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Cisco IP Communications ソリューション、米国国防総省の配備テストに合格

相互運用性、復元性およびセキュリティに関する JITC PBX1 認定を IP 対応ソフトスイッチで初めて取得

2005 年 3 月 10 日、米カリフォルニア州サンノゼ発

シスコシステムズは本日、同社が米国国防総省(DoD)の Voice over Internet Protocol(VoIP) に関する追加テストに合格し、「Cisco IP Communications」システムが、DoD のマルチベンダー音声ネットワークに必要なレベルの相互運用性および信頼性、復元性を有していることが確認された、と発表しました。シスコが新たに相互運用性テスト コマンド(Joint Interoperability Test Command: JITC)の PBX1 認証を取得したのを受けて、DoD の組織では、指揮統制用音声グレード ローカルエリア ネットワーク(Command and Control Voice-Grade Local Area Networks: C2VGLAN)といったミッションクリティカルな環境に「Cisco IP Communications」システムを配備できるようになります。

今回の認定により、シスコはIP 対応(IP-centric)ソフトスイッチでJITC PBX1 認定を取得した初めてのベンダーとなりました。シスコはすでに JITC PBX2 を取得しています。

「シスコの PBX1 認証取得を受け、政府機関では従来の TDM(Time Division Multiplexing:時分割多重方式)スイッチからの移行が可能になり、VoIP の優れた柔軟性を活用することができます。認定を受けたシスコのソリューションは従来の音声ネットワークとの相互運用が可能なように設計されていますので、政府組織では、自分のペースで IP コミュニケーションへの移行ができるようになります。たとえば、VoIP はモバイル ネットワーク環境ではきわめて有用です」と、Frost & Sullivan の防衛通信アナリスト、ブラッド・カラン(Brad Curran)氏は話しています。

また、シスコシステムズの連邦エリア担当副社長のブルース・クライン(Bruce Klein)も次のように述べています。「シスコの PBX1 認証取得は、『IP Communications』機器においてDoD のあらゆる認定要件を満たそうという、全社的な取り組みの成果です。当社では、DoD の関係機関が、高度なセキュリティと信頼性を備え、その時々の設置ニーズに合わせて費用効果良く拡張できるソリューションを導入し、ネットワーク中心の運営という長期ビジョンに向けてまい進できるように協力してゆきたいと思っています」

「Cisco IP Communications」システムでは、オープンかつ完全統合型の、単一の「Cisco AVVID(Architecture for Voice, Video and Integrated Data)」インフラストラクチャ上で、データ、音声、および動画のトラフィック伝送が可能になります。「Cisco IP Communications」システムを導入する DoD の組織では、生産性の向上やビジネスでの柔軟性改善、および運営費用の削減といった、コンバージド ネットワークの数多くの利点が実現されるようになります。また、「Cisco IP Communications」システムは、ユニファイド メッセージング、マルチメディア会議、コラボレーティブ コンタクト センターや、インタラクティブなマルチメディア対応システムといった、豊富な機能を備えた、最新のサービスを配備する際の強固な基盤ともなります。

JITC PBX1 認定は、国防情報システム局(Defense Information Systems Agency)が定めたネットワーク要件に基づいています。認定は、テストを受けた製品が高度なセキュリティを備え、マルチベンダー環境でも性能劣化を起こさず機能することを立証するものです。テストでは、重要度の高いユーザーがルーティンのトラフィックを優先的に使用できるようにすることで緊急時のサービス提供を保証するシステムである、優先割り込み(Multi-Level Precedence and Preemption: MLPP)といった軍事上必要な機能も試されます。

「我が国の政府では、最も過酷な環境においても必要なレベルのセキュリティや復元力を発揮するソリューションを求める声が高まっています。シスコが PBX1 認定を取得したことにより、DoD では、トラフィックのセキュリティを損なうことなくシステムのアップグレードができるようになり、IP コミュニケーションズがもたらす大きな投資効果を得られるようになるでしょう。さらに、『Cisco IP Communications』システムの利用によって、バックオフィスでの音声/データ管理とユーザー間通信の両方で、直ちに生産性を向上させることが可能になるでしょう」と、シスコのグローバル ガバメント ソリューション担当上席副社長兼最高技術責任者のグレッグ・エイカーズ(Greg Akers)は述べています。

認定の対象となっているのは、次の通りです。

  • エンタープライズのテレフォニーの性能および機能を拡張させ、IP フォンやメディア処理装置、voice over IP ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションといったパケット テレフォニー ネットワーク装置への対応を可能にする、「Cisco CallManager 4.1」コール プロセッシング ソフトウェア。

  • 従来の LAN スイッチングの簡潔さを保ちながら、高性能な IP ルーティング、最新のサービス品質(QoS)およびネットワーク全体のデータ セキュリティ向上を実現する、スタッカブルなマルチレイヤスイッチ、「Cisco Catalyst 3550」および「Cisco Catalyst 3560」スイッチ。

  • ワイヤリング クローゼットからコア、およびワイドエリア ネットワーク(WAN)のエッジにわたって、コンバージド サービスをサポートする、「Cisco Catalyst 4500」および「Cisco Catalyst 6500」スイッチ。

  • オンボードでの LAN/WAN 接続を実現し、コンパクトな形状の新たな高密度サービス モジュールともなる、「Cisco 2600」および「Cisco 3700」ゲートウェイ。

  • 大型のピクセルベースのディスプレイにより電話機での生産性向上アプリケーション利用を実現するとともに、ニーズの変化に合わせたカスタマイズやイーサネット上でのインライン電力供給といった機能を備えた、IP フォンの「Cisco 7940G」、「Cisco7970G」および「Cisco 7970G」

「Cisco IP Communications」について

「Cisco IP Communications」は、IP テレフォニーやユニファイド コミュニケーション、オーディオおよび Web、ビデオ会議を含めたリッチメディア通信、IP 動画放送、カスタマー コンタクト ソリューションなどのエンタープライズクラスのソリューションで構成された包括的なシステムで、お客様の既存のシスコ IP インフラストラクチャを活用して、新しいコンバージド アプリケーションを提供することを目的としています。「Cisco IP Communications」に関する詳しい情報は、以下の Web サイトをご参照下さい。www.cisco.com/go/ipc

シスコシステムズ社について

インターネット向けネットワーク機器ベンダーの世界最大手であるシスコシステムズ社(NASDAQ:CSCO)は、創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的な責任を果たしてきた結果、今年創立20周年を迎えることができました。シスコに関するニュースや情報はwww.cisco.comをご覧ください。

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