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世界のサービス プロバイダー、Cisco IP NGN で video/IPTV を促進

比類なきグローバル エクスペリエンス、実証済みのスケーラビリティ、オープンソリューション アーキテクチャがシスコの video/IPTV 分野における卓越した導入実績を後押し

2005 年 9 月 9 日、オランダ アムステルダム「IBC2005」発

シスコシステムズは本日、世界のサービス プロバイダーが同社の IP 次世代ネットワーク(IP NGN)リファレンス アーキテクチャを使い、video/IPTV サービスの提供を促進していると発表しました。

シスコは、加入者を数百万人レベルにまで短時間でかつ簡単に拡大でき、総所有コスト(TCO)を抑えることが可能なプラットフォームとテクノロジーを使った video/IPTV ネットワークの導入において、卓越した実績を誇っています。シスコのアプローチは、視聴オプションを増強し、セキュリティと信頼性を高めることにより、ユーザ エクスペリエンスを改善し、加入者 1 人当たりの平均売上(ARPU)を向上させるというものです。サービス制御、アグリゲーション層のインテリジェンス、およびネットワーク コアの拡張性を改善させることによりこれを実現します。Cisco IP NGN アーキテクチャは、サービス差別化に向けたオープン プラットフォームをプロバイダーに提供し、video/IPTV を超えて、コネクティッド ホーム(ネットワークに接続した家)用のさまざまな統合メディア サービスの開発・配信を可能にします。

「シスコは、サービス プロバイダーが広範な技術ソリューションを通して video/IPTV および IP ベースのリッチメディア サービスを顧客に届けられるよう、幅広い機会を提供しています」とヤンキー グループのコミュニケーション ネットワーク インフラストラクチャ部門担当ディレクターであるマーク・ビーバリッチ(Mark Bieberich)氏は述べています。「キャリア IP ネットワークおよびコネクティッド ホームにおける根本的な問題に対応し、実績のあるルーティング技術、帯域幅管理、およびサービス制御の提供を一元化することによって、Cisco IP NGN はエンドユーザの QoE(Quality of Experience : 経験の質)を保証するためのソリューションをサービス プロバイダーに提供します」

video/IPTV の要件は、そのサービスが IPTV 放送などのマネージド ビデオなのか、ビデオ会議などの双方向通信サービスなのか、あるいはサードパーティのコンテンツ検出やコンテンツ管理なのかによって大きく変わってきます。シスコは、ミドルウェア ベンダー、ヘッドエンド プラットフォーム、コンディショナル アクセス デバイス、ビデオ サーバ、および IP セットトップ ボックスにより、video/IPTV 導入に向けた標準ベースのオープンなアプローチを提供します。

「プロバイダーが継続的に加入者ベースを広げ、収益を増大させ、解約数を減らすことができるというところに、シスコが Video-over-IP 分野でのリーダーシップを維持している要因があるのではないでしょうか」とシスコのルーティング & サービス プロバイダー テクノロジー担当上級副社長兼ジェネラル マネージャーであるマイク・ヴォルピ(Mike Volpi)は分析します。「シスコでは、プロバイダーの予算を節約するネットワーク コンバージェンス、ネットワークとアプリケーションを 1 つに集約するサービス コンバージェンス、そしてプロバイダーの増収を助けるアプリケーション コンバージェンス――という 3 層のコンバージェンスによってこれらを実現します。そして、この 3 層を網羅する IP 次世代ネットワークのみが、ビデオをはじめとした最新サービスの普及を本当の意味で促進することができるのです」

シスコでは、以下にあげるような複数の video/IPTV 集中型ソリューションおよびマイルストーンによって IP NGN 構想を達成すべく、技術革新に努めています。

ネットワーク コンバージェンス

IP NGN のネットワーク コンバージェンス層では、Cisco video/IPTV の導入によって、Carrier Routing System(CRS-1)、XR 12000 および 7600 シリーズ ルーター、Cisco Catalyst® スイッチ ファミリー、ならびに Cisco ONS15454 MSPP/MSTP(Multiservice Provisioning/Transport Platform)や Cisco ONS15600 MSSP(Multiservice Switching Platform)をはじめとする業界最高レベルの光ネットワーキング機器を通した、ネットワーク、ミドルウェア、および video/IPTV アプリケーション間の強力な連携が実現します。

