ワールドニュース

米国ニュース


VTech社、シスコとIntelのRFIDソリューションを採用しサプライチェーンの試験的プロジェクトに参加

VTech社が、アジア太平洋地域で初めてEPCglobal Hong Kong 社のEPCnetworkに参加 - ウォルマートのRFID要件に適合し、サプライチェーンのエンドツーエンドの可視性と倉庫管理の改善を狙う

2006 年 4 月 28 日、香港発

シスコシステムズとIntel Corporationは本日、有線電話およびコードレス電話の主要サプライヤであるVtech 社(電気通信部門)が、EPCglobal Hong Kong社主導の香港EPCnetworkイニシアチブに試験的に参加するにあたり、シスコとIntelのRFID(radio frequency identification)ソリューションを採用したことを発表しました。導入が完了すれば、Vtech社は、主要サプライヤとビジネスパートナーにRFIDへの準拠を要求する、ウォルマートのRFID要件に応じることが可能になります。VTech社側でも、自動化によって倉庫業務と在庫管理の効率が改善し、サプライチェーン全体の可視性が強化されます。

「2005年度、当社は、北米のさまざまな大手小売業者に、4千万ユニット以上の通信関連製品を出荷しました。このため、RFIDに対応し、きわめて堅牢で信頼性の高いRFIDソリューションを導入することが不可欠となりました。シスコとIntelのRFIDソリューションによって、当社では、製品の可視性が改善されただけでなく、在庫管理能力も向上しました。同時に、サプライチェーンに含まれるお客様やパートナー企業との距離もぐっと狭まりました。シスコのソリューションと業界標準、そして幅広く配備されたIntelのアーキテクチャは、今後も世界市場におけるVtech社の競争力を強化すると確信しています。」と、VTech Telecommunicationsのサプライチェーンおよび物流担当シニア マネージャ、アレックス・クワン(Alex Kwan)氏は述べています。

昨年Vtech 社の試験的参加が開始されて以来、EPCglobal Hong Kong 社の香港EPCnetworkはかなりの前進を見せています。香港EPCnetworkイニシアチブは、共通の標準ベースのデータ交換システムを導入して、製造業者、物流企業、小売企業間で簡単かつセキュアなリアルタイム通信を可能にすることで、汎珠江デルタ経済圏(PPRD : Pan Pearl River Delta)におけるサプライチェーンのエンドツーエンドの可視性を実現しようというものです。EPCnetworkイニシアチブを通じて、PPRDの製造業者および物流企業は、世界中の小売業者との取引関係を強化することが期待できます。

このエキサイティングな動向について、GS1 Hong KongおよびEPCglobal Hong Kongのチーフ エグゼクティブであるアンナ・リン(Anna Lin)女史は次のようにコメントしています。「香港EPCnetworkに世界をリードする製造会社であるVTech社が参加したことを大変嬉しく思います。VTech社の試験的参加は、香港や汎珠江デルタ経済圏を拠点とする企業が、サプライチェーンに関するデータを世界規模の取引先とリアルタイムで共有し、交換する際の規範モデルとなるでしょう。Intelとシスコが、サプライチェーン情報の可視性の実現を目指す香港EPCnetworkのプロジェクトに、継続的に技術サポートを提供してくださることを大変嬉く思っております。ほかの試験的ユーザでも導入が成功すれば、EPC/RFIDの活用について価値ある提案を行なうことができると信じています。」

Cisco AON for RFIDとCisco Services for RFIDから構成されるこのRFIDソリューションは、Intel® Xeon® ベースのサーバやRFIDリーダー、PCなど、Intelの技術を使って実現されたプラットフォームに基づいています。このソリューションは、VTech社とウォルマートのRFIDシステムを接続する、インテリジェントな統合RFID機能を提供します。香港EPCnetworkプロジェクトにより、VTech社は、次世代型のRFID技術を利用して、同社の通信関連製品をトンコワンの工場からアメリカにあるウォルマートの配送センターまで追跡できるようになります。EPCベースのRFIDタグとリーダー、そして標準ベースのデータ交換システム、つまり、「EPC Information Service」を利用することで、VTech社は、倉庫効率とグローバルなサプライチェーンの可視性を強化する、テクノロジー インフラストラクチャを獲得することができます。これまで、中国の製造業者と世界各国の小売業者とは、電子データ交換システム(EDI)か、最悪の場合は電話とファックスを使って情報をやりとりしていました。

「PPRDは、世界でもっとも重要な製造中心地の1つです。主要な小売業者との関係を強化し、ビジネスを拡大させるため、この地域の企業、製造業者はRFID化の波に乗る必要があるのです。VTech社の香港EPCnetworkプロジェクトへの試験的参加は、RFIDのような技術を導入して自ら変換を図ろうとするこの地域の製造業者の傾向を証明しています。シスコは、EPCglobal Hong KongのEPCnetworkイニシアチブをサポートすることで、PPRD経済圏の製造業者が競争力を強化し、多数の異なるフィールドで優位性を維持するためのお手伝いができることを光栄に思います」と、シスコシステムズ サウスチャイナの専務取締役であるフレディ・チャン(Fredy Cheung)は述べています。

