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シスコ、連邦政府機関の運用継続義務に対応した統合型アーキテクチャを発表

FOSE で展示予定のシスコの「VirtualCOOP」と「Crisis Management」により、政府機関における代替施設の設置、相互運用可能な通信、機密情報の保護が可能に

2005 年 3 月 29 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズは本日、米国の連邦政府機関がContinuity of Operations(COOP: 運用継続性)に関する連邦指令に対応できるようにするために設計された、統合型のネットワーク アーキテクチャを発表しました。シスコの「VirtualCOOP」ソリューションと「MeetingPlace Crisis Management」アプリケーションにより、政府機関は、自然あるいは故意の災害の間および災害後も、完全な業務運営が可能になります。また、今回発表されたシスコのアーキテクチャにより、政府機関は連邦政府の定めるテレワーク指令も履行できるようになります。4 月5 日から 17 日まで、ワシントン D.C. の コンベンションセンター で開催される FOSE(Federal Office Systems Expo)のブース 3019 において、シスコは上記の COOP 対応製品を展示いたします。

シスコの「VirtualCOOP」ソリューションは、高度なセキュリティを備えているほか、ブロードバンド ネットワークの全体を通じて絶えず VPN トンネルが構築されます。このソリューションにより、政府機関の職員は、オフィスの外にいる場合でも、高い可用性を誇るネットワークを通じて、データセンターや主なビジネス アプリケーションと絶えず接続した状態を保つことができます。従って、政府機関の主要職員が、音声、e-メール、および動画の通信やビジネス アプリケーションへのアクセスを絶えず実行できる状態が維持されるようになり、管理部門では、中央集中的で、セキュアな管理が行えるようになります。また、シスコの「Crisis Management」アプリケーションにより、各地に分散している災害対応チームは、緊急時や脅威発生時にも計画策定が可能となります。「ダイアル ブラスト(dial blast)」が機能し(最大で 3 つの電話番号があらかじめ定められた個人に連絡される)、対応チームは直ちに、音声と動画を統合させた参加者限定の会議に参加することができます。

「シスコの COOP ソリューションは、多様な技術が組み合わされているという点では他に類を見ないものです。QoS(サービス品質)、セキュリティだけでなく、VPNの管理までもエンド ツー エンドで統合させた、包括的な、規格ベースのソリューションとなっています。政府機関が COOP に対して一貫性のない方法で対応しようとすれば、ネットワークの防御や機能の向上、迅速かつ自動的な方法での QoS 提供といった基本的な機能の実行が、複雑化したり、あるいは不可能になったりします。シスコのソリューションを導入すれば、政府機関は 2 つの連邦指令に対して 1 回の投資で費用効果良く対応できるようになるのです」と、シスコシステムズの連邦機関担当副社長ブルース・クライン(Bruce Klein)は述べています。

シスコでは、2004 年 6 月 15 日に発令された、FPC 65(Federal Preparedness Circular 65:連邦事前通知第 65 号)に詳細が記されている、政府指令への対応を具体的に想定し、COOP アーキテクチャの開発に着手していました。

FPC 65 には次のような記述があります。「COOP は、個々の政府部局、機関、およびそれらの下部組織が、基本的な機能を維持させるための活動として定義される。COOP の対象範囲には、代替の運営施設の決定、相互運用可能な通信の提供、テスト、トレーニングならびに実習を通じての機能の検証…といった事柄を行うための計画および手順も含まれるものとする。その所在地に関わらず、あらゆる連邦政府組織は、COOP 機能を実行可能な状態で維持し、緊急時あるいは通常の運営に支障をきたす可能性のある状況においても、代替の運営サイトにおいて基本的な機能を継続的に発揮できなければならない。…COOP プラニングは純粋に『良好なビジネス プラクティス』であり、責任ある、信頼できる公共機関として政府機関が基本使命を遂行するためにある」

FPC 65 には、「付属書類 E - 代替運営施設」や「付属書類 F - 相互運用可能な通信」、「付属書類 G - 機密のファイル、記録およびデータベース(確認、保護および入手可能性)」といった、効果的な COOP ソリューションを実現させるための技術要件を定めた項目もあります。シスコの「VirtualCOOP」および「Crisis Management」ソリューションにより、連邦政府機関では、上記の 3 つの要件を満たすことが可能になります。ストレージ、データセンター ソリューション、光ネットワーキングおよび IP コミュニケーションにおける、ネットワークベースのシスコの技術は、いずれも高度な可用性とセキュリティを備えたネットワーキング基盤を中心に構成されており、投資保護や、AutoQoS 、 AutoSecure、Smartports などのインテリジェント ネットワーク サービスに関する、COOP の残りの技術要件にも対応しています。

シスコの COOP アーキテクチャは、以下の4 つの独立したレイヤで復元力を発揮します。

  • ネットワーク - コンポーネント、デバイス、ソリューション、およびシステムの各レベルでの冗長性、ならびに高可用性ネットワーキング技術とネットワーク設計および運営におけるベストプラクティス。
  • アプリケーション - 「business-ready」データセンター ソリューションおよびアプリケーション、ならびにコンテンツ配信サービス、ストレージ ネットワーキング、データ複製。
  • 通信 - 統合メッセージング、ISR(Intermediate Session Routing)サービスおよび危機管理(crisis management)といった機能を備えた IP コミュニケーションを実現するための、分散された中央管理型のオフィスベース ゲートウェイおよび分散コールセンター。
  • ワークフォース - 有線と無線の統合、「office-in-a-box」機能およびテレワーク ソリューション

シスコでは、ネットワーク プロフェッショナルのチームを組織し、政府機関が COOP の目的に適うように支援を行っています。「Advanced Services Network Availability Improvement Support(NAIS)」チームでは、既存の政府機関のプロセスとベストプラクティスとの比較を通じて、故障検知や構成、性能、セキュリティ、設計などの多様な機能エリアでの問題解決に取り組んでいます。

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