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シスコ、次なる新興技術である IP Interoperability and Collaboration System(Cisco IPICS)をヨーロッパではじめて公開

Schiphol Telematics の初期現地トライアルで、安全性、セキュリティ、およびリアルタイム運用向けとして使用される次世代通信機能についてが明らかになります

2005 年 11 月 15 日、オランダ アムステルダム発
Schiphol Telematics 社は本日、シスコの新技術 IP Interoperability and Collaboration System(Cisco IPICS) をヨーロッパではじめて公開しました。Cisco IPICS は、複数の Push-to-Talk(PTT)無線システムと、音声、ビデオ、およびデータ デバイスといったほかの通信リソースとの統合を容易にするための通信システムです。

Cisco IPICS の次世代機能は、有線/無線のネットワークにおける日々の業務、安全性、セキュリティ、危機管理などのシナリオに組織が柔軟に対応できるように設計されています。

Schiphol Telematics は Schiphol Airport Authority 認定の通信会社であり、ヨーロッパで最初に Cisco IPICS の Early Field Trial(EFT : 初期現地トライアル)を実施する企業の 1 社です。

「アムステルダム スキポール空港を拠点として企業にサービスを提供するプロバイダーとして、当社では単なる接続性以上のものをお客様にお届けすることを重要視しています。Cisco IPICS 技術のようなソリューションを取り入れることで、統合型の通信およびコラボレーションに向けたインテリジェント ネットワークの提供が可能になります。Cisco IPICS 技術の初期現地トライアル においての当社の目標は、Cisco IPICS によってどのように業務が改善され、要件に沿ったサービスの開発が実現するのかをお客様に示すことです」と Schiphol Telematicsの CEO であるラス・ラルミー(Ras Lalmy)氏は説明します。

シスコシステムズは Cisco IPICS 技術の最新機能を実演し、これらが自社にとって重要な新興技術分野となることを説明しました。

シスコが開発したシステムベースのアプローチは、基本的に、業務効率を向上させ、組織の意思決定と危機管理およびセキュリティ管理を簡素化させるためのものです。Cisco IPICS の機能のメリットを享受することが可能な組織としては、エンタープライズのほか、運送、小売、金融、公安、防衛といった分野のグループがあげられます。

「消防や警察、軍隊、空港などでは、今のところ、分離した環境で共通の手法やルールに沿って通信を行っています。共通のアプローチと知識で真に行動的な相互運用性を実現できる通信方法に移行すべく、それぞれが取り組んでいるところです。ソリューションはあるにはありますが、導入するには旧来の製品と運用手順を抜本的に変えなければなりません。既存のシステムと手順を使い、段階を踏んで導入できるソリューションがあれば、変更に対する抵抗やリスクを軽減することができるでしょう」と Frost & Sullivan 社のシニアコンサルタント、ヨハン・オルサンゲル(Johan Orsingher)氏は分析します。

「効果的な通信とコラボレーションは、企業運営および危機管理にとって欠かせない要素です。異なるリソースを仮想化し、時間やユーザの役割ならびに責任といった要因に基づき、インテリジェントな決定を下すことによって、企業にメリットがもたらされます。たとえば空港や病院、銀行などを見てみると、必要とされているのは、あらゆるタイプの情報の流れを管理し、複数のネットワークおよび組織間で協調しあい、全体的な運用効率を向上させるための機能です」とシスコシステムズ ヨーロッパおよび新興市場の公共部門担当副社長、イヴォン・ル・ルー(Yvon Le Roux)は述べています。

価値ある接続を実現

組織や公共機関の多くは、日々の業務のほとんどを Land Mobile Radio(LMR)ネットワークの Push-to-Talk(PTT)通信システムに頼っています。多くの場合、これらのネットワークは孤立しており、ほかのワイヤレス、音声、およびデータ ネットワークと協調して動作することはありません。 Cisco IPICS 技術を使えば、専用および標準ベースの 2 種類の PTT を相互間のみならず、アナログ電話やその他のIP ベースのワイヤード/ワイヤレス デバイス(携帯電話、Wi-Fi ラップトップ、PDA、IP 電話など)とも相互運用させることが可能です。

適用範囲を広げつつコストをコントロール

多くの組織が、予算、時間、およびリソースを PTT 無線のために費やしています。Cisco IPICS 技術では、既存の無線/通信機器を移動したり、それまでの手法を変えたりすることなく、PTT の適用範囲を新しい通信システムまで広げることが可能です。Cisco IPICS 技術を使って異なる無線ネットワークを統合するという今回の試みは、シスコの異種ネットワーク接続の歴史に裏打ちされたものであり、最新の IP 進化を示しています。

Cisco IPICS 技術のキーコンポーネントは以下のとおりです。
  • Cisco IPICS サーバ ハードウェア
  • Cisco IPICS サーバ ソフトウェア
  • Cisco IPICS Push-to-Talk Management Center (PMC) アプリケーション、IPICS Voice over IP XML サービス
インテリジェント インフォメーション ネットワークの進化

2003 年、シスコはインテリジェント インフォメーション ネットワークの開発に向けた 3 ~ 5 年のビジョンを発表しました。第 1 フェーズでネットワーク システムにおけるビデオ、音声、データの統合が行われ、第 2 フェーズでは、それにネットワーク、ストレージ、サーバ、およびセキュリティの仮想化サービスが加わりました。そして第 3 フェーズでシスコは、通信に新たな役割と、形態、様式をもたらすインテリジェント アプリケーションベースのネットワーキング システムの構築に取り組んでいます。Cisco IPICS 技術の発表は、シスコの活動の進展を示すものと言えるでしょう。

出荷状況

Cisco IPICS 技術のキーコンポーネントは、現在のところアメリカとヨーロッパでのみ販売されていますが、半年から 1 年のうちに Cisco Advanced Services の完全サポート付きで全世界に向けた出荷が開始される予定です。Cisco IPICS 技術に関する詳しい情報は www.cisco.com/go/IPICS をご参照ください。

Schiphol Telematics について

Schiphol Telematics は、Schiphol Group と Royal KPN との共同出資による合弁企業です。空港を拠点とした独立系通信会社として、情報通信技術に基づいた事業を展開しています。

Frost & Sullivan について

世界的なコンサルティング会社である Frost & Sullivan は、40 年以上にわたりクライアントの革新的な戦略開発をサポートしてきました。成長コンサルティング、成長パートナーシップ サービス、商機を認識・創出するためのマネージメント トレーニングなどを専門に手がけています。独自のグローバルな視点を反映し、市場、技術、計量経済学、および人口統計に関する継続的な分析を組み合わせた、全業界向けのサポートを提供することによって、ビジネスウィーク誌が選ぶ「グローバル 1000」企業や、新興企業、投資界をはじめとする幅広い顧客層の獲得に成功しています。詳しくは www.frost.com をご参照ください。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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