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高度なセキュリティを備えた、エンド ツー エンドの統合型アプリケーションの加速および配信の新基準となる、シスコの Application Velocity System(AVS) および Wide-area Application Engine(WAE)

シスコのソリューションが、支社およびデータセンターを横断したエンド ツー エンドのアプリケーション ネットワーキングを実現

2005 年 10 月 13 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズは本日、アプリケーションの最適化、インフラストラクチャ統合の簡易化、およびエンドユーザーの生産性向上を目的とした、データセンターと支社オフィス向けの新ソリューションの発売を発表しました。このソリューションにより、リモート ユーザーも、WAN 上で LAN 並みのアプリケーション応答時間を得られるようになります。

この新製品は、データセンターでのアプリケーション加速、セキュリティ、監視を実現するアプライアンスが揃った「Cisco Application Velocity System(AVS)」、および支社オフィスにおけるアプリケーションの配信加速、ならびにファイルおよびリッチメディアへのアクセスを可能にするアプライアンスのセット「Cisco Wide-area Application Engine(WAE)」の 2 つで構成されています。これら製品は、各拠点間の相互運用を実現することにより、リソースの統合を行う際や、ネットワークおよびアプリケーションの中央管理を行う際につきものの、性能および生産性に関する問題を IT 組織が克服できるようにすることを目的としており、アプリケーションとネットワークの間の仲介役(メディエーター)として機能いたします。

株式非公開企業としては米国でトップ 30 にランクされ、2004 年の売上高は 460 億ドル以上を記録し、中西部の 7 つの州で 200 以上の小売店を運営している、Hy-Vee 社では、 Cisco AVS のベースとなった、FineGround 社の技術を 3 年以上にわたって利用しています。FineGroundは今年の 6 月、シスコによって買収されました。

「Hy-Vee は、3 年にわたって、FineGround の“Condenser”製品(現在のCisco AVS)と当社の“Plumtree”ポータルを組み合わせて使い、素晴らしい成果を挙げていました。この技術を使って、当社の“Hy-VeeNet”ポータルをWAN を介してより迅速に配信できるようにすることで、HTML トラフィックを 90 パーセント程度軽減できますし、フレームリレー帯域幅の利用率も全体で 40 パーセント程度削減できます。その結果、ページ配信の高速化によって全体的なエクスペリエンスが向上するという効果をユーザーにもたらすだけでなく、店舗で高速のフレームリレー接続を行う必要がなくなりますので、費用の削減にもつながります」と Hy-Veeのシステム アナリスト、ブラッド・スタイブ(Brad Styve)氏は話しています。

英国政府全額出資の株式会社で、年間売り上げ 80 億ポンド、社員数 20 万人以上を誇る、Royal Mail Group 社も、 Cisco AVS で素晴らしい成果を挙げています。同社は毎日、8,200 万通の郵便物を集配し、2,700 万戸に配達していますが、この製品を使うようになって、カスタマー向け Web アプリケーションの高速化が可能になっています。

「 Cisco AVS ソリューションの導入により、外部向け Web アプリケーションのパフォーマンスが平均的に向上しています。当社の目的は、サービスに対するお客様の意見が反映された外部向け Web サイトを通じて、カスタマー エクスペリエンスを提供することにあります。その目的を達成するために、シスコのアプリケーション加速機能がソリューションのなかで重要な役割を果たしています」と、Royal Mail UK の eビジネス技術マネージャーのシャンカラダス・サルマナンサール(Tharmananthar)氏は話しています。

精密測定装置と環境サービスの世界的なサプライアで、全世界に 800 名以上の社員がいるTSI 社は、英国の施設に Cisco WAE を WAFS ソリューションとともに配備し、米国の本社とやりとりするアプリケーション トラフィックの高速化を図っています。TSI では、今後数カ月以内に、ヨーロッパやアジアの複数のサイトに Cisco WAE を配備する計画も立てています。

「 Cisco WAE の WAFS コンポーネントにより、各サイトに配備される機器の総数を減らせるため、費用の節約が可能になっているほか、各サイトで施さなければならないサポートの回数も減らせますので、生産性も向上しています。 Cisco WAFS により、サーバの中央管理ができますので、リモート サイトにドメイン コントローラを置く必要もなくなりますし、時間を食う、冗長なバックアップシステムに苦労しなくてもすみます。素晴らしい製品ですので、全世界に配備するようにしたいと考えています」と、TSI の情報技術担当ディレクターのフィル・St.・オーズ(Phil St. Ores)氏は話しています。

ネット対応のビジネス モデルやプロセスの普及が進むと、費用を削減しながらビジネスやアプリケーションのリーチ拡大を図る必要が生じるため、 IT 部門はかなりの負担を強いられるようになります。さらに、IT 部門は、ユーザーの所在地に関わらず、アプリケーションや情報へのアクセスをタイムリーかつきわめてセキュアに行えるようにしなければなりません。また、IT 組織ではデータセンターのアーキテクチャを統合させる傾向が強まっており、ビジネス継続と生産性の向上を実現する、エンド ツー エンドのソリューションが求められていますが、そのためには、アプリケーションの性能を飛躍的に向上させ、WAN を利用して IT サービスを支社オフィスやリモート ユーザーに提供する際の費用を抑制しなければなりません。

