ワールドニュース

米国ニュース


エアバス社が、フランステレコム グループとその子会社のイクアント社、シスコシステムズの 3 社に IP ベース通信システムの導入を委託

フランステレコム グループとシスコシステムズは、4 万台の内線電話を擁する IP ベース通信システムの統合、運用、および保守に関する契約をエアバス社との間に締結しました

フランステレコム グループ(France Telecom Group)およびその完全子会社のイクアント(Equant)社とシスコシステムズは本日、エアバス(Airbus)社と IP テレフォニー ソリューション導入に関する 5 年間の契約を締結したことを発表しました。その契約内容は、フランステレコム グループが、完全 IP ソリューションを最初にフランスとイギリスの各エアバス拠点に設置し、エアバスの LAN 展開を長年にわたり担当しているシスコシステムズが、 IP べースのテレフォニー システムを提供するというものです。

今回の契約には、旧来の PBX(Private Branch Exchange)から完全 IP ベースのテレフォニー システムへの移行プロジェクトが含まれます。新しい IP テレフォニー システムは、フランスの 2 つのトゥールーズ拠点に設置された 3 万台の内線電話と、イギリスのフィルトンとブロートンの両拠点にある 1 万台の内線電話をカバーするものになる予定です。

シスコシステムズは今回、IP 電話ハンドセット 4 万台と、呼処理ソフトウェアの Cisco CallManager を全サイト分提供することになっています。一方、フランスのフランステレコムとイギリスのイクアントでは、4 万人のエンドユーザーに向けた新システムへの移行を、効率的に、不備なく行うために専用オンサイト チームを派遣するなど、統合サービスを提供する予定です。

サービス契約についての全責任は、契約の元請業者であるフランステレコムに帰属します。同社では、ソリューションを成功裏に展開することを保証するサービス内容合意書に合意しました。システムの使いやすさについては、エンドユーザの協力のもと実施されたテストにより実証済みです。また本 IP システムには、いくつかの新機能が追加されています。

フランステレコムとイクアントでは、契約開始日から毎日、既存の電話システムのサポートと管理にあたる予定です。新規 IP テレフォニー ソリューションの導入および移行は、適正評価を行った後に実施されることになっています。なお本ソリューションには、ボイス メッセージングや、コンタクト センター、および課金やコストセンター配置などのビジネス プロセスが含まれます。

IP テレフォニー ソリューションへの移行にともない、エアバスでは以下のようなことが可能になります。

  • 自社が定めたコスト削減目標を達成できるようになる。
  • 成長著しい業務の拡張要求を達成できるようになる。
  • 自社ネットワークにおける通信の安全性とレジリエンス(耐障害性・障害回復力)を確保しやすくなる。
  • 相互運用可能なソリューションを導入し、社員の潜在能力を最大限引き出すことができるようになる。
  • 勤務地が変わっても、音声サービスをチームに継続して提供することができるようになる。

シスコはエアバスのネットワーク インフラストラクチャを担当する主要プロバイダーの 1 社であり、すでに設置済みの同社 LAN のほとんどにおいてシスコ機器が使われています。またフランステレコムとイクアントのサービスには、緊密な協業関係によって培われたシスコ技術に関する専門知識がふんだんに盛り込まれています。これまでの協業の経緯をあげると、フランステレコムはシスコ技術を自社のネットワークに統合していますし、フランステレコムとシスコの R&D チームは、新しい技術やアプリケーションを基に数々のプロジェクトを共同で手がけてきました。また、フランステレコムとイクアントはシスコ ゴールド認定パートナーでもあります。

「エアバスとの契約を締結でき、喜ばしいかぎりです。音声、ビデオ、データというすべてのビジネス通信を 1 つに統合することによって得られるメリットは、決して少なくありません。ネットワーク コストと管理コストが削減され、ROI(投資収益率)が向上します。また、エンドユーザーと自社 IT 部門の生産性が向上、さらには、高価値なカスタマー ケアや、生産性を管理するためのアプリケーションを新たに導入することができるようになるのです。フランステレコム グループとイクアントが持つ、国際レベルのプロジェクトにも対応できる能力と、統合サービスに関する専門性が、こうして世間に認められたことを光栄に思います」とフランステレコムのエンタープライズ コミュニケーション サービス担当執行副社長であるバーバラ・ダリバード(Barbara Dalibard)氏はコメントしています。

また、イクアントの CEO であるシャルル・デェリー(Charles Dehelly)氏はこう語ります。「このような大規模な IP テレフォニー展開の契約を勝ち取ったことで、フランステレコムとイクアントでは、国際的な IP 通信サービス市場におけるリーダーへの道が開けてきました」

「今回のエアバスによるフランステレコムとイクアントとの契約は、お客様がシスコ技術への投資を基にして、レガシー システムから最新の IP ベース ビジネス通信サービスにいかに円滑に移行できるかということを端的に表しています」とシスコシステムズのEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)担当上席副社長であるクリス・デディコート(Chris Dedicoat)は述べています。「フランステレコムの技術チームは、多国籍企業のインフラストラクチャへの投資効果を最大限まで高めることができる、グローバルな専門知識を有しています。市場をリードするシスコの IP 通信ソリューションを利用することで、生産性と効率性の長期的な向上が実現し、コストが大幅に削減するばかりでなく、付加価値も増大するということが、今回の契約により実証されるに違いありません」

2004年度、エアバスは 200 億ユーロを超える売上高を達成。世界の 230 余社により利用されている 3500 機以上のエアバス機が安全に運航できるよう、各社のサポートに努めました。同社では、現在までに約 200 社の顧客から 5200 機以上の受注を獲得しています。

フランステレコムについて

フランステレコム グループ(France Telecom Group)は世界大手の通信キャリアです。2005 年 3 月 31 日時点で世界の 5 大陸(220 の国と地域)に 1 億 2600 万以上の顧客を擁し、2004 年度には 461億 6000 万ユーロ(IFRS GAAP(国際財務報告基準の一般会計原則)に基づく)という連結収益を計上しています。また 2005 年度第 1 四半期の連結収益は 116 億 2000 万ユーロ(FRS GAAP に基づく)でした。Orange、Wanadoo、Equant、GlobeCast といった主要な国際ブランドを通して、企業、消費者、およびほかの通信キャリアに、ローカル、長距離、国際の各テレフォニー サービスや、ワイヤレス、インターネット、マルチメディア、データ、およびブロードキャストを網羅する包括的なソリューション ポートフォリオを提供しています。

フランステレコムは、ヨーロッパ第 2 の規模を誇るワイヤレス オペレータ兼インターネット プロバイダーです。また多国籍企業向け通信ソリューションの世界的リーダーでもあり、パリとニューヨーク(NYSE : FTE)の株式取引所に上場しています。

シスコシステムズと Cisco IP Communications について

Cisco IP Communications は、IP テレフォニー、ユニファイド コミュニケーション、リッチメディア IP オーディオおよびビデオ会議、IP 動画放送、カスタマー コンタクト ソリューションといった、エンタープライズクラス向けのソリューションで構成された包括的なシステムです。お客様が現在お使いのシスコ IP インフラストラクチャを活用して、新しい統合アプリケーションを提供することを目的に開発されました。また、IP テレフォニーとは Cisco IP Communications のサブカテゴリーであり、IP 電話、IP PBX、音声 アプリケーション、インフラストラクチャなどからなる IP ベースのコア音声ソリューションを指しています。Cisco IP Communications に関する詳しい情報は www.cisco.com/go/IPCnew をご参照下さい。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

▲Return to Top

お問い合わせ