本日シスコは、業界最高の QoS 対応 GE ポート密度を提供する CRS-1 用の 8ポート 1 ギガビット イーサネット共有ポート アダプタ(SPA : Shared Port Adapter)の一般出荷を発表しました。現在 CRS-1 は、1 ラックにつき最大 768 ポート、1 システムにつき最大 5 万 5296 ポートまでの継続的な拡張が可能です。CRS-1 は、高密度なイーサネット アグリゲーションと業界唯一のマルチステージ マルチキャストにより、国内およびメトロ ネットワークのスーパー ヘッドエンド、ビデオ ヘッドエンド、およびビデオ サービング オフィス(VSO : Video Serving Office)の接続に対応します。

Cisco 7600 シリーズ ルーティング ポートフォリオの最新の機能強化は、国内およびメトロ ネットワークに分散されたビデオおよびアグリゲーション アプリケーションに対応するためのものであり、サービス プロバイダーと協力してスケーラブルな video/IPTV サービスを構築するシスコの先進性を浮き彫りにしています。7600 シリーズの機能強化には以下のようなものが含まれます。

  • Dynamic Multicast によるネットワーク使用の最適化 : 多数のライブ TV チャンネルに対するプロバイダーの必要帯域幅を最小化する。
  • video/IPTV に最適化した非対称ネットワーク(Asymmetric Networking)による TCO 削減 : プロバイダーは、ビデオ サービスに対応するために各方向で必要なネットワーク帯域幅のみを導入することが可能。
  • ソース特定マルチキャスト(SSM : Source-specific Multicast)によるセキュリティ強化 : DDoS(Distributed Denial-of-Service : 分散型サービス拒否)攻撃を防御。
  • Broadcast Source Redundancy によるキャリアクラスのビデオ オペレーション : 動的フェイルオーバー機能により、複数のライブ TV 放送ソース間での負荷分散が可能。
サービス コンバージェンス

IP NGN のサービス コンバージェンス層においてシスコでは、Service Exchange Framework(SEF)のサービス コントロール インテリジェンスにより、エンドユーザの QoE を改善する能力の強化に努めます。オープン SEF が、ネットワークおよびアプリケーションの両層と、ミドルウェア ベンダー、ヘッドエンド プラットフォーム、コンディショナル アクセス デバイス、ビデオ サーバ、および IP セットトップ ボックスとを強固に統合します。

  • Cisco Broadband Policy Manager によるインテリジェントなサービスおよび帯域幅コントロール : 汎用加入者アクセスを提供し、サービス提供のためのビジネスルールによりポリシー管理を自動化。OSS/BSS およびマルチベンダーのネットワークとシスコ製品とをシームレスに統合するオープン プラットフォームです
  • Cisco 7600 シリーズ ルーターの Video Admission Control により QoE を確保 : ネットワーク全体のリソースがいつビデオセッションに対応可能かを動的に判断することで、エンドユーザの QoE を確保します。
  • サードパーティの公認/非公認ビデオ コンテンツをブロードバンド上で検出/管理 : Cisco Service Control Engine のディープパケット検査およびアプリケーション分類により、マルチティアのアプリケーション/加入者認識型(application-and-subscriber-aware)サービスの提供が可能になります。
  • コンテンツ仮想化 : Cisco Content Engine により、アクセス非依存のネットワークでのインテリジェントなコンテンツおよび資産の配信が実現します。
  • プレゼンスベースのビデオ通信 : Cisco Call Session Control Platform(CSCP)により、ビデオ インスタント メッセージングなどのサービスに向けた SIP(Session Initiation Protocol)対応のさまざまなビデオ ソフト クライアントおよび電話を提供。
アプリケーション コンバージェンス
IP NGN のアプリケーション コンバージェンス層では、シスコシステムズの 1 事業部門である Linksys® が、ネットワークド エンターテイメント、ベーシック ネットワーキング、コミュニケーション、セキュリティ/モニタリングの 4 つの主要分野において、コネクティッド ホームのコンシューマ メリットの増強に努めます。コネクティッド ホームにより、ケーブル、ワイヤライン、あるいはワイヤレスのアクセス技術においてゲートウェイ技術を活用する機会が広がり、プロバイダーは対応可能なマーケットを増やすことができます。Linksys は次のような活動によって IP NGN の普及に取り組んでいます。
  • KiSS Technology の買収。KiSS Technology は、ネットワークド DVD プレイヤーやネットワークド DVD レコーダーなどのホーム ビデオ製品をポートフォリオに持つネットワークド エンターテイメント デバイスの大手プロバイダーです。同社の技術プラットフォームはほかの消費家電製品への拡張が可能で、コネクティッド ホームに向けた Linksys 独自のネットワークド エンターテイメント製品スイートの開発を促進します。詳しくは http://newsroom.cisco.com/dlls/2005/corp_072205.html をご覧ください。

