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SMB に相応しいサイズでエンタープライズ規模のワイヤレスとルーティングを実現する Cisco サービス統合型ルーター

2005 年 5 月 2 日

ジェニー・カーレス(Jenny Carless、News@Cisco)

「基本的には、ボックスの中にオフィスが入っているようなものですね。クローゼットの中では、いつでも配備できるように、何台かが待機中です」 D.W. Morgan Company の最高情報責任者グラント・オッパーマン(Grant Opperma)氏は、シスコシステムズの新しいサービス統合型ルーターについてこのように語っています。

「明日、お客様から近くにオフィスを開設して欲しいという電話があれば、私は社員の 1 人に予備のルーターとソフトフォンを搭載したラップトップを持たせ、飛行機に乗せます」タフな 15 年間を生き残ってきた出荷・物流のアウトソーシング企業の最高情報責任者は話を続けます。「次の日には完全な機能を備えたオフィスが開設され、必要なプロトコルと設定がすべて揃い、企業ネットワークに接続できるのです」

小企業のためのネットワーキング

エンタープライズの支社オフィスやテレワーカー、Wi-Fi ホットスポット、中小企業(SMB)では、シスコの新しいオフィス ルーターを利用して、モビリティ、セキュリティ、および柔軟性を向上させています。固定構成のサービス統合型ルーターである「Cisco 1800」シリーズおよび「Cisco 800」シリーズの新ラインでは、802.11 ワイヤレス ローカルエリア ネットワーク(WLAN)機能とセキュリティといったコンカレント サービスをインテリジェントに提供できるようになっており、小規模オフィスのお客様も、単一で、復元力のあるシステムを安価に配備し、ブロードバンド通信を活用できるようになります。

さらに、シスコサービス統合型ルーターの全ライン(2004 年 9 月に発表された「Cisco 1800」シリーズ、「Cisco 2800」シリーズ、「Cisco 3800」シリーズを含む)では、現在、モジュールによる WLAN 機能搭載が可能になっており、シンプルで、費用効果が良く、単一のデバイス内で、セキュアなワイヤレス機能をルーティングおよびセキュリティ機能に統合させることができます。

「SMB やエンタープライズの小規模オフィスでは、従来以上に複雑なネットワークを配備するようになっています。大規模なオフィスと同じように、セキュリティとともに、最新のアプリケーションを機能させる性能が求められているのです。サービス統合型ルーターのファミリーを増やすことによって、シスコは今後も、このようなお客様にとって不可欠な、ビジネス上の価値を提供してまいります」と、シスコの副社長兼 Premises Communications ビジネスユニット ジェネラルマネージャーのポーレット・アルトマイアー(Paulette Altmaier)は述べています。

「『Cisco サービス統合型ルーター』が登場するまでは、小規模オフィスのお客様が必要なセキュリティと性能を実現するためには、複数のボックスが必要でした。今では、1 つのシステムで望む性能とセキュリティを実現させることができますので、配備も簡単に済み、機器と設置に関連する総費用の削減が可能になっています」

スマートな通信

「当社のビジネスで重要なのは、出荷することではなく、情報を収集することなのです。情報はさまざまなところにあります。したがって、高速で、信頼性の高い通信が当社にとって何より大切なのです」と、D.W. Morgan のオッパーマン氏は話しています。

同社では、さまざまな製品およびサービスによって、クライアントがサプライ ネットワークを最適化するのを支援しています。このような種類のネットワーク環境では、導入までのスピードと使いやすさが最重要となります

「サプライチェーンで修正しなければならないところが見つかれば、直ちに修正しなければなりません。サービス統合型ルーターにより、当社では、そのような対応が簡単にできるようになっています。最も大きな利点の 1 つは、これまで複雑だった配備が、今では複雑でなくなっているということです。技術的に実現が難しいことに無理に取り組む必要もなくなり、すべてがずっと簡単で、安価になっています」と、オッパーマン氏は説明しています。

ダイナミックな環境

米国西部に 50 以上のオフィスを持つ不動産開発企業である Watt Commercial 社でも、柔軟性が大きな理由となり、このルーターが高く評価されています。Watt Commercial 社では、「Cisco 800」シリーズ ルーターのワイヤレスモデルを利用して、各地のオフィスを迅速に開設・閉鎖できるようにする計画を立てています。

「現場の環境はダイナミックです。遠隔地のオフィスは、特定のプロジェクトのニーズに応じて、開設、閉鎖、あるいはサイズ変更されなければなりません。『Cisco サービス統合型ルーター』の新しいワイヤレス機能のおかげで、オフィスの開設がずっと簡単になっています。複雑なケーブル インフラストラクチャに対処する必要がないため、設置もとてもやりやすくなっています」と、最高情報責任者のダン・キャンベル(Dan Campbell)氏は言います。

メンテナンスとサポートも、とても簡単になっています。「小規模なオフィスにサービス統合型ルーターを配備するには、文字通り、社員の 1 人に電話で伝えるだけで良いのです。ネットワーク管理もずっと簡単になっていて、少数の IT スタッフでサポートもできるようになっています」

ルーターにセキュリティ機能が装備されているため、Watt Commercial では、請負業者が遠隔地からでもネットワークにアクセスできるようにしています。「請負業者も、インフラストラクチャを変更せずにネットワークを利用できるようになっています。もっとも、それ以上に重要なのは、当社のリソースを割り振らなくても、請負業者が必要な情報にアクセスできるようになっているということなのです」

チャネルの新しい機会

シスコのチャネル アフィリエイトも新しいルーターの恩恵を受けています。

「このようなバンドル型デバイスの最大の特徴は、エンタープライズ クラスのスイッチングやルーティング、セキュリティ、ワイヤレスを SMB の予算に合わせて提供できるところにあります。我々の求めるエンタープライズ クラスの機能だけでなく、コンパクトな形状のなかに組み込まれた『Cisco IOS』ソフトウェアによって、高いレベルの WLAN およびルーティング セキュリティが実現されています。また、価格もカスタマーが無理なく購入できるものになっています」と、ワイヤレスを専門とする IT サービス プロバイダー、NetXpert の最高経営責任者ゲイリー・ノーディン(Gary Nordine)氏は話しています。

「SMB のお客様とお話するための新しい機会がまさに生まれたのです。エンタープライズで使われているものと同じ機能を、小規模企業環境でも利用できるという利点をデモンストレーションできるのです。エンタープライズ クラスの機能がすべて 1 つのボックスに組み込まれていれば、お客様は個々の機器をばらばらに買う必要がなくなります。さらに、これらのルーターには、連邦規格に準拠したセキュリティ機能が備わっていますので、コンシューマ向けのワイヤレス機能に依存するということもなくなります」と、NetXperts のセールス担当副社長トム・ハギン(Tom Hagin)氏は話しています。

エンタープライズの支社オフィスでも、医師のオフィスでも、あるいは不動産の現地オフィスでも、新しい「Cisco サービス統合型ルーター」は、より低い価格レベルでセキュリティ、柔軟性およびモビリティを提供し、あらゆる規模のお客様を支援します。

「D.W. Morgan は、自分たちの足で立っている、強い企業です。しかし、シスコの両肩の上に乗ってビジネスを遂行すれば、はるかに遠くが見渡せるようになり、視野もはるかに広くなりますので、これまで以上の成功を得られるようになるでしょう」と、オッパーマン氏は話しています。

ジェニー・カーレス : カリフォルニア州サンタクルーズ在住のフリーランス ライター。

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