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LippoBank、シスコのストレージ ソリューションでデータの一元化と障害回復プロセスの強化を図る

銀行業務の合理化に貢献する Cisco MDS 9500 マルチレイヤ ディレクタ

2006 年 3 月 9 日、インドネシア・ジャカルタ発

インドネシア初の民間銀行である PT. Bank Lippo, Tbk(以下、LippoBank)では、シスコシステムズ®のストレージ エリア ネットワーク(SAN)ソリューションを使い、ビジネス継続プロセスを強化しています。このソリューションは、ファイバ チャネル ベースの SAN に IP を統合した構成となっており、保管データのネットワーク インフラストラクチャへの接続を可能にします。新しいシステムの導入に伴い、LippoBank ではデータベース管理や障害回復プロセスの改善が進むいっぽうで、コストの削減、スタッフの業務効率向上に成功しました。

LippoBank では、顧客の口座情報、ならびに経営情報システム(MIS)や意思決定支援システム(DSS)、人事データといった社内記録を管理するために複数のストレージシステムとサーバを利用していましたが、このたび、シスコのソリューションを新たに導入しました。増え続ける異種ストレージ デバイスを監視するという技術的課題を抜きにしても、重要・非重要情報が混在した異なるデータプールを管理する上で深刻な問題が出始めていたのです。さらには、昨今関心が高まりつつあるネットワーク セキュリティと共に、常に一番の IT 課題としてあがっていたのが障害回復への取り組みでした。

新たに導入された統合型の SAN ソリューションでは、複数の Cisco®MDS 9506 マルチレイヤ ディレクタが IP リンクを介して接続されており、これによってプロダクション サイトと障害復旧サイト間の同期・非同期のバックアップが可能になります。それぞれのディレクタが、IBM pSeries 570 サーバと xSeries サーバ、zSeries メインフレーム サーバ、および 3590 Tape Drive と IBM Enterprise Storage Server とをつないでいます。Cisco MDS 9506 は、強力な障害回復機能を備えた、スケーラブルな標準ベースのディレクタクラス SAN スイッチです。

顧客の信頼向上

「Cisco SAN にはたいへん満足しています。今では、アクセスも管理も容易に行える、信頼性に優れたデータセンターを持てるようになりました。また、拡張性に優れ、リアルタイムに近いレプリケーション機能を備えていることから、自分たちの手で素早く障害復旧を行うことも可能です。お客様のニーズにすばやく効率的に応えること、それが当行の課題です。強力で管理が容易な IT インフラを持ってすれば、この課題に対応し、サービスレベルを向上させることができると信じています。より堅牢な IT 環境を整えることで、サービスが様々なトランザクション ポイントから簡単に利用できるようになるばかりでなく、お客様の信頼も高まるはずです」と LippoBank の IT グループ責任者、ウェリアント・ハリム(Wellianto Halim)氏は述べています。

シスコシステムズ インドネシアのマネージング ディレクタであるイルファン・セティアプトラ(Irfan Setiaputra)はこう説明します。「LippoBank のような金融サービス分野の企業にとって、ビジネス継続性の確保は最重要課題です。シスコでは 20 年にわたりインターネットおよびネットワーキング ソリューション分野の技術開発を先導してきましたが、その経験をストレージのイノベーションに活かしています。お客様と緊密に話し合いながら開発を行うことにより、ビジネス要件に合ったソリューションが完成するのです」

Multipolar 社によってシスコの SAN ソリューションが導入され、その結果 LippoBank ではストレージ機能が向上すると同時に、不測の事態にも速やかに対処できるようになりました。Fibre Channel-over-IP(FCIP)接続を使うことで、2 台の異なる物理ストレージシステムを 2 つのセキュアなロケーションに設置して、データ複製や高速障害復旧に役立てることが可能です。IT バンキング業界のリーダーとして長年君臨している Multipolar 社に導入を依頼したのは、正しい選択だったと言えます。同社の専門知識と熱意によって、結果的に IT インフラストラクチャがより強固なものとなり、顧客の信頼を重視する企業にとってなくてはならない基盤が完成したのです。

コストの削減と生産性の向上

またこのソリューションは、LippoBank の業務効率と生産性を向上させると同時に、コスト削減にも貢献しています。今では IP 接続によってシステム ユーザと最新情報を共有できるようになり、さらにはユーザがストレージ ネットワークにアクセスする際の選択肢も広がりました。また、ネットワークの信頼性が向上したことで、高コストで制約のある光ファイバの代わりに FCIP を使ってストレージシステムにアクセスできるようになりました。

ほかにも、この SAN ソリューションによってデータ管理の手間が大幅に軽減されました。また顧客側から見ると、MIS、DSS、人事データが 1 つのジュークボックス ディスクにまとめて保管されるようになったことから、データ複製をより簡単かつ確実に行えるというメリットがあります。

LippoBank について

PT. Bank Lippo, Tbk(旧 NV. Bank Perniagaan)は 1948 年にインドネシア初の民間銀行として設立されました。1989 年に PT. Bank Umum Asia との合併を果たしたのに伴い、現在の行名に変更。その後、新規株式公開を行い、ジャカルタ証券取引所とスラバヤ証券取引所に上場しました。詳しくはwww.lippobank.co.id/english をご参照ください。

Multipolar 社について

1975 年創業の PT Multipolar Corp. Tbk は、IT 戦略投資およびトータル ソリューションに関するサービス・製品を提供するインドネシアの大手プロバイダで、金融分野における豊富な経験とコンピテンシーを有しています。2001 年からはハードウェアからソフトウェアまでを網羅したトータル IT ソリューションを提供し、製造、通信、行政、ユーティリティ、流通、および小売業界のコンサルティングにも力を注いでいます。Multipolar 社はインドネシアの IT 企業としてはじめてジャカルタ証券取引所とスラバヤ証券取引所に上場しました(株式コード: MLPL)。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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