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スプリント社がエンドツーエンドの Cisco IP NGN を導入し、世界のエンタープライズ顧客に向けたトリプルプレイ サービス提供に着手

スプリント社が国際的プロバイダーとして初めて「Cisco IP VPN Multiservice QoS」認定を取得しました

2005 年 7 月 11 日、米カリフォルニア州サンノゼおよびカンザス州オーバーランドパーク発

シスコシステムズとスプリント(Sprint)社は本日、国際的サービス プロバイダーとして初めて、スプリントが「Cisco IP VPN Multiservice QoS」認定を獲得したと発表しました。今回の認定取得は、スプリントの MPLS VPN(Multiprotocol Label Switching Virtual Private Network)サービスが、 QoS(Quality of Service)提供用としてシスコが定めるベストプラクティスおよび標準に準拠していることが、サードパーティの査定により証明された結果によるものです。またスプリントでは、国際的プロバイダーとして初めて、シスコ機器によるエンドツーエンドの IP NGN(Internet Protocol Next-Generation Network : 次世代の IP ネットワーク)を導入し、その革新的な企業文化を変えることなく、より優れたパフォーマンスと簡易性および有用性を顧客にもたらす、音声、ビデオ、データ(「トリプルプレイ」)サービスの提供を開始します。

IP NGN は、サービス プロバイダーの All-IP(All-Internet Protocol)ネットワークへの移行を目的としてシスコが提唱するイニシアティブです。プロバイダーによる革新的な新サービスの提供を可能にし、運用・資本コストの効率化、ならびに、プロバイダーとその顧客が長期的な成功を手にするために必要なネットワーク管理とサービス管理の改善を実現するために設定されました。今回 Cisco IP NGN を導入することでスプリントでは、既存のサービス ポートフォリオをより効率的かつ効果的に提供できるようになります。一方、Cisco IP VPN Multiservice QoS 認定は、同社が、企業および家庭に向けた将来のアプリケーション重視型のリアルタイム サービスを提供できるプロバイダーであることを証明するものです。Cisco IP NGN は、サービス認識型のネットワークがアプリケーション認識型のサービスを配信するための、インテリジェントなインフラストラクチャを構築します。より高い安全性と付加価値を備え、ビジネス顧客ごとにパーソナライズされた最新のオールメディア サービスを、有線/無線の回線を通して提供するという新たな可能性が、このインフラストラクチャによってもたらされることでしょう。

シスコの QoS 認定を取得したことで、スプリントでは、自社の「データ シンプリフィケーション(Data Simplification)」イニシアティブの展開を継続しつつ、シスコ技術を駆使して構築されたグローバルな IP/MPLS ネットワークを通して、イントラネット、エクストラネット、高度なセキュア リモート アクセス、付加価値サービスなどの企業アプリケーションを配信することができるようになります。また顧客のメリットとしては、従量制課金や VoIP 優先制御をはじめとする重要なアプリケーションを使うことによって、コストの削減やコスト管理の効率化が可能になること、自社のデータやアプリケーションにアクセスするためのフレキシブルな有線/無線アクセスが、固定ユーザーやモバイル ユーザーに提供されることなどがあげられます。さらには、製品ポートフォリオの整備、ならびに価格設定、契約、請求といった各プロセスの簡素化によって、カスタマー エクスペリエンス(顧客経験)が向上します。

スプリントとシスコが戦略的提携を延長

シスコシステムズとスプリントは、2001 年 12 月に締結した戦略的提携を 3 年間延長することで合意しました。この提携を通じて両社では、先導的で影響力のある技術および製品のイノベーションを発展させ、効率的かつ効果的な共同マーケティングと販売におけるイニシアティブを確保し続けています。また、新たなサービスとソリューションの開発に共同で取り組むことによって、効率性と迅速性がさらに向上し、最新の、拡張可能なソリューションを顧客や市場に提供できるようになることでしょう。

「スプリントの強力な有線/無線ソリューションのポートフォリオをもってすれば、企業が繰り返し訴えてきた『1 社のプロバイダーですべての通信ニーズを満たす』ことも可能です」とスプリントのビジネス ソリューション部門担当社長であるハワード・ジャンツェン(Howard Janzen)氏は語ります。「国際的プロバイダーの中で最初に Cisco IP NGN を導入することは、IP ベース ソリューション中心の取り組みを続けているスプリントならではの決断だと言えるでしょう。より高い性能と価値を備えたサービスを提供することこそが何より重要なのです。シスコの革新的で卓越した技術力は当社が共感するところのものです。しかしシスコを選択した理由はそれだけではありません。そのサービス開発に向けたアプローチ、そして当社を成功に導くための一貫した取り組みもまた、大きな要素でした」

「スプリントが Cisco IP NGN の導入を決めたこと、そしてそれに続く Cisco IP VPN Multiservice QoS 認定の獲得は、マイルストーンが達成されたことを表しています。これによって、顧客や投資者、さらにはシスコに対するスプリントの献身が証明されたことになるのです」とシスコシステムズのワールドワイド サービス プロバイダー オペレーション担当上席副社長であるカルロス ドミンゲス(Carlos Dominguez)はコメントしています。「また、シスコとスプリント間の提携延長は、各々のビジネス イニシアティブに対するサポート体制をさらに強化するものであり、今後 3 年間にわたり、提携モデルと協力関係の拡張に力を注ぐという両社の決意を表しています」

Cisco IP VPN Multiservice QoS 認定と Cisco Powered Network プログラムについて

サービス プロバイダーがシスコの新たな認定制度である「IP VPN Multiservice QoS」認定を取得するには、サードパーティのオンサイト評価を毎年受け、推奨されている水準のネットワーク性能(レイテンシ、ジッター、パケットロスなど)を実現するためのベストプラクティスに準拠していることを証明しなければなりません。また、サービスレベル契約がカスタマー エッジからカスタマー エッジまでのネットワーク全体を網羅したものであることが求められます。

Cisco Powered Network」プログラムは、自社ネットワークにおいてシスコ機器をエンドツーエンドで使用し、サービスおよびサポートに関するシスコの基準を満たしているサービス プロバイダーを認定するためのものです。Cisco Powered Network プログラムのメンバー企業は、シスコ機器を使って自社ネットワークを構築し、高水準のネットワーク性能と相互運用性を備えたサービスを提供します。また、認定されたサービス プロバイダーは、専門的な知識や高い効率性、グローバルなネットワーク リソースへのアクセスを企業に提供することから、企業は安心して Cisco Powered Network プログラムのメンバーにネットワーク管理を委託することができます。Cisco Powered Network プログラムに関する詳しい情報は www.cisco.com/cpn をご参照ください。

スプリント社について

スプリント(Sprint)社は、グローバル IP、ワイヤレス、ローカル、マルチプロダクトのバンドルなど、革新的な通信製品およびソリューションを幅広く提供しています。2004 年度には 270 億ドルの収益を計上し、「Fortune 100(国経済誌『Fortune』が掲載する売上規模上位 100 社)」の 1 社に選ばれました。スプリントは、米国全土をカバーする初の完全デジタル光ファイバ ネットワークや、賞を受賞したことのある Tier 1 インターネット バックボーン、全米を網羅する国内最大規模の完全デジタル ワイヤレス ネットワーク網といった、最新のネットワーク技術の開発、エンジニアリング、展開を手がける企業として広く知られています。詳しい情報は www.sprint.com/mr をご参照ください。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料は http://www.cisco.comでご覧いただけます。

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Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

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