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大学内でいつでもどこからでもネットワークにアクセス

アメリカ各地の高等教育機関がシスコのワイヤレス ネットワーキング ソリューションを採用、キャンパスにおけるオープンな情報アクセスが拡大しています

2005 年 11 月 17 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズは本日、パーデュ大学、ウィスコンシン大学、ウィリアム & メアリー大学に大規模ワイヤレス LAN を導入することを発表、高等教育機関におけるワイヤレス トレンドの高まりが明らかになりました。

教員やスタッフ、学生、ゲストにメリットをもたらすブロードバンドのワイヤレス ネットワークの導入が、大小の大学において進められています。「壁のないキャンパス(campuses without walls)」を望む声が高まる中、シスコでは先ごろ、高等教育機関における、学生中心の、世界を意識した、21 世紀型の教育環境への移行を支援する 3 段階の「Cisco Connected Learning」構想を発表しました。教育、学習、および管理環境にワイヤレスを導入することでコネクティッド ラーニング キャンパスへの移行を進めている大学には、ほかにもプレーリー ビュー A & M 大学、デューク大学、ウェイク フォレスト大学などがあります。

「大学キャンパスにワイヤレス ネットワークを導入することで、時間やリソースの有効利用が促進され、教授と学生、および学生グループ同士で活発にリアルタイム通信を行うことができるようになります。多くの学生がノート型コンピュータや携帯端末を使って、学生記録から Web ベースの共同プロジェクトや講義内容まで、さまざまな情報にアクセスするようになってきました。シスコでは、今後あらゆる規模の大学にブロードバンドが導入されていくだろうと予想しています」とシスコシステムズのワイヤレス ネットワーキング ビジネスユニットのマーケティング担当上級ディレクター、アラン・コーエン(Alan Cohen)は述べています。

パーデュ大学

インディアナ州ウェストラフィエットにあるパーデュ大学では、学生と教員がキャンパス全域でワイヤレス ネットワークにアクセスできる環境を整えるためのプランを実施。3 万 8000 人以上いる学生の大半がワイヤレス LAN 対応のノート型コンピュータを使用しており、また学校や学部による小規模ワイヤレス ネットワークの導入が進んでいることから、パーデュ大では一般的なセキュリティモデルを提供し、一括管理が可能な、大学全域を網羅するワイヤレス ネットワークの必要性を認識していました。同大学の情報技術部門は、シスコのワイヤレス ネットワーキング機器をベースにキャンパスワイドのワイヤレス ネットワーク「Purdue Air Link(PAL)」を構築。これによって、すべての教員、スタッフ、学生が、教材をはじめとするあらゆる Web ベースのリソースに有線接続なしでアクセスできるようになりました。

「あらゆるワイヤレス対応デバイスから、いつでもどこからでも教育用および研究用の素材にアクセスできる。それが、私たちが PAL に望むことです。シスコから提供してもらったワイヤレス ソリューションはアップグレードが可能で、また経済的にも申し分のないものでした。このソリューションの選択が正しかったことが証明されたのは、旧来の技術標準への対応を確保したまま、PAL を新技術に対応できるようにアップグレードしたときのことです」とパーデュ大学の情報技術担当副社長兼 CIO(最高情報責任者)のジェームズ・ボッタム(James Bottum)氏は語っています。

パーデュ大学は、教室や事務室のほか、寄宿舎や図書館、公共施設(Purdue Memorial Union など)といった学生が集中する場所を含むキャンパス内の 140 の建物すべてに約 1300 台の Cisco Aironet 1200 アクセス ポイントを導入しました。2 万人以上の学生がワイヤレス デバイスをキャンパスに携帯しており、ワイヤレス ネットワークに接続する来校者の数は数万人にのぼります。ネットワーク接続の安全確保のために、利用者はログイン番号とパスワードを入力して認証を受けるようになっています。

Purdue Memorial Union など人が多く集まる場所では、ワイヤレス コンピュータを使って、リモートサーバから教材やソフトウェア アプリケーションにアクセスすることができます。またグループ発表の準備のために学生同士で集まる場合には、ラップトップを使ってそれぞれの割り当て分を同時に処理することも可能です。また教師は、ミーティングや授業の合間にオフィスに戻ることなく、ラップトップを使って仕事を継続できることから、生産性が向上します。

