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Republic Polytechnic、Singapore Computer Systems 社の協力でアジアの教育機関としてはじめてCisco Unified Wireless Network を導入

2006 年 5 月 23 日、シンガポール発

Republic Polytechnic では、学生の学習体験の強化を目的に、アジアの高等教育機関 (IHL) としてはじめてシスコシステムズ ®(以下シスコ) の最新のワイヤレス ネットワーク技術を導入します。アジアの大手情報通信サービスプロバイダーである Singapore Computer Systems 社 (以下SCS) が 360 万ドルの契約を落札し、その中で Cisco® Unified Wireless Network が採用されることになりました。SCS は、ウッドランドにある Republic Polytechnic の新キャンパスの有線/無線ネットワーク インフラストラクチャの設計・構築を、他社への委託も交えながら行っています。

Republic Polytechnic のセンタービルならびに 12 の「ラーニング ポッド」 (学習施設とドライラボ) が、このハイセキュアなワイヤレス ネットワーク インフラストラクチャによって接続される予定です。

「Republic Polytechnic のウッドランド新キャンパスは、学生とスタッフに近代的でハイテクなペーパーレス環境を提供する、ワイヤレス学習のハブ拠点として設計されたものです。私たちは、学習体験の充実を図る上で最新技術が重要な役割を果たすと考え、学生にホリスティックな教育を提供するという当校のビジョンを実現するために、スケーラブルなワイヤレス ネットワークを導入することにしました。SCS は技術的なノウハウと大規模なITプロジェクトの管理・実装の豊富な経験を持ち、一方でシスコは実績のある技術にかけては世界でもトップレベルです。これらの点を評価して両社を選択しました」と Republic Polytechnic のIT ディレクタであるサミュエル・リュー (Samuel Liu) 氏は述べています。

Cisco Unified Wireless Network は、ワイヤレス ローカルエリア ネットワーク (WLAN) のセキュリティ、導入、管理、および制御の問題などにコスト効率よく対処する有線/無線の統合ソリューションで構成されています。優れた有線/無線ネットワーク エレメントが組み合わされており、総所有コスト (TCO) を抑えつつ、ハイセキュアでスケーラブルな WLAN を提供します。

SCS は、システムのコアバックボーンとして Cisco Catalyst® 6500 シリーズ スイッチを導入。オンサイトの保守サービスについては、外部に委託する予定です。そのほか、同ネットワーク インフラストラクチャには、Emerson Network Power 社の Liebert 無停電電源 (UPS: Uninterruptible Power Supply) デバイスが採用されています。

SCS の社長兼 CEO のタン・トンハイ (Tan Tong Hai) 氏はこう言います。「SCS では、2004 年から Republic Polytechnic に IT ヘルプデスクとオンサイトのテクニカルサポートを提供してきました。今回のプロジェクトを機に、両社のパートナーシップは新たな段階へと進むことになるでしょう。Republic Polytechnic のアプリケーション認識型のワイヤレス ネットワークは、インテリジェンスと、高い安全性、使いやすさを兼ね備えています。また、学生はキャンパス内のどこにいても、常時ネットワークにアクセスすることが可能です。当社では、このようなテクノロジーを Republic Polytechnic に提供できますことを光栄に思っております。また、パートナーであるシスコの協力のもと、シンガポール国内における同技術の普及に努めていく所存です」

シスコのシンガポール&ブルネイ担当マネージング ディレクタのグレイグ・グレッドヒル (Craig Gledhill) は、Republic Polytechnic を、情報通信技術を積極的に取り入れている革新的な教育機関として評価しています。「今回、新キャンパスにワイヤレスを導入したことで、Republic Polytechnic の評価はさらに高まることでしょう。ここで使われているテクノロジーは、次世代 National Infocomm Infrastructure などの大規模なワイヤレス ネットワークでも十分通用するレベルのものです」とグレッドヒルは述べています。

