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シスコ、リアルタイムでのデバイス トラッキングにより、新しいワイヤレス ビジネス アプリケーションの提供とセキュリティの強化を実現

「Cisco 2700 シリーズ ワイヤレス ロケーション アプライアンス」を通じて、ワイヤレス エンタープライズに正確かつ拡張可能なロケーション サービスを提供

2005 年 5 月 4 日、米ネバダ州ラスベガス発

シスコシステムズは本日、「Cisco 2700 シリーズ ワイヤレス ロケーション アプライアンス」を発表しました。これは、お客様の既存のワイヤレス ローカルエリア ネットワーク(LAN)インフラストラクチャ内の数千の IEEE 802.11 対応ワイヤレス クライアントを、直接、同時にトラッキングし、配備も簡単にできる、業界初のソリューションです。「Cisco 2700 シリーズ ワイヤレス ロケーション アプライアンス」は、ワイヤレス LAN の性能を最適化し、音声、データ、および現在のロケーションの特定をサポートする、費用効果の高い、高精度(high resolution)ロケーション特定ソリューションとして機能するほか、セキュリティ上の脅威が存在するロケーションを迅速に特定することもできます。技術、およびアプリケーション分野でのさまざまなパートナーとの緊密な連携が可能な、この革新的なアプライアンスにより、資産の利用性の向上やビジネス プロセスの簡素化を実現する、新しい、重要なビジネス アプリケーションの開発が今後さらに促進されるようになります。

「リー記念病院(Lee Memorial Hospital)は、南フロリダにおいて最先端の医療サービスの提供に努めているだけでなく、運営効率の改善を求めるたくさんの人の要望にも対応しています。「Cisco ワイヤレス ロケーション アプライアンス」により、機器の利用状況を確認するための時間が短縮されるため、医師や看護士、サポート スタッフは、患者のケアにより多くの時間を割けるようになっています。定期的なメンテナンスが必要なハイエンド医療機器も、現在では、数日ではなく、数分で用意できるようになっています」と、リー記念病院の CIO マイケル・スミス氏は話しています。

「Cisco 2700 シリーズ ワイヤレス ロケーション アプライアンス」では、「Cisco ワイヤレス コントロール システム(WCS)」の無線周波数(RF)フィンガープリンティング機能により、アクセス許可を受けている(あるいは受けていない)802.11 対応デバイスのロケーションを、数メートル以内の精度で特定することが可能です。特定対象には、ワイヤレス ラップトップやPDA、 VoWLAN(Voice over wireless LAN)ハンドセット、不正なアクセス ポイントとクライアント、有効な 802.11 無線(RFID)タグ付きデバイスなどが含まれています。それぞれのデバイスのロケーションは、「Cisco WCS」の配置図(フロアプラン)に視覚的に表示されるため、ネットワーク管理者はそれぞれのデバイスの物理的位置を簡単かつ即座に確認することができます。

このソリューションでは、単一のワイヤレス LAN インフラストラクチャによる複数サービスのサポートが基本となっていますので、シスコのグローバル戦略提携パートナーである IBM でも、ロケーションベース サービスのような新しいワイヤレス アプリケーションを利用した、多様な産業セグメントをターゲットにすることができるようになります。

「ロケーション サービスにより、エンタープライズは、ワイヤレス モビリティのユニークな特性を備えた、新しいビジネス アプリケーションを配備することができます。ロケーション サービスがワイヤレス LAN システムに組み込まれるようになれば、ネットワークの運営、およびセキュリティ、管理のための重要なコンポーネントとなるでしょう」と、IBM Global Services のグローバル ワイヤレス ビジネス部門ディレクター、ダン・ロペス(Don Lopes)氏は話しています。

シスコと IBM はパートナーとして相互に協力し合い、ワイヤレス LAN ネットワークにおける無線タグの積極的利用を促進させ、ウェストチェスター医療センター(Westchester Medical Center)のようなお客様が、有益なポータブル機器や 802.11 デバイスのトラッキングおよび管理を行えるようになるための取り組みを進めています。

「ウェストチェスター医療センターでは、お客様へのケアを最優先しています。シスコと IBM のロケーション アプライアンスにより、車イスから心電図測定機器に至るまで、あらゆるものを正確にピンポイント追跡できますので、当センターのスタッフはできるかぎり最良の-そして最速の-ケアを提供できるようになっています」と、ウェストチェスター医療センターの通信担当ディレクター、トム・トスカーノ(Tom Toscano)氏は話しています。

