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シスコ、Intel、Oracle の 3 社が、医療情報技術を使ったメディカル情報の共有・交換の促進を目指しコンソーシアムを結成

ハイテク企業とカリフォルニア最大の医療団体および IPA が共同で Pay-for-Performance プログラムの普及に乗り出します

2006 年 1 月 31 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズ、Intel Corporation(以下、Intel)、Oracle の 3 社は本日、大手テクノロジー企業と、医療団体、独立開業医組合(IPA)からなるコンソーシアムを結成し、テクノロジーを情報の共有および医療の向上のために利用している医師に対して報奨金を支払うことにすると発表しました。この「Silicon Valley Pay-for-Performance Consortium」は、企業の主導によって数千人の社員と医療提供者が一致団結し、医療の質の向上という 1 つの目標に向かってともに働くという、独自の性質を持ったコンソーシアムです。

Silicon Valley Pay-for-Performance Consortium は、シスコ、Intel、Oracle の 3 社のほか、Camino Medical Group、Kaiser Permanente、Palo Alto Medical Foundation、San Jose Medical Group、Santa Clara County IPA、Santa Cruz Medical Foundation、Stanford Hospital and Clinics といったカリフォルニア州北部の大手医療団体と IPA によって組織されています。

重要な患者記録を安全にやり取りするために医療情報技術の導入を促進するという目的のもと、今回このコンソーシアムが設立されました。正確でかつ最新の患者情報にアクセスすることは、今日の医療にとって欠かせない要素です。誤診や、禁忌処方、重複検査、およびほかの障害の併発といった問題は、医師が最新の情報を手にしなかったことが原因で起こる場合が多いのです。

「最終的には、経営者と医師が協力して医療の質と安全の向上に努める以外ありません」と、医学博士でありシスコのヘルスケア インターネット ビジネス ソリューション グループ担当副社長兼コーポレート メディカル ディレクターであるジェフリー・リドー(Jeffrey Rideout)は言います。「患者の情報やデータ、および投薬や治療の結果を提供するシステムを構築することは、医師が最良の決定を下すための一助となることでしょう」

コンソーシアムでは、最初のイニシアティブとして National Committee for Quality Assurance(NCQA)の Physician Practice Connections(PPC)を使った「Pay-for-Performanc」プログラムを導入する予定です。PPC はすでにいくつかの州の Bridges to Excellence プログラムで使われており、医療の質の向上のために順序立ったプロセスと医療情報技術を採用している医療行為が PPC 国内標準として認定されるようになっています。

コンソーシアムでは、プロセスやテクノロジーの利用に対する報酬制度を確立することで、電子医療記録への移行と自動意思決定支援ツールの使用を促進したいと考えています。これらのツールを使うことによって医師は、最新の科学や医療、および家族歴を考慮したうえで、患者にとって最適の治療法を決定できるようになります。

「正しい電子記録に基づいた診療は、そうでないものよりも効果的ですし、間違いも少なくてすみます」と NCQA の代表を務めるマーガレット E. オケーン(Margaret E. O'Kane)氏は言います。「それに効率の問題もあります。しっかりとした情報サポートを持っている医師は、スミスさんには X と Y のどちらの薬が合っているかを見極めるために長い時間をかけて病歴を調べ上げる必要はありません。最初からわかっているのですから」

参加団体がコンソーシアムの結成に踏み切ったのは、それぞれが「医療の向上のために情報共有を促進する」という共通の目標を持っていることがわかったからです。各団体は緊密に協力しあい、Pay-for-Performance プログラムに参加する医師に報酬を支払う際のメトリクスを制定しました。報奨金は、科学的根拠に基づいた医療、医療管理、および患者教育の 3 つの主要カテゴリーでの評価を基に算定され、はじめのうちはシスコと Intel、Oracle の 3 社が予算を負担します。

Pay-for-Performance プログラムの普及は米保健社会福祉省の国家優先課題に指定されています。また、普及にともない、IT 導入による医療の質の向上を目指す数々のイニシアティブが活発化してきています。アメリカ国内におけるプログラム数は 2003 年以来 3 倍に増え、今では 100 個を突破しました。シスコ、Intel、および Oracle が現在のコンソーシアム メンバーである医療団体や IPA に注目したのは、カリフォルニア州北部に在住する 3 社の社員の多くがこれらの団体を利用していたからでした。3 社は、社員に重きを置いたこのコンソーシアムをさらに拡大していきたいと考えています。同コンソーシアムは、技術的な中立性と標準に基づいた活動を行い、プロバイダーの技術を導入することはいっさいありません。

Intel について

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