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AQR Capital Managementがシスコ ベースのストレージ エリア ネットワークに投資

金融サービス企業が、ストレージ管理と障害回復システムを改善

2006年4月27日、カリフォルニア州サンノゼ発

シスコは本日、年金基金とそのほかの企業クライアント向け投資管理サービスの提供を主な業務とするダイナミックな金融会社、AQR Capital Management社が、自社のストレージ エリア ネットワーク(SAN)の基盤に Cisco MDS 9000 マルチレイヤ ファブリック スイッチを採用したことを発表しました。

コネチカット州グリニッチに本社を置く AQR 社は、従業員 100 名余りと人員規模は小さいながら、200億ドルを超える資産を管理しています。AQR 社のビジネスモデルは調査を基礎としており、広範囲にわたる調査、予測、取引経過情報を活用して、変動率の高い攻撃的なヘッジファンドから比較的安定した従来型製品まで、数々の投資を管理しています。その結果、社内のデータ量は6 テラバイト超と企業規模に比べて膨大となり、現在も増え続けています。

データの増加に対応しより堅牢な障害回復プランをサポートするため、AQR 社は、自社のサーバに EMC ストレージを接続する二重のリダンダント ファブリック設計を採用した SAN に投資することを決定しました。新しい SAN は、二重化電源装置を持つ 3 台のCisco MDS 9216i マルチレイヤ ファブリック スイッチをベースとしています。「2003 年のアメリカ東海岸大規模停電によって危機感が増したのです」と、AQR 社の副社長兼 IT 局長であるジェリー・レビン(Jerry Levine)氏は語っています。「今や、Eメール サーバでさえ冗長接続されています。このように全体を冗長化したことで、単一障害点がなくなりました。なんらかの災害が発生した場合は、本社の SAN にあるすべてのデータは、一組の OC3 回線を通じて、遠隔地で共同管理されている当社の障害回復用 SAN に安全に複製されます」

パフォーマンスとスループットのより効率的な管理に役立てるために、AQR 社ではSAN の構築の際、情報の価値という観点から SAN への接続に優先順位を付ける階層型アーキテクチャを採用しました。「そのサーバがミッション クリティカルな場合、接続を 2 つにして、SAN 内部の 2 つの個別のスイッチにつなぎます」とレビン氏は説明します。「ミッション クリティカルなサーバではないが、パフォーマンスとデータ保護の観点から SAN に直接つなげる必要があるという場合は、接続は 1つです。そのほかの場合は、ホストベースのモデルを使用します。すべてのサーバが、ネットワークに直接接続される必要があるわけではありません。1 つのサーバ クラスタを SAN に接続できるため、クラスタを使って、高度なデータ アクセス パフォーマンスを必要としないほかのサーバと接続を共有することができます。自社に必要なシステムの要求事項をよく理解することで、投資を最大限に生かすようカスタマイズされた SAN アクセスの設計が可能になります」

ストレージは今や、必要に応じて動的に再割り当てが可能となったため、管理、運用、配備がはるかに容易になっています。また、コスト効率もよくなりました。「SAN なら、今すぐに必要な規模のストレージ アレイを購入して割り当てて、後から簡単に追加することができます。このため、すぐに必要にならない膨大な容量のストレージに投資する必要がありません」とレビン氏は言います。SAN は、フェイルオーバ クラスタへの対応もはるかに効率的で、追加ストレージを購入する必要もなく、指定したサーバ ペアをネットワークに接続するだけで構築できます。

「当社が SAN を導入したとき、当社の実例がほかの金融サービス グループの注目を集めていることを知って驚きました。ですが、本当にとても簡単だったのです。巨大なシステムを買う必要はありません。当社のように、小さなシステムから始めればいいのです。それは、一部の人が考えているほど込み入ったことでも、費用のかかることでもありません」とレビン氏は結びました。

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