Application Velocity System(AVS) : データセンター向け Web ベース アプリケーションを劇的に加速

新しい Cisco AVS 製品ファミリーは、アプライアンスの Cisco AVS 3120 および Cisco AVS 3180 で構成されており、巨大なエンタープライズであらゆるリモート ユーザーに配信されるアプリケーションを、クライアントあるいはサーバを変更せずに、加速、監視および防御することができます。データセンターに配備される場合、 Cisco AVS によって、HTTP あるいは HTTPS で配信される HTML あるいは XML ベースのアプリケーションの加速および監視が可能になり、応答時間が500 パーセント程度改善されるほか、必要な帯域幅が 80 パーセント程度、サーバ処理サイクルも 80 パーセント程度軽減されるようになります。

WAN を経由して、Oracle や Siebel、 SAP などの Web ベースのアプリケーションやポータルにアクセスするリモート ユーザーの場合、 Cisco AVS 3120 により、LAN なみのアプリケーション応答時間が得られるようになります。このような機能が実現するようになったのは、革新的な技術により、アプリケーション内のページを表示する際に、特定のサーバの処理負荷を軽減し、通信オーバーヘッドの最小化を行うことが可能になったからです。他の加速ソリューションとは異なり、このような手法では、バックグラウンドでユーザー セッションの管理およびデータ転送の最適化が行われるため、アプリケーションの「chattiness(遅延)」を最小化できます。 Cisco AVS では、先進のアプリケーション セキュリティ ファイアウォールにより、アプリケーション レイヤでの脅威やデータ窃盗をより迅速に発見、予防することも可能になります。

既存のネットワークとシームレスに統合したアプリケーション配備を行うために、 Cisco AVS 3180 では、ネットワーク全体のアプリケーション応答時間の エンド ツー エンドでの監視および報告が可能です。ネットワークやサーバ、デスクトップそれぞれでの応答時間を報告することにより、 Cisco AVS 3180 を導入した IT 組織では、問題エリアを容易に発見し、サービスレベル データを表示して管理を継続させることができます。

Wide-area Application Engine(WAE) : 支社オフィスを横断してアプリケーションの応答を改善

支社オフィス向け次世代マルチサービス プラットフォームの Cisco WAE により、組織は、分散するサーバやストレージを中央管理のデータセンターに集約させ、費用の削減や生産性の向上、災害復旧機能の改善が可能になるほか、遠隔地の支社オフィスにいるユーザーも、LAN 並みの性能および応答時間で アプリケーションやコンテンツにアクセスすることができます。また、アプリケーションの加速やワイドエリア ネットワークの最適化ができるだけでなく、トラフィックの透過性を完全な状態に保ちながら、優先トラフィックやサービス品質(QoS)、セキュリティの設定といった多様なネットワーク ポリシーへの対応も可能です。さらに、キャッシュおよびアプリケーション プロトコルの最適化もクラス最高レベルになっているため、TCP/IP やクライアント サーバのプロトコルを原因とする帯域幅およびレイテンシに関する制限といった問題にも対処いたします。

今回の初期リリースの対象なっている、 Cisco WAE-511 、 Cisco WAE-611 および Cisco WAE-7326 には、シスコのネットワーキング製品や IOS 技術との透過的な統合および相互運用を実現するために、 Cisco Wide Area File Services(WAFS) および Cisco Application and Content Networking System(ACNS) が含まれています。 Cisco WAE はまた、 Cisco サービス統合型ルーター のネットワーク モジュールとしても提供されます。

「シスコの AVS および WAE は、アプリケーションの配信加速を再定義するという目的でシスコが送り出したばかりの製品ファミリーで、今後さらに発展してゆくでしょう。シスコは今後も、先端技術を利用した、エンド ツー エンドのアプリケーション ネットワーキング ソリューションを提供し、ネットワーク インフラストラクチャを拡大した際のアプリケーションの性能や透過性、セキュリティに対する、お客様の高まる要望に対応してまいります」と、シスコの副社長兼アプリケーション デリバリ ビジネスユニット ジェネラルマネージャーのジョージ・クリアン(George Kurian)は述べています。

Cisco AVS および Cisco WAE は現在発売中です。 Cisco AVS 3120 の価格は 34,995 ドル、 Cisco AVS 3180 マネージメント ステーションは 14,995ドル となっています。また、 Cisco WAE の価格は 5,500 ドルからとなっています。

詳しい情報は、シスコシステムズの Web サイト(http://www.cisco.com/go/avsまたは http://www.cisco.com/go/wae)でご覧いただけます。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

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