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Gran Kommune、 Cisco Catalyst Express 500 の発表に合わせ新しいクラスのスイッチを導入

ノルウェーの学校が中小企業向けスイッチングをヨーロッパで初めて導入

2005 年 9 月 19 日

ジェイソン デイン(Jason Deign、News@Cisco)

シスコシステムズの最新のスイッチは子供にも向いていることが立証されました。ある学校が、最新のスイッチをヨーロッパで初めて導入したのです。

シスコが中小企業(SMB)および小規模サイトを想定して開発した初めてのスイッチ、Catalyst Express 500 が、ノルウェーの首都オスロの 70 キロメートル北にある Gran Kommune(“Kommune”は「コミュニティー」の意味)自治体の Solvang 小学校で、今月デビューしました。

このスイッチにより、地域のブロードバンド ネットワークを利用して IP テレフォニーや インターネット接続、e-メール接続ができる、コンバージドな環境が学校で実現するようになります。また先生たちは、重要な最大 200 名の生徒の試験成績を、学校内だけでなく専用のオンライン管理ツールを使って閲覧できるようになります。

プロジェクトの実行を担当したのは、Gran Kommune の中央 IT 部門でしたが、スイッチ自体は、技術的な知識を持ったスタッフが少ない、SMB マーケットや小規模なオフィスを想定したものであるという理由によって選ばれました。

そのシンプルさと使いやすさは、必要な場合には学校の職員でも設定ができるほどです。

域内に 12 の学校と 3 つの医療センター、4 つの精神化養護施設がある Gran Kommune は、シスコとノルウェーにおける同社の「ゴールド認定パートナー」である Datametrix 社の協力を得て、ヨーロッパの自治体ではもっとも早い時期に、地域全域に IP テレフォニーを配備しました。

Gran Kommune の IT マネージャーである、トーレ・ルブハウグ(Tore L?vhaug)氏は、コンパクトな形状の Catalyst Express 500 は、スマートで、シンプルかつセキュアなネットワーク サービスを学校に提供するのには理想的であると考えています。

「この学校には最高の製品だと思います。費用効果が良くて、信頼性が高く、その上将来性も充分にあります。1 日 24 時間稼動しなければならないので、それも当然なのかもしれませんが」

Catalyst Express 500 でルブハウグ氏がとくに気に入っているのは、ネットワークの管理および設定のためのツールである新しい Cisco Network Assistant 3.0 により、コマンドライン インターフェイスに関する専門知識がなくても、学校でも迅速に、セキュアに、そして簡単に設置および設定できる点です。

Web ベースのインターフェイスを使って、ルブハウグ氏自らが個別の VLAN を簡単に構成できるようになりました。その結果、生徒や先生たちが、機密を破る危険を冒さずにスイッチを身近なものとして扱えるようになりました。

ルブハウグ氏は、他のさまざまな学校や自治体内の独立機関にも Catalyst Express 500 を配備したいと考えています。

Randsfjorden 湖沿岸のオプラン州南部に位置している Gran は、ハーデランのノルウェー地域で最大の自治体となっています。

ほとんどの人々はコミュニティーの南部で生活しており、Brandbu、Jaren および Gram という 3 つの主要地域には合計で 5,000 人の住民がいます。2004 年初頭の時点で、自治体全体の住民数は 1 万 3,100 人、面積は 760 平方キロ以上となっています。

プロジェクトではルブハウグ氏がリーダーとなり、2003 年には Gran のあらゆる自治体内音声通信が IP テレフォニーに移行し、現在は、個々のサイトへの自治体内通信サービスの提供を統合管理するために、 Cisco CallManager を利用したソフトウェアベースのコール処理プラットフォームを自治会館に配備している段階です。

「我々の戦略は、シスコの技術を利用してインフラストラクチャを構築し、同じネットワークでテレフォニーとデータ通信の両方を機能させるようにする、というものです」と、ルブハウグ氏は言います。

現在、ルブハウグ氏は地域の公益事業企業である Hadeland Energi とともに、自治体内のサイトを光ファイバ ネットワークで結び、現在のブロードバンド リンクを補完する取り組みを進めています。

その一方で、小規模なサイトでの配備を具体的に想定した企業向け通信ソリューションを提供するという取り組みの一環としてシスコが発表した Cisco Catalyst 500 が、業界アナリストより高い評価を受けていました。

「SMB およびミッドマーケットのカスタマーを想定した、シスコの新しいソリューションは、ビジネスの成長および最適化に不可欠である、統合型の通信、接続性、およびセキュリティ インフラストラクチャを提供するものとなっています」と、IDC Benelux のリサーチ ディレクター、クリス・バーナード(Chris Barnard)氏は話しています。

「融資およびサービスのプログラムもより柔軟なものとなっていますので、カスタマーにとっては、新しい技術への投資をより容易に行えるようになります」

Cisco Business Communications Solution と名づけられたパッケージを構成する、最新の製品群は、エンタープライズ並みの品質を備えた音声およびデータのネットワーキング技術を利用するための垣根を低くするもので、多くの小規模企業が待ち望んでいたものとなっています。

Cisco Business Communications Solution は、業界で初めて、SMB を想定した設計および価格で提供される、スマートかつシンプル、セキュアな音声、動画、データおよびワイヤレスの統合通信システムで、その革新的なシステム アプローチはビジネスの成長および最適化にも対応できるようになっています。

Catalyst Express 500 に加え、パッケージには、 Cisco Smartports および Smartports Advisor ツールを搭載した Cisco Network Assistant 3.0 、 Security Device Manager 搭載のシスコルーター、および CiscoWorks IP Communications Operations Manager 1.0 と Service Monitor 1.0 のセットが含まれています。

CallManager Express 3.3 コール処理ソフトウェア、 Cisco Unity Express 2.2 によるボイスメールと自動転送(auto attendant)、 Cisco サービス統合型ルーター 、さまざまな Cisco IP フォン の新モデル、ならびに Cisco VG224 アナログフォン ゲートウェイにより、シンプルで、すべてが揃った通信が可能となります。

さらに、シンプルなルーティングとカスタマー ケアを実現するための基本的な自動着信呼分配装置(ACD : automatic call distributor)、カスタマー サービスに不可欠な Cisco CRM Communications Connector 、ならびに多彩な IP フォン ベースのアプリケーションと融資およびサポートのためのオーダーメード プログラムも含まれています。

ジェイソン・デイン : スペイン バルセロナ在住のフリーランス ライター。

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