世界的な導入

シスコでは、今後も video/IPT 集中型 IP NGN ソリューションの幅広い普及に努めていく所存です。世界中に広がるシスコのリファレンス カスタマーには以下のような企業が含まれます。

  • ソフトバンク BB 株式会社(日本) : ブロードバンド プログラム放送やビデオオンデマンド(VoD : Video-on-Demand)などの最新ビデオ サービスを日本国内で展開するために、Cisco IP NGN アーキテクチャの拡張を進めています。この拡張プロジェクトは 10 月に完了する予定です。詳しくは本日発表の別リリースをご参照ください。
  • Video Networks Limited(イギリス) : DSL(Digital Subscriber Line)ブロードバンドによるビデオ、音声およびインターネット(トリプルプレイ)サービス「HomeChoice」の国内展開を加速させるために Cisco IP NGN を導入。HomeChoice サービスは 2005 年時点で 240 万所帯に配信されていますが、2010 年にはイギリス全土の 1000 万所帯にまで拡張される予定です。詳しくは http://newsroom.cisco.com/dlls/2005/prod_071205c.html をご覧ください。
  • neuf telecom(フランス) : ヨーロッパ最大規模のローカルループ アンバンドリング プログラムをサポートする同社では、ADSL による新しいトリプルプレイ サービスの一般顧客向け配信を強化するためのネットワーク拡張にシスコの技術を利用しています。2004 年 11 月 に 70 以上のチャンネルを提供するデジタル品質の TV-over-DSL サービス「neuf TV」を開始。2004 年末にはリテールとホールセール合わせて 70 万人のADSL ユーザを獲得しました。詳しくは http://newsroom.cisco.com/dlls/2005/prod_012705.html をご覧ください。
  • Telewest(イギリス) : Cisco IP NGN リファレンス アーキテクチャを使い、音声、ビデオ、ブロードバンド、ビジネスデータの 4 つのネットワークを単一プラットフォームに統合し、2006 年初めに 100 万人超の顧客に向け TV-on-demand サービスの配信を開始する予定。詳しくは http://newsroom.cisco.com/dlls/2005/prod_061505.html をご覧ください。
  • SureWest Communications(アメリカ) : Cisco IP NGN video/IPTV リファレンス アーキテクチャを使い、FTTH(Fiber-To-The-Home)ネットワークによる video/IPTV サービスを増強。現在、250 以上のビデオ チャンネルと音楽チャンネル、およびインターネット サービスと音声向けに 10 mbps と 20 mbps の 2 種類のオプションを加入者に提供しています。詳しくは本日発表の別リリースをご参照ください。
  • China TieTong(旧China Railcom) : 2005 年 6 月時点でのブロードバンド ユーザ数は 120 万人。China TieTong では、Cisco IP NGN リファレンス アーキテクチャを使い、音声、ビデオ、データ(トリプルプレイ)サービスの適用範囲を現在の 129 都市から 250 都市に拡張しているところです。詳しくは http://newsroom.cisco.com/dlls/global/asiapac/news/2005/pr_06-28.html をご覧ください。

シスコの video/IPTV 分野における取り組みについては www.cisco.com/go/ipngnnew で紹介しています。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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