ワールドニュース

米国ニュース


TietoEnator 社、Cisco Multiservice Optical Networking ソリューションを使い
データ・ストレージ・メインフレーム接続のマネージド サービスを提供

北欧 IT サービス企業がネットワーク サービス仮想化に向けてCisco Data Centre Network アーキテクチャを導入

2006 年 3 月 2 日、フィンランド・ヘルシンキ発
シスコシステムズは本日、TietoEnator 社が Cisco ONS 15454 Multiservice Transport Platform(MSTP)リリース 7.0 を用いた高密度波長分割多重(DWDM: Dense Wave Division Multiplexing)をベースに光接続のマネージド マルチサービスを開始すると発表しました。ソフトウェアとシスコ ソリューションの再構成可能な光挿入分岐多重化(ROADM: Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexing)機能を利用することで、TietoEnator では、新しい高速カスタマー サイト接続の速やかな提供開始を目指しています。シスコは、同社の光ネットワーク インフラストラクチャ導入を IBM 社と協力して進めています。

第一段階として、Cisco Data Centre Network Architecture の 1 コンポーネントとなる Cisco ONS 15454 を導入し、フィンランド国内 4ヶ所にある TietoEnator のデータセンターの基盤を構築する予定です。

TietoEnator のグローバル オペレーション担当ディレクターであるテロ・アホカス(Tero Ahokas)氏はこう話します。「既存クライアントに向けた新サイトの開設や DWDM ネットワークへの新規クライアントの追加を、サービスを中断することなく行えることが、Cisco ONS 15454 の ROADM 機能を採用することにした決め手の 1 つです。また、新しい 10Gbit/s Data Muxponder を使うことで、個々のクライアントのデータやストレージおよびメインフレーム トラフィックを単一チャネルに集約することができ、必要なインターフェイス カードの数が大幅に削減されると同時に、市場投入までの時間が短縮されます」

ROADM 機能を搭載したデータセンター光ファイバ ネットワークがフィンランドに完成

シスコの ROADM 技術では、平面光波集積回路(IPLC: Integrated Planar Lightwave Circuit)ベースの技術が採用されており、あらゆる ROADM 対応ノードにおける全波長の柔軟なアド、ドロップ、またはパススルーを可能にします。シスコのインテリジェントな DWDM ソリューションによって TietoEnator では、ネットワーク保守の簡素化ならびにクライアントへのサービス提供の加速化が見込まれます。

また、Cisco ONS 15454 を使うことで、ギガビット イーサネットやファイバ チャネル、およびメインフレーム 接続技術(FICON、ESCON、Sysplex)といった複数のトラフィック タイプを 10 Gbit/s の単一波長に集約することも可能です。提供に要する時間が短縮され、複数の予備部品を揃える必要がなくなることから、ネットワークの保守にかかる運用コストが削減されます。

シスコのヨーロッパおよび新興市場部門のデータセンター担当オペレーション ディレクターであるフィル・アンドリュース(Phil Andrews)はこうコメントしています。「企業が『コア vs コンテクスト』の選択を迫られる機会が増えるにつれ、ストレージ管理を外部の専門家に委託するというやり方がポピュラーになりつつあります。しかし、従来方式による DWDM 提供では、クライアントが新たな顧客サイトを光ネットワークに追加したいと望む場合、業務の大幅な遅延を余儀なくされてしまいます」

「光 DWDM 技術の経済性を活かして、SAN 拡張のマネージド サービスと仮想コア データセンターを提供するには、DWDM ネットワークの拡張プロセスを自動化する能力が不可欠であると同時に、新たな光波長を使った新サービスを迅速に追加する必要があります。Cisco ROADM ソリューションはこのような新たな柔軟性と自動化を提供するいっぽうで、ネットワークの高可用性を確保し、『Time to Service Availability(サービス提供までの時間)』を大幅に短縮するというメリットを TietoEnator 社にもたらします」とアンドリュースは言います。

TietoEnator では、仮想化された Cisco Data Centre Network アーキテクチャが単一の統合ファブリックによって複数のクライアントを論理的に分割することから、運用コストの削減を見込んでいます。この新たなビジネス モデルをサポートするために同社では、Cisco MDS 9000 SAN Director と Catalyst 6500 シリーズ スイッチをサーバ ロード バランシング用の Cisco CSS 11500 シリーズ コンテンツ サービス スイッチと共に、ヘルシンキ地域のデータセンター環境に導入しているところです。

TietoEnator 社について

TietoEnator 社は効率的な情報社会の構築に取り組む有力企業であり、ヨーロッパを代表する大手 IT サービス プロバイダーです。デジタル経済分野における顧客の業務運営コンサルティング・開発・ホスティングを専門に手がけ、深い業界専門知識と最新の情報技術に基づいたサービスを提供しています。TietoEnator 社は現在、世界 25ヶ国以上に 1万 5000 人のエキスパートを有しています。詳しくは www.tietoenator.com をご参照ください。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

# # #

Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

▲Return to Top

お問い合わせ