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TeliaSonera、Nokia とシスコの協力のもとヨーロッパの通信業者ではじめてエンタープライズ企業向けワイヤレス IP テレフォニーのトライアルを実施

2006 年 2 月 15 日、スペイン・バルセロナ「3GSM World Congress」発

TeliaSonera 社がシスコシステムズと Nokia 社の協力のもと、ヨーロッパの通信業者ではじめて、WLAN を使ったエンタープライズ カスタマー向けのワイヤレス IP テレフォニーをトライアル運用します。TeliaSonera では、固定電話からモバイルおよびインターネットベースのサービスに移行する顧客に向けた新サービスで他社をリードすべく、数多くのイニシアティブを展開していますが、今回のトライアルはそれらの一環として実施されるものです。

北欧企業の IT 投資に関する直近の調査によって、IP テレフォニー、すなわちモバイルと固定電話の単一 無線 IP テレフォニー ソリューションへのコンバージェンスは、ますます優先度を増してきているということが明らかになりました。企業がコンバージェンスを望む理由としてあげられるのは、効率の向上、コストの削減、使いやすさなどです。さらに、IP ベースの通信の場合、将来的に社内のテレフォニー システムと IT システムとを 1 つに統合することも可能です。

TeliaSonera の CEO 兼社長であるアンデルス・イーゲル(Anders Igel)氏はこう話しています。「IP テレフォニーは大きな成長が見込まれる分野であり、当社では、モバイルとマネージド IP ボイスの統合ソリューション、およびそのほかの IP ベース通信ソリューションのサービス プロバイダーとして業界をリードしていきたいと望んでいます。TeliaSonera は、あらゆるソリューションに活用できるマネージド サービスの専門知識を有しており、また通信ソリューションのシステム インテグレーターならびに固定/モバイル サービス プロバイダーとして有力な地位を確保しています」

「Nokia とシスコの協力のもと実施される今回のトライアルは、ワイヤレス VoIP の使いやすさをお客様に知ってもらいたいという、TeliaSonera のかつてよりの希望を具現化するものです。ヨーロッパの通信業者としてはじめて、本分野のトライアルにこのような強力なパートナーと共に取り組めますことを、たいへん光栄に思っております。この 2 社と協力して、シンプルさと安全性、品質を徹底的に検証していく所存です」とイーゲル氏は言います。

Nokia のボイス ソリューション担当ジェネラル マネージャーであるヤーコ・オルッコネン(Jaakko Olkkonen)氏は次のようなコメントを寄せています。「IP ベースのモバイル/音声コンバージド サービスは、あらゆるエンタープライズ企業にメリットをもたらすものですが、そのいっぽうで、必ずしもすべての企業がそれに必要なシステムを社内に導入し、運用することを望んでいるわけではありません。実際には、サービス プロバイダーに音声と通信のコンバージェンスをマネージド サービスとして提供してもらいたい、という声が多く聞かれます。自身の専門分野をリードする TeliaSonera がこの考えに賛同し、コンバージェンスのメリットをお客様に提供すべく、Nokia とシスコと共に確かな第 1 歩を踏み出したことは、誠に喜ばしいかぎりです」

また、シスコのワールドワイド モビリティ パートナーシップ担当ディレクターのマームード・ダスラー(Mahmoud Dasser)はこう指摘します。「エンタープライズ ユーザの約 22 % が自分のデスクからモバイル通話を行っています。つまり、ほとんどの企業の CIO(最高情報責任者)は、シスコの統合型ワイヤレス LAN および携帯ネットワーク上でのシームレスな運用を可能にするワイヤレス IP 電話によって、直接のメリットを得ることができるのです。シスコと Nokia の Enterprise Mobility Solution はエンタープライズ企業の生産性と即応性の向上を促進するものであり、また TeliaSonera は北欧およびバルト諸国にこのソリューションを提供するための専門知識とサービスを有しています。今回 TeliaSonera がトライアルを実施することで、ビジネス コミュニケーションがより効率的で管理しやすく、かつコスト効率に優れたものとなり、結果、真のモバイル エンタープライズの誕生へとつながることでしょう」

シスコと Nokia のエンタープライズ企業向けワイヤレス IP テレフォニー ソリューションを使うことで、ユーザは、コストを抑えつつ、業務を完全にモバイル化することが可能になります。オフィス内での電話には会社の IP/WLAN ネットワークを使い、外出先では短縮ダイヤルやカレンダー、アドレス帳といった機能はそのままに、モバイル ネットワークで通話をすることができます。

トライアルでは、技術の機能性と有用性、WLAN インフラストラクチャ、WLAN とモバイル/IP ネットワークの変換、およびさまざまな環境下での安全性と音声品質について評価を行う予定です。

今回 Nokia とシスコと共同で実施するパイロット トライアルが示しているように、TeliaSonera では顧客の効率向上を目指し、自社のアプリケーションにさまざまな技術を統合するという取り組みを以前より行ってきました。また同社では、デンマークとスウェーデンの一般ユーザに向け、UMA 技術を用いたワイヤレス VoIP ソリューションのトライアルを平行して進めています。プラットフォームに依存しないワイヤレス ブロードバンド アクセス用のサービス「Connect」もまた、顧客により簡便な使い勝手を提供するという TeliaSonera の取り組みの 1 つです。

TeliaSonera 社について

TeliaSonera 社は北欧およびバルト諸国の通信事業をリードする大手オペレーターです。2005 年 12 月末時点で、TeliaSonera 社の携帯電話加入者数は 1914 万6000(関連会社も含めると 6988 万 7000)、固定電話加入者数は 706 万 4000(同 768 万 8000)、インターネット利用者数は 226 万 3000(同 233 万 1000)でした。また同社は、国内市場のみならず、ロシア、トルコ、ユーラシア地域の成長市場にも強い関心を持っています。TeliaSonera 社はストックホルム証券取引所とヘルシンキ証券取引所に上場しており、2005 年 1~12 月期の純売上高は 877 億スウェーデン・クローネ、また社員数は 2 万 8175 名となっています。

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本プレスリリースにおける将来的な性能およびそのほかのトレンド予測といった将来の動向に関する記述は、すべて見通し情報です。見通し情報は、将来において発生する出来事や状況に依存するものであることから、本質的にリスクと不確実性を伴います。TeliaSonera 社の制御範囲外の様々な事態が起こりうるため、見通し情報で議論されたものと実際の結果とが異なる場合もあります。

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