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トリプルプレーの技術革新でリードを保つためには、ケーブル事業者はコンバージェンスの問題に対処しなければならない―シスコと Yankee Group が研究結果を発表

2005 年 3 月 23 日、ECCA 会議 - ハンガリー ブダペスト発

シスコシステムズは、ヨーロッパのケーブル業界の現状に関する重要な調査の概要をプレゼンテーションしました。これは、ケーブル事業者が将来に向けて有益な事業戦略を決定するのに役立てようと、シスコが第三者に新たに委託して行ったものです。「Defining a Profitable Future for European Cable(ヨーロッパ ケーブル業界の実りある未来のために)」と題された、Yankee Group 社のコンサルティング レポートは、今日のブロードバンド マーケットの分析と、ヨーロッパで最も成功している革新的なケーブル事業者への徹底したインタビュー取材が中心になっています。

レポートでは、無線周波数やサーキット スイッチを利用したネットワークが陳腐化するにつれ、将来のあらゆるコンシューマ向けサービスでは IP ベースのブロードバンド アプリケーションが中心になり、データ、音声、動画を単一の IP ネットワークに集約させる動きが加速するという見解が明らかにされています。また、業界の今後の課題についても論じられており、西ヨーロッパのコンシューマ向けブロードバンド サービスの契約者数の増加率は 2002 年の 32パーセントから 2008 年には 16 パーセントに減速し、ケーブル ブロードバンドの加入者 1 人当たりの平均売上(ARPU)は 2008 年までに月当たり 23.6 ユーロにまで減少するという見通しも記されています。

「ヨーロッパのケーブル事業者にとっての主要な課題は、近い将来に対処する必要のあるビジネス上および技術上の問題を確認し、優先順位付けを行うことです。適切なコンバージェンス戦略を正確に策定し、激しさを増すライバルのプラットフォームとの競争で勝利するために、ケーブル事業者にはいくもの選択肢が用意されていますが、その選択肢を間違えないことが、この業界で長く生き残るためにきわめて重要となるでしょう。本レポートでは、ブロードバンド分野の主要プレーヤーの経験を紹介し、ヨーロッパのケーブル事業者が将来のコンバージドなマルチサービス環境で成功するための処方箋としています」と、Yankee Group のコンシューマ、メディアおよびエンターテイメント担当副社長で、本レポートの執筆者の 1 人である、ボイド・ピーターソン(Boyd Peterson)氏は話しています。

ブロードバンド マーケットでのシェアを獲得するための戦術もレポートで論じられており、通信速度の向上やセキュリティの改善をはじめ、動画 IP テレフォニーや先進の動画サービス、ホーム ネットワーキングといった革新的なサービスの実装といった方法が検討されています。また、既存の HFC(hybrid fiber coax)ネットワーク上で最大 1 ギガビット/秒のブロードバンド速度を実現するためにシスコが開発した、新技術の「PacketCable」マルチメディア フレームワークや、 DOCSIS 用プロトコルの「ワイドバンド」などが技術的な主要成功要因として紹介されています。

レポートへの寄稿者である、Com Hem AB のCTO マーチン・カル(Martin Kull)氏は次のように話しています。「本レポートでもっとも興味深いのは、ケーブルの将来はコンバージェンスとサービスにかかっていると提起している点です。それゆえに私は、次世代の DOCSIS システムをツールとして、ケーブル事業者は他のブロードバンド プロットフォームを上回るサービス革新のリーダーとしての地位を築くことができると信じています」現在、Com Hem はシスコの協力を得て、同社の既存のインフラストラクチャ上で DOCSIS 技術用「ワイドバンド プロトコル」のアプリケーションの評価を進めています。

「この業界は、速度と価格を競う競争から脱却し、よりタフな競争のフェーズ-サービス競争-に突入しています。ケーブル事業者にとって、サービスによる差別化は競争でリードするために不可欠な要素となっていますが、そのためにはネットワークのインテリジェンス向上が必要になります。シスコが IP 次世代ネットワークというアプローチをとっているのは、このような状況があるからです。Yankee Group のレポートは、ケーブル業界が重要な発展段階にある時に発表されました。魅力的な技術が次々と登場する中、ケーブルの未来はとても明るいと信じています」と、シスコシステムズのサービス プロバイダー ワイヤライン部門 EMEA ビジネス開発およびマーケティング担当マネージング ディレクター、エンリコ・デルーチ(Enrico Deluchi)は述べています。

編集者への注:Yankee Group のレポート「Defining a Profitable Future for European Cable」は、シスコシステムズが委託したものです。本レポートはマスコミのメンバーに提供されており、シスコシステムズ PR 部門の JoAnne Hughes への連絡によって入手可能となっています。

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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