さらにパーデュ大学は、自校のワイヤレス ネットワークをロスアデ スタジアムまで拡張し、スポーツイベントに集まった観客やメディアがワイヤレス デバイスを使って電子「インフォテインメント」にオンデマンドでアクセスできるようにしました。最新の資料、選手とコーチの経歴、試合のスコア、およびプレイ直後のビデオ再生などを見ることが可能です。

ウィスコンシン大学(ウィスコンシン州マディソン)

ウィスコンシン大学では、4 万 1500 人の学生と 3800 人の教員、および約 7500 人のスタッフという大規模かつ多様な構成メンバーが施設を利用しています。約 380 万平方メートルの敷地に 180 以上の建物が点在しています。同大学の Division of Information Technology(DoIT)では、キャンパス内にユビキタス環境を整えるために、今年のはじめにワイヤレス ネットワークの導入を開始しました。

「このイニシアティブを開始するまでは、ワイヤレスを使える場所はキャンパス内に無秩序に点在していました。シスコのワイヤレス アクセス ポイントを用いた DoIT イニシアティブによって、キャンパス全域に擬似ユビキタス ワイヤレス環境が整備され、学部ごとの小規模なワイヤレス ネットワークに代わり、一元管理されたセキュアなワイヤレス ネットワークが構築されることになります。シスコのワイヤレス インフラストラクチャならば、キャンパスにおける学習経験を改善し、大学を訪れるゲストにもワイヤレス アクセスを提供することが可能です」とウィスコンシン大学 CIO のアニー・シュトゥンデン(Annie Stunden)氏は説明します。

合計 2200 台の Cisco Aironet アクセスポイント(AP)を 9カ月以内に導入するという計画のもと、ウィスコンシン大学では図書館や学生会館、集会場などの共有スペースをはじめとするキャンパス内建物への Cisco Aironet® 1200 シリーズ AP の導入を開始。現在までに 400 台の設置が完了しました。DoIT によると、教員およびスタッフの 30 %、学生の 40 %ほどがすでに新しいワイヤレス ネットワークを使いはじめており、利用者数は徐々に増加しているということです。

学生は、このワイヤレス ネットワークを使って大学のポータルサイト――授業料支払い記録や、時間割、電子メール、カレンダーなどから構成される専用のウィンドウにアクセスできるようになっています――に接続するなど、あらゆるネットワーク サービスにいつでもどこからでもアクセスすることができます。また、授業管理システム「Learn@UW」を使えば、教員と学生が時と場所を選ばず、スケジュール調整、電子メールの送受、カリキュラムや時間割の掲載およびアクセスなどをオンラインで行うことが可能になります。

ウィリアム & メアリー大学

アメリカ第 2 の歴史を誇るウィリアム&メアリー大学は、国内でもっとも権威ある小規模公立大学でもあります。新入生の 80 %以上がノート型コンピュータをキャンパスに携帯しており、また大学側でもすべての学生にノートパソコンの利用を求める取り組みを進めていることから、ウィリアム & メアリー大ではワイヤレス ネットワークの整備を早急に進める必要がありました。

同大学では、4500 人の学部生が居住する寄宿舎や校舎など、キャンパス全域の建物に約 1000 台の Cisco Aironet® 1000 シリーズ軽量アクセスポイントを設置する作業を進めており、今年中にはワイヤレス ネットワーク環境が整う予定です。

「教師と生徒が 1 対 1 で向き合う、個別の教育体制を確立したいと考えています。いっぽうで、すべての学生がノートパソコンを使用できる環境を整えるという当校のもうひとつの望みが、安全性に優れたワイヤレス ネットワークによって現実のものとなれば、管理プロセスの効率化と学習経験の向上が促進されることでしょう。ワイヤレス ノートパソコンをどのように授業に組み込むかは、教師の判断にまかせています」とウィリアム&メアリー大学の CIO、コートニー・カーペンター(Courtney Carpenter)氏は説明します。

学生は、ワイヤレス ネットワークを使って大学のポータルサイト「myWM」にアクセスし、授業の登録や、学資援助の申し込み、大学の電子メールへのアクセスを自由に行うことができます。また、授業管理システムを利用すれば、時間割や教材を入手したり、クラスメイトや教授と連絡を取りあったりすることも可能です。

シスコの教育プログラムについては www.cisco.com/go/education で詳しく説明しています。また、シスコのワイヤレス ソリューションについてお知りになりたい方は www.cisco.com/go/wireless にアクセスしてください。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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