Republic Polytechnic のキャンパス ネットワークは、以下の要素で構成されています。

常時接続 - 講師 (Republic Polytechnic では「ファシリテーター (促進者)」と呼んでいます) は従来よりもはるかに多くの学生と常時接続することができ、質問にすばやく答えることが可能になっています。高速ワイヤレス通信ネットワークによって、学生はキャンパスのどこにいても常に同期/非同期モードで学習や通信を行うことができます。このモバイルラーニング モードは、着席して行うのが当たり前だった授業や会議の定義を根本から覆すものです。

ペーパーレス化 - 試験 (Republic Polytechnic では「理解度テスト (Understanding Test)」と呼んでいます) や質問をラップトップ PC からオンラインで行うことができ、事実上、完全なペーパーレス化が実現します。これは単に環境に優しいだけではなく、管理の手間を抑えることもできることから、予算やリソースの効果的な利用が可能になります。

リモート キャンパス - 仮に鳥インフルエンザが流行したとしても、ペーパーレス化が徹底していることから、遠隔授業で対応することができます。学生とファシリテーターは、インターネットを使って自宅にいながらにしてすべての情報にアクセスできるばかりでなく、バーチャル授業を行うことも可能です。このようなビジネス継続性に向けた取り組みにおいて、Republic Polytechnic はアジアの教育機関を先導しています。

アプリケーション認識型ネットワーク - 同校のネットワークは高いインテリジェンスを備えており、テストの際、受験者がインターネットを利用できないよう通信を切断する「隔離」モードが起動されるようになっています。また同時に、適切なネットワーク サーバへのアクセスが受験者に提供されます。

位置認識型ネットワーク - 不正アクセスポイントやアドホック ワイヤレス ネットワークを検出し、位置を特定した後に、隔離し、対応策を取ることで、不正アクセスを防止します。これによって、オンラインテスト実施中のセキュリティの確保と不正行為の抑止が可能になります。

ユーザ認識型ネットワーク - IP アドレスではなく、名前によって登録ユーザを認識。ユーザ名と IP アドレスが対応づけられ、あらゆるキュリティ デバイスで IP アドレスではなくユーザ名が表示されます。これによって、クライアントのロギングと管理の改善が期待できます。

Republic Polytechnicは、2006 年 3 月にウッドランド アベニュー 9 番地 (ウッドランドMRT/バス インターチェンジの近く) のキャンパスに引っ越しました。その独自の教育方法を支える最先端の設備は、シンガポールの高等教育機関の中でも群を抜いており、学生数が 1 万 3 千人に達する日も間近と見られています。

Republic Polytechnicについて

Republic Polytechnic は、シンガポールではじめて PBL (問題解決型授業) をすべての学位プログラムに導入した教育機関です。5 つの学校において、情報通信技術、工学、応用科学、人文科学、スポーツ、およびヘルス&レジャーの各分野の 19 の学位コースを提供しています。また、問題解決のスキルと生涯学習に向けた姿勢を養うための環境を整え、人材育成と起業家教育に取り組んでいます。文化、企業開発、および認知処理といった広範な分野を網羅した同校のカリキュラムは、社会で活躍する有用な人材を育てるためのものです。Republic Polytechnic は、People Developer Standard (PDS)、ISO9001、ISO14001、OHSAS 18001、Family Friendly Employer アワード、Singapore Quality Class、Singapore Innovation Class、Singapore Health Awards (銀賞)といった国内外の認定資格を取得しており、より優れた教育機関を目指し邁進しています。詳しくは www.rp.sg をご参照ください。

Singapore Computer Systems 社について

Singapore Computer Systems 社 (以下SCS) はアジアの大手情報通信技術 (ICT) サービスプロバイダーです。Trusted Service (信頼できるサービス) のプロバイダーとして、実績のあるプロセスとリビング テクノロジー (生きた技術) をコストとタイミングを考えて有効に利用することで、優秀な IT プロフェッショナルを擁する組織を強化します。SCS は 1980 年に法人化され、1991 年にシンガポール証券取引所の第一部に上場しました。シンガポール、ブルネイ、中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイのアジア各国で業務を展開しています。詳しくは www.scs.com.sg をご参照ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

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