「シスコは、VTech社のようなトップメーカーがRFIDを導入するためのお手伝いができることを嬉しく思います。当社の参加は、製造業を含むさまざまなセクタの企業による最新技術のよりよい活用をサポートするという、シスコのコミットメントを裏付けるものです。」と、シスコのリテール コンシューマ製品販売担当副社長であり、EPCglobal Inc.の理事会のメンバーでもあるモフセン・モアザミ(Mohsen Moazami)はコメントしています。「RFIDは、それが提供するメリットが大きいことから、大いに勢いを増してきています。RFIDのもたらすメリットには、サプライチェーンのエンドツーエンドでの可視性や、ビジネス フローの改善、作業効率の強化も含まれます。シスコのRFIDソリューションは、VTech社のように、成長するRFIDコミュニティに簡単かつコスト効率よく参入しようとするお客様にパワーを与えます」

「Intelは、PPRDがグローバルなデジタル サプライチェーンの発展に果たす重要な役割を理解しています。」と、Intel Asia Pacific社のカスタマー ソリューション グループ代表であるマリア・クウォク(Maria Kwok)女史は述べています。「Intelの半導体は、広範囲に分散した取引相手とのデータのやりとりに、標準ベースのバックボーンを提供します。Intelは、シスコやGS1HKと協力してその導入を加速し、世界でもっとも活発な港の1つであり、重要な物流拠点である香港の地位を維持します」

「Intelとシスコは協力して、サプライヤや小売業者、物流業者に、RFIDを使ったリアルタイム モニタリングの恩恵をもたらすEPCglobal Hong KongのEPCnetworkイニチアチブをサポートするとともに、、導入が容易なパッケージ ソリューションによって、サプライチェーンに含まれるさまざまな業者にRFID採用を促します。VTech社の香港EPCnetworkイニシアチブへの参加は、デジタル サプライチェーンに関するIntelのビジョンと一致します」と、Intelのリテール コンシューマ向けパッケージ製品部門グローバル インダストリー担当マネージャ、ジョン・スタイン(Jon Stine)氏は述べています。

シスコとIntelはこれからも、香港でのイニシアチブをはじめ、EPCglobalのさまざまなイニシアチブをサポートします。たとえば、両社とも、EPCglobal Hong Kongが本日発表したEPCglobal Industry Support Program(EISP)に貢献しています。EISPの狙いは、香港の製造業者や製品サプライヤにコスト効率のよいソリューションを提供して、RFIDの採用を推進することです。

VTech社について

VTech社は、有線電話およびコードレス電話の世界有数のサプライヤの1つであり、eラーニング製品の主要サプライヤでもあります。VTech社にはまた、契約製造サービスについても非常に多くの需要が寄せられています。1976年に設立されたこのグループのミッションは、革新的で高品質な消費者向け電化製品においてもっともコスト効率のよい設計業者および製造業者となり、これらの製品をもっともコスト効率のよい方法で世界中の市場で販売することです。VTech社とその製品についての詳細は、www.vtech.comをご参照ください。

EPCglobal Hong Kongについて

EPCglobal Hong Kongは、世界中のあらゆる企業のサプライチェーンにおけるリアルタイムの自動情報認証の標準となるEPCglobal Network™ の創設とサポートを目的に、GS1 Hong Kongの後援で設立された非営利事業体です。EPCglobal Hong Kongは、EPCglobal Inc.の地域メンバー団体で、香港のEPC幹事メンバーを任命する権限を授けられた唯一の組織です。香港特別行政区政府の科学技術庁(ITC)の後援により、EPCglobal Hong Kongは、広東香港技術協力積み立て方式(Guangdong-Hong Kong Technology Cooperation Funding Scheme)に基づき、EPCglobal Network規格をベースとしたEPCネットワーク インフラストラクチャを構築して、香港および汎珠江デルタ経済圏の企業向けにエンドツーエンドのサプライチェーン ビジビリティを確立するためのイニチアチブを立ち上げました。EPCglobal Hong Kongについて詳しくは、www.epcglobal.org.hkをご参照ください。

シスコとIntelの戦略アライアンスについて

この協業は、技術およびマーケティングのさまざまなイニシアチブでの協業を約束したシスコとIntelの間で継続中の戦略アライアンスの拡張です。これらの協業には、RFIDのほか、Business Class Wireless Suiteとセキュリティ ソリューションの企業顧客への提供が含まれます。シスコとIntelには、企業の生産性の向上、ネットワーク管理コストの削減に役立つ技術ソリューションを開発して市場に提供するという共通の目標があります。シスコとIntelはともに、グローバル ビジネスのテクノロジー リーダーとして、今日、この新しいコンピューティングおよびネットワーキング モデルの恩恵を幅広く普及させて、世界中の企業や産業の変革をサポートしています。詳しくは、www.ciscointelalliance.comをご参照ください。

Intelについて

半導体イノベーションの世界的リーダーであるIntelは、人々の仕事や生活をよりよいものにしていくために、技術、製品、およびイニシアチブの開発に努めています。詳しくは名前www.intel.com/pressroomをご参照ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

# # #

Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

▲Return to Top

お問い合わせ