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アテネ国際空港、シスコのソリューションを採用し、2005 年も見通し良好

2005 年 3 月 22 日、ギリシャ アテネ発

ITM(Institute of Transport Management)より「2004 年ヨーロッパ最優秀空港」に選出されたアテネ国際空港(AIA)のカスタマー サービスや施設革新への取り組みは、他の空港のお手本となっています。

アテネ国際空港の成功の秘訣としては、全ターミナルに先進的技術を配備させるために継続的な投資を行なっていることが最初に挙げられます。インターネット用ネットワーキング機器の世界的リーダーであるシスコシステムズの協力を得て、AIA ではシスコの「Cisco Intelligent Airport」ソリューションを導入し、音声、データ、動画を統合した単一のインフラストラクチャを通じて、旅行客と空港スタッフの両方がたくさんの費用節約アプリケーションを利用できるようにしています。 IP というオープン スタンダードに準拠しているこのフレームワークは、空港ネットワークのための最適な基盤となっており、AIA では、洗練されたインフラストラクチャを通じて、ワイヤレス ホットスポットや IP 電話など幅広いサービスの提供ができるようになっています。

官民協業方式によって運営されている AIA はギリシャ最大の空港で、毎年 1,300 万人以上の旅行者がこの空港を利用しています。昨年の夏には、-2004 年オリンピックの閉会式の日でしたが-利用旅行者数が 6 万 9,000 人という新記録も生まれました。シスコとともに、個別のネットワークを単一の、よりセキュアで、柔軟なネットワークに集約させた結果、AIA では、より高いレベルのトラフィックを提供することができるようになり、増え続けるカスタマーの要求にも、次のような多彩なメリットを通じて応えられるようになっています。

  • 旅行者、手荷物、空港内作業者、訪問客の安全性向上
  • 収容力および生産性の最適化による、パッセンジャー フローの合理化
  • 低価格で提供される新しいアプリケーションとサービス、ならびにネットワークのメンテナンスおよびスタッフ トレーニングのための費用削減
  • ネットワークのセキュリティ、復元力、対応力の向上により、内外からのネットワークやデータ インフラストラクチャに対する脅威および機能停止に対する防御

「AIA の情報技術・通信(IT&T)部門では、空港コミュニティの全メンバーをはじめ、航空会社、政府機関、テナント ショップ、施設内作業者、旅行者、訪問客のすべてに、最先端のサービスを提供したいと考えていました。シスコの協力を得て、費用効果が高く、高品質のサービスを提供する、シームレスな企業ネットワークを通じて、運営とプロセスの両方を改善させることができました。現在、AIA ではビジネス継続が可能になっており、空港コミュニティ内のおよそ 300 の企業にノンストップでサービスを提供できるようになっています」と、AIA の CIO(最高情報責任者)フォティス・カロニス(Fotis Karonis)氏は話しています。

新しいネットワークの配備は 2 つのフェーズに分けて行なわれました。これまで、AIA では、ターミナル全体に 100 以上のワイヤレス ローカルエリア ネットワーク(WLAN)アクセスポイントを設置しており、特定のエリアを対象とした IP テレフォニー ソリューションのパイロット テストと評価をすでに終了しています。また、地域の XML(拡張マークアップ言語)CPI デベロッパーである Webopsis 社(www.webopsis.gr)の協力により、IP フォンを通じて、Web ブラウジングや 画像セキュリティ チェック、交通統計プレゼンテーション、フライト情報表示システム(FIDS)からの情報供給といったアプリケーションを利用できるようにもなっています。AIA では、最終的には空港全体に IP テレフォニー サービスを拡大させたいと考えています。

2002 年より開始されたプロジェクトの第 1 フェーズは、WLAN アクセスポイントの配備が目的となっていました。このプロジェクトにより、カスタマーはメイン ターミナル ビルディング内のあらゆるところで、ラップトップあるいは PDA からインターネットにアクセスできるようになっています。結果的に AIA はこのような機能を実装した最初の空港の 1 つとなりました。AIA のスタッフには、モバイル装置を使ってインターネットやイントラネットを利用できる柔軟性も与えられました。また、AIA のスタッフは PDA を使って、フライトや航空会社の最新情報の検索など、数多くのアプリケーションに離れた場所からアクセスすることもできます。さらに、PDA はセキュリティ チェック用の装置としても機能しており、スタッフは、空港内のあらゆる場所から社員の情報を迅速かつ簡単に確認できるようになっています。WLAN プロジェクトは今年より新たな発展段階に入る予定で、滑走路から最終的には航空機にまで至る、空港の全敷地でワイヤレス通信が利用可能になります。

プロジェクトの第 2 フェーズは、IP コミュニケーションの実装を目的としたもので、2004 年より開始されています。このフェーズの狙いは、絶えず移動している空港内作業者のための通信を可能にすることと、運営費用の削減にあります。チェックポイント ゲートなど、空港内の(または空港周辺の)特定のエリアに IP フォンを設置することが、プロジェクトの最初の重要なステップとなっています。これまで、チェックポイント ゲートに PC を設置するのは、スペースと費用上の理由から、不可能であるとされていました。しかし、IP フォンの設置により、ゲートでも最新情報にアクセスできるため、スタッフは訪問客や社員の往来に対しても迅速に対応できるようになっています。

「AIA とのコラボレーションにより、未来の空港の姿を、今ここで実現できるようになりました。シスコの技術ではオープン スタンダードに準拠した相互運用が可能になっていますので、AIA では単一のプラットフォームでさまざまなサービスに対応できるようになっています。このような機能性が、AIA のビジネス戦略には不可欠なのです」と、シスコシステムズのニコス・ランブロゲオルゴス(Nikos Lambrogeorgos)は述べています。

空港の円滑な運用という考えは以前にはあまり重要視されていませんでしたが、オリンピック期間中には完ぺきな運営能力と効率的な処理能力が功を奏し、同空港では 4 つの新記録が達成されました。技術インフラストラクチャの活用により、AIA では、飛行機の発着便数、利用旅客数、手荷物の処理量、およびフライト時間の正確さという、歴史的な新記録が達成されたのです。

シスコシステムズでは、トロントやミュンヘン、シャルル ド ゴールをはじめとする、世界中の数多くの空港に協力しており、これらの空港に配備された「Cisco Intelligent Airport」ソリューションはさまざまな運営上のメリットを実現しています。「Cisco Intelligent Airport」ソリューションおよび同ソリューションを採用されたお客様に関する詳しい情報は、以下の URL のシスコシステムズの Web サイトでご覧いただけます。http://www.cisco.com/en/US/strategy/transportation/airports.html

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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