「Cisco 2700 シリーズ ワイヤレス ロケーション アプライアンス」により、ワイヤレス モビリティのメリットを具体的に実現する、さまざまなビジネス アプリケーションの利用が可能になります。

  • 資産トラッキング - ハイエンドの医療機器のような、高い価値を持つ、モバイル資産の損失あるいは盗難が予防されます。主要な人員やリソースをワイヤレス エンタープライズの各所に迅速に配備できます。
  • 在庫管理とワークフローの自動化 - 在庫利用の最適化、ならびにワークフローおよび人材派遣プロセスの合理化が可能になります。
  • セキュリティ - 不正なアクセス ポイントや、問題を急速に拡散させるデバイスといった、ワイヤレス LAN におけるセキュリティ脅威の発信源のロケーションを特定できます。
  • VoWLAN(Voice over wireless LAN) - 正確なロケーション特定機能により、エンタープライズでは、enhanced 911(e911)サービスのようなソリューションにおけるデバイス トラッキング要件への対応ができるようになります。

「Cisco ワイヤレス ロケーション アプライアンス」により、ビジネス クリティカルなアプリケーションに高精度ロケーション特定機能が装備されるようになります。技術分野およびアプリケーション分野における多様なパートナーとの連携を通じて、シスコは、ロケーション特定を、あらゆるワイヤレス LAN ネットワークに不可欠な必須機能にしたいと考えています」と、シスコのワイヤレス ネットワーキング ビジネスユニットの製品管理担当上級マネージャー、アラン・コーエン(Alan Cohen)は述べています。

ロケーションベース サービスのエンタープライズへの普及を促進させるために、「Cisco ワイヤレス ロケーション アプライアンス」には、機能豊富で、オープンな「アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)」が搭載されています。この「API」によって、PanGo Networks 社の 802.11 対応ワイヤレス資産トラッキング アプリケーションのような、外部のソフトウェア アプリケーションとの密接な連携が可能になっています。PanGo は、ロケーション認識(location-aware)型アプリケーションの大手プロバイダーで、同社では Wi-Fi ベースの RFID ソリューションである「PanGo Locator™」を「Cisco ワイヤレス ロケーション アプライアンス」に統合させています。「PanGo Locator」アプリケーションをシームレスに統合させることにより、ワイヤレス LAN 環境で視認的なリアルタイム資産トラッキングが可能になります。その結果、医療関係における車イスや輸液ポンプ、製造環境におけるフォークリフトやパレットといった貴重なリソースの利用性が大幅に向上され、資本コストやリース費用の削減が可能になり、さらに同時に、これらのリソースを探すために費やす時間が短縮されるため、医療機関では患者ケアに費やす時間が増やせるようになります。

「本日の発表は、ネットワークのパワーとインテリジェンスを拡張させたいと願う、すべてのお客様にとって素晴らしいニュースとなるでしょう。シスコは、ネットワークと、『PanGo Locator』のようなロケーション認識型アプリケーションとのシームレスな統合を可能にしました。その結果生まれるソリューションは、今日のマーケットではまだ見られていないような、飛躍的な発展を実現するでしょう」と、PanGo Networks の社長兼 CEO マイク・マクギネス(Mike McGuinness)は話しています。

ワイヤレス LAN へのお客様の投資を保護し、さらに増大させるために、シスコは、他の外部ソフトウェアからも利用できる、ロケーションベースのサービスを今後もさらに発表してまいります。

「この革新的で、包括的な『ワイヤレス ロケーション アプライアンス』がシスコより発表されたのは、とても素晴らしいことだと思っています。これは、ワイヤレス LAN インフラストラクチャ自体を ”location aware(ロケーション認知型)” にするものであり、数多くのロケーションベースのアプリケーションにとっての強固な基盤となるとともに、お客様の総費用コスト削減にも貢献するでしょう。当社ではシスコと連携し、『Cisco ワイヤレス ロケーション アプライアンス』と当社の『AeroScout MobileView』エンタープライズ視認性(visibility)アプリケーションを密接に連携させ、お客様にとってのトータル ソリューションにしたいと考えています」と、AeroScout の CEO ユバル・バルギル(Yuval Bar-Gil)氏は話しています。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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