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シスコ、Philips Medical Systems、Emergin の 3 社が、心電図と文字による医療警告を医師のもとへ瞬時に届ける Patient Monitoring Solution の開発で協業

Central DuPage Hospital の心電図遠隔測定ユニットで、心臓病患者のモニタリング用ソリューションが活用されています

2006 年 2 月 13 日、米カリフォルニア州サンディエゴ「HIMSS 2006」発

シスコシステムズは本日、医療警告が医師にモバイル通知されるようになった――たとえば、ワイヤレス IP 電話に心電図のアラートが届く、といったように――と発表しました。これによって、医師のすばやく効果的な意思決定が可能になることから、医療の質の向上が期待されます。

医療機器大手の Philips Medical Systems 社ならびにプラグアンドプレイ インテグレーション大手の Emergin 社の技術協力のもと完成した「Cisco Clinical Connection Suite Patient Monitoring」ソリューションによって、医師は、心拍数が記録された心電図データといった医療警告に関するモバイル情報を Cisco Wireless IP Phone 7920 で受け取ることができるようになりました。本日の発表は 2006 年度の Healthcare Information Management and Systems Society(HIMSS)の会場で行われたもので、同展示会においてシスコは、Cisco Clinical Connection Suite をはじめとする医療業界向けの Medical-Grade ネットワーク ソリューション スイートのデモンストレーションを実施しています(シスコ ブース: # 2513)。

Cisco Patient Monitoring ソリューションでは、心電図データが Philips IntelliVue 患者モニタリング システムから Emergin Patient Monitoring Gateway を介して、波形図とテキスト メッセージという形で Cisco Wireless IP Phone 7920 へと送られます。本ソリューションは補助的な警告通知手段として用いられ、看護士や医師が可動性を確保しつつ、重態患者のデータを受け取れるようになっています。医療警告の主要メカニズムはベッド脇のモニターか担当のセントラル ステーションが保持していますが、それとは別に心電図情報を得られることで、スタッフが病床あるいはモニターのあるところにかけつける間にも、診断を行うことが可能です。

米イリノイ州ウィンフィールドにある全米でも有名な医療施設、Central DuPage Hospital(病床数 361 床)では、Cisco-Philips-Emergin Patient Monitoring が看護士の生産性や医療の質の向上に役立てられるいっぽうで、病院のモバイル体制の構築にも貢献しています。Central DuPage Hospital では、38 床の心電図遠隔測定ユニットで同ソリューションを使用しており、緊急警告および心拍数情報が直接、看護士の持つ Cisco Wireless IP Phone 7920 に送られるようになっています。以前は、患者の心拍数に変化があった時点で、遠隔測定技師がポケットべルを使って看護士に連絡し、口頭で異常を知らせるという方法が取られていましたが、現在では異常発生と同時にワイヤレス電話に警告が送られ、実際の心電図も一緒に受け取ることができるようになりました。

Central DuPage Hospital のクオリティ & セーフティ部門担当医療ディレクターであるデビッド・クーク(David Cooke)博士は次のようにコメントしています。「心拍数データを直接目で見て把握できるようになったことから、今では看護スタッフも心拍数診断の輪に加わっています。これによって看護士が瞬時に処置を行うことができるようになり、対応時間の短縮が実現しました。このことは、緊急事態にある心臓病患者にとっては、特に生死に関わる重要なことです。Central DuPage Hospital では先進的なデジタル医療機関を目指して取り組みを続けており、今回の機能導入についても、その延長であるととらえています」

Cisco Clinical Connection Suite は、医師が患者の情報を知り、場所を特定し、優先順位を決定するための 4 種の統合型医療ソリューション――Nurse Call、Patient Monitoring、Location-Based Services、Collaborative Care――から構成されており、迅速かつ高品質な医療を支援します。その結果、病院ではスタッフの生産性が向上すると共に、システム拡張にともなう資本・運用コストが削減され、さらには医療およびサービスの品質が大幅に改善されることになります。 シスコの医療ソリューション部門グローバル リードのケント・グレー(Kent Gray)は次のように述べています。「医療団体がワークフローの自動化に力を注ぐことはなく、パートナー企業に求められるのは、医療提供者の効果と効率の向上を促進するシステムの統合です。Cisco Clinical Connection Suite は、インテリジェントなネットワーキングを提供することで、情報が EKG モニター、IP 電話、または RFID が埋め込まれた車椅子のいずれから発せられたものであろうと、それらを正しい場所の正しい人物に、時間通りに確実に届けます。また、Philips Medical Systems などの世界的大手企業と協力することで、医療および病院スタッフの効率を向上させることができるのです」 Philips Medical Systems の製品マーケティング担当ディレクターであるカーラ・ジョリア(Carla Joliat)氏はこう話します。「患者データを得ることで看護士が可動性と生産性を最高レベルまで高められるようにするために、シスコと共に取り組むことができ、患者モニタリング分野を先導する企業として光栄に思っております。シスコの最新 IP 通信機能が組み込まれた本ソリューションでは、警告情報受信の際のモバイル オプションが提供され、医師の生活が尊重されるようになっています」 シスコの医療ソリューションに関する詳しい情報は www.cisco.com/go/healthcare をご参照ください。

シスコシステムズ社について

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