ワールドニュース

米国ニュース


デューク大学の新しい寄宿舎に見る通信技術イノベーション

2005 年 8 月 31 日、米ノースカロライナ州ダーラム発

今月からデューク大学の最新の寄宿舎に入居する寮生は、授業内容や、ニュース、電子メール、ビデオ エンターテイメントをはじめとするさまざまな通信コンテンツにまったく新しい方法でアクセスすることができます。

デューク大学はシスコシステムズと協力し、イースト キャンパスの新しい Bell Tower 寄宿舎の寮生に無料のワイヤレス アクセスを提供。学生たちは、CNN と MTV-U を含む 4 つのケーブルテレビ チャンネルを建物のあらゆる場所で視聴し、ラップトップ コンピュータからインターネットや電子メールおよびその他のアプリケーションにアクセスできるようになります。

デューク大学のネットワーク テクノロジー グループのネットワーク アーキテクトであるケビン・ミラー(Kevin Miller)氏によると、同大学では、ここ数年のうちに有線通信から音声、データ、ビデオのワイヤレス配信への移行が世界レベルで進むであろうという通信業界の予測をふまえ、Bell Tower のインターネット技術の開発に踏み切ったということです。寄宿舎では、シスコのワイヤレス コントローラ、アクセス ポイント、およびソフトウェアが使用される予定です。

「現在デューク大では、学生や教授、スタッフが欲しいと望み、かつ我々が効率的に配信することのできるサービスの開発を構想しています」とミラー氏は言います。「Bell Tower は、キャンパス内の新旧の建物におけるデジタル データ、音声、およびビデオ アプリケーションの増加に対応するためのインフラストラクチャをどのように構築するべきかを示す青写真となってくれることでしょう」

Bell Tower のワイヤレス システムの転送速度は、一般的な 10Mb/秒の有線ネットワーク接続の 5 倍以上になる予定です。今回の設計では 2 部屋ごとに 1 つのアクセス ポイントを設置するという難しい課題がありましたが、デューク大学とシスコは共同でこの課題に取り組み、またそうしたことでワイヤレス ネットワークの物理的設計に有利に作用しました。同大学のほかの寄宿舎では、ワイヤレスが使用できるのはラウンジなどの共有スペースに限られています。

Bell Tower のテスト稼動開始により、ワイヤレス ネットワークをキャンパス全域に行きわたらせ、個々のモバイル コンピューティングのニーズおよび 2004 ~ 2005 年の「Duke iPod First-Year」に続く取り組みである「Duke Digital Initiative」をサポートするというデューク大学の目標の一端が達成されることになります。

「今日の新入生たちは、モビリティやマルチタスキングが生活の中にあたりまえにあるデジタル世界で育ってきています」とデューク大学の IT 担当副学長であるトレイシー・フューゼイ(Tracy Futhey)氏は言います。「私たちが目標に掲げているのは、大学生活のあらゆる側面でテクノロジーを革新的な方法で利用できるようにするためのインフラストラクチャとサポートを、教授陣と学生たちに提供することです。」

また、シスコのワイヤレス ネットワーキング ビジネスユニットのマーケティング担当上級ディレクターであるアラン・コーエン(Alan Cohen)はこう付け加えます。「シスコとデューク大は、ワイヤレスの『トリプルプレイ(音声、ビデオ、データ)』を提供することで、2009 年度卒業生に勉強とライフスタイルの両方でモビリティを活用してもらおうとしているところです」

# # #
▲Return to Top

お問い合わせ