネットワークを複数の論理ネットワークに分割していくつかのロケーションに配置し、ネットワークの拡張性を高めることが可能です。トンネリングおよびセグメンティングの技術を使うことにより、既存の仮想 LAN を超えたネットワークの仮想化が可能になります。これまでエンタープライズ企業では、ネットワークにアクセスする異なるグループのニーズを満たすために複数の物理ネットワークを導入する必要があり、サービスの重複が発生していました。Catalyst スイッチのネットワーク仮想化機能を使えば、雑多なネットワークを 1 つの物理ネットワークに集約して、あらゆるユーザ要件を満たすことが可能です。ネットワーク仮想化は、特に外注のコンサルティング スタッフや、企業ネットワーク上にある特定データやコンプライアンス データにアクセスする必要のあるサプライヤや顧客用として利用するのに便利な機能です。

ネットワーク仮想化は、Access Control、Path Isolation、および Policy Enforcement というシンプルな 3 つのステップで実行することができます。Catalyst 6500 シリーズ スイッチには、Access Control 用の NAC(Network Admission Control)と IBNS(Identity Based Networking Service)、Path Isolation 用の VRF-lite(Virtual Route Forwarding)、GRE Tunnels(Generic Route Encapsulation)、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)、および Policy Enforcement 用の統合サービス モジュールなど、各ステップで利用するための技術が多数搭載されています。これらはいずれも、今日のキャンパス デザインのメリットを活かしつつ、既存の LAN に分割メカニズムを応用することで、ネットワークをセキュアな仮想ネットワークに分割するためのものです。

またこれらのソリューションは、スケーラブルな分散型環境にサービスやセキュリティ ポリシーを導入する際の問題にも対応します。今や企業は、規模やセキュリティ ニーズに関係なく、仮想化された 1 つのキャンパス ネットワークを多数の内部ユーザグループで利用することのメリットを享受できるようになりました。

「研究者や学生の要求が高まるに連れ、安全で信頼性に優れたインターネット アクセスへのニーズも増大してきています」とライス大学のネットワーキング テレコミュニケーション & データセンター オペレーション担当ディレクタであるウィリアム・デイガード(William Deigaard)氏は言います。テキサス州ヒューストンにある同大学では、1 つのセントラル ネットワークで約 6500 人の職員と学生にサービスを提供しています。「現在では、Catalyst 6500 を採用することでネットワークを複数に分割し、それぞれに独自のポリシーを適用できるようになりました。ライス大学では、ネットワーク仮想化機能を使って人物を識別したり、職員や学生と同様のサービスを訪問者に提供したりするなど、キャンパス ネットワークの管理や保護に同技術を役立てています」

また、オランダの High Tech Campus Eindhoven では、シスコの Catalyst 6500 スイッチを使って単一のネットワークを構築し、これを複数のセグメントに分割して、数千人の社員やパートナー企業、およびゲストにサービスを提供しています。これによって、ニーズに応じて容易に拡張できるソリューションが実現すると同時に、時間とコストの削減が可能になりました。「Catalyst 6500 に搭載されたネットワーク仮想化機能を使うことで、リソースと時間を節約しつつ、訪問客やサードパーティ ベンダーに向けてネットワーク アクセスを提供することが可能になっています」と High Tech Campus Eindhoven のIT マネージャであるピーター・リンセン(Peter Linssen)氏は言います。

Cisco Catalyst 6500 をベースにしたチューリッヒ空港のネットワークでは、航空機や空港内業務に関するサービス、およびそのほかの付加サービスといった『キャリアグレードの』ネットワーク サービスを、エンタープライズ ネットワーク並みの運用コストで空港内のお客様に提供することができます。これはサービス プロバイダの技術に匹敵するものです」と Unique 社のコミュニケーション エンジニアリング部門代表のピーター・ゾフィ(Peter Zopfi)氏は述べています。Unique 社はスイス・チューリッヒにあるチューリッヒ空港のネットワークを管理しており、空港内で営業する航空会社や小売業者に向けてネットワーク サービスを提供しています。

Yankee Group 社のエンタープライズ インフラストラクチャ担当副社長であるゼウス・ケラバラ(Zeus Kerravala)氏は次のように分析します。「シスコの Catalyst スイッチ シリーズを使うことで、ネットワーク分割化を組織の枠を超えて様々な規模で効果的に実行できるようになりました。今では、1 つのネットワーク上にあるリソースを複数の仮想ネットワークで安全に共有できることから、企業はビジネスの変化や顧客のニーズに迅速に対応することが可能になります」

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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