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オンタリオ州ロンドンの医療機関、Cisco Medical-Grade Networkにより放射線診断と画像診断のサービスを変革

London Health Sciences Centre と St. Joseph's Health Care が画像、音声、およびデータを単一のネットワークに集約

2005 年 2 月 3 日、カナダ ロンドンおよびトロント発

オンタリオ州ロンドンの London Health Sciences Centre(LHSC)および St. Joseph's Health Care(SJHC)は本日、「Cisco Medical-Grade Network」の配備を完了し、今後は放射線診断と画像診断のサービスの変革を図る、と発表しました。

LHSC と SJHC は、オンタリオ州ロンドン市内にある 7 つの医療施設と 3 つの関連医療センターを通じて放射線診断と画像診断のサービスを提供しています。現在進行中の計画は、ビデオケア遠隔治療(Videocare teremedicine)プロジェクトに参加しているオンタリオ州の南西部にある 41 の地域・地方病院も新たに電子放射線診断(e-radiology)サービスの対象に加えようというものです。LHSC と SJHC では、堅牢な「Medical-Grade Network」の機能を大いに活用し、「Cisco IP Communications」とワイヤレス ソリューションの導入も行っています。

「Cisco Medical-Grade Network」では、コンポーネントである「Cisco e-Radiology」ソリューションによって、患者の画像は保存され、どこからでも、リアルタイムでオンライン アクセスができるようになります。また、データや画像、音声を単一のインフラストラクチャに集約させることによって、実装や管理にかかる費用の削減が可能になります。信頼性と可用性が改善され、患者の画像にリアルタイムでアクセスできるため、診断や治療までの時間も短縮されます。

「シスコシステムズの協力を得て、放射線画像診断に最適なネットワーク インフラストラクチャを設計、および配備できました。『Medical-Grade Network』の導入は、たくさんの施設を横断して情報を安全かつ信頼性の高い方法で共有するためには絶対に不可欠なのです」と、ロンドンの各医療機関の医療情報担当統合副社長兼 CIO のダイアン・ビーティ(Diane Beattie)氏は話しています。

また、各医療機関の情報技術サービス担当ディレクターであるピーター・ギルバート(Peter Gilbert)氏も次のように語っています。「『Cisco Medical-Grade Network』により、人員の数を保ったままで高度なサービスが提供できるようになっています。つまり、人件費が削減されているのです。単一のコンバージドなネットワークに標準化されたことにより、医療コミュニティを支える新しいアプリケーションの開発により多くの時間を割くことができるようになりました」

「復元力、セキュリティ、対応力、接続性を備えた、シスコの『Medical-Grade Network』は、週 7 日、1 日 24 時間の稼働を求められる、医療機関特有の要件に対応したものとなっています。London Health Sciences Centre と St. Joseph's Health Care では、IP ベースの技術を利用して、患者ケアや組織の効率性、職員の生産性を向上させる、新しいサービスやアプリケーションを積極的に導入しています」と、シスコシステムズ カナダのエンタープライズ マーケティング担当ディレクター、ブランツ・マイヤーズ(Brantz Myers)は述べています。

これらロンドンの医療機関のネットワークで中心となっているのは、シスコが提供するオプティカルやルーティング、スイッチング、セキュリティ、IP コミュニケーションなどの技術です。「Cisco Medical-Grade Network」は、推奨されている最適事例(ベスト プラクティス)に基づいて医療サービスに相応しいネットワークを定義する、特定業界向けのモデルで、リアルタイムのコラボレーションが可能なほか、復元力、セキュリティ、対応力、接続性が備わっています。

放射線診断の革命

ロンドンの St. Joseph's Health Care で放射線診断部門のチーフを務めているドナルド・ テーブス(Donald Taves)博士は、ネットワーク接続が画像診断部門の刷新に不可欠であるという信念を持っています。「新しいネットワークがすでに成功しているのは間違いありません。放射線診断の生産性はかつて経験しなかったほどのレベルにまで向上しています。患者ケアという点に関しては、革命的な進歩ですね」

現在では、撮影された画像は診断を担当する医師に直ちに配信されます。数分以内に、画像にはレポートがリンクされ、患者ファイルも閲覧できるようになります。同時に、患者に関係する他の医師や介護者も、救急処置室にいても、手術室にいても、画像を閲覧することができます。今後は、このような画像を一般開業医や患者の地元の病院でも閲覧できるようにしようという計画もあります。

革新の基盤

ロンドンのこれらの医療機関が新しく構築したデータ センターでは、シスコのIP ベースのワイヤレス通信環境への完全移行が初めて行われ、2005 年春にオープン予定のバックアップ データセンターを含めて、これら医療機関にとっては初めて全館が「オール IP」の建物となりました。  ロンドンのこれら医療機関では、1 万 7,000 以上の端末と電話セットがネットワークに接続されています。このような機器も今後 IP ネットワークに移行する予定で、各医院では構内交換機(PBX)の保守契約費用およびアップグレード費用が不要になるとともに、より多くのサービスをユーザーの電話セットに配信できるようにもなります。

オペレーターのスクリーン上に通話者の所在地がピンポイントで表示される緊急連絡用アプリケーション「Cisco Emergency Responder」を始め、新しいアプリケーションが数多く開発されつつあります。統合型の「Nurse Call」アプリケーションでは、患者の情報がハンドヘルドの機器に配信されるほか、看護士と担当医の間で双方向通話もできるようになります。病院の倉庫も間もなくワイヤレスになり、ジャスト イン タイムの在庫管理や倉庫フロアからの発注も可能になるでしょう。

London Health Sciences Centre および St. Joseph's Health Care について

London Health Sciences Centre は、カナダで最大の救急治療教育研究病院のひとつで、カナダ国内および世界における医療革新のパイオニアとなっています。オンタリオ州ロンドンにある LHSC には 3 つのメイン キャンパスがあり、Children's Hospital of Western Ontario(西オンタリオ小児病院)および Canadian Surgical Technologies & Advanced Robotics もこのキャンパス内にあります。LHSC で働く医師およびスタッフの総数は 8,000 名弱で、毎年 60 万人以上の患者に医療サービスを提供しています。

St. Joseph's Health Care は、患者ケア、教育および研究を行っている大規模な施設です。St. Joseph's は、5 つのキャンパスで、救急/外来ケア、専門メンタル ヘルス ケア、リハビリテーション、複合ケア、および長期のケア/退役軍人ケア/専門老人向けケアおよび複合ケアといった 5 つの部門のサービスを提供しています。スタッフの総数は 5,500 名以上で、毎年、40 万人の外来患者の診察を行っているほか、4 万 500 人の緊急治療に対応し、また、1 万 5,000 人の入院患者を受入れています。

これら 2 つの医療機関は、同じ経営陣によって運営されており、財務および診療、プラニング、ネットワーキング、医療情報リソースが統合されています。

シスコシステムズ カナダ社について

シスコシステムズ社((NASDAQ: CSCO)は、インターネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダーです。創業以来、技術革新に取り組み、業界でのリーダーシップを発揮し、企業としての社会的責任を果たしてきましたが、今年で創立 20 周年を迎えることができました。シスコシステムズ カナダ社はシスコシステムズ社の全額出資子会社で、カナダの各地にオフィスを設置し、カスタマー サポートやセールス、サービスを担当しています。また、シスコはオンタリオ州オタワに大規模な研究開発センターを有しています。シスコに関する情報は、http://www.cisco.com/caでご覧いただけます。また、最新のニュースについては、以下の Web サイトをご参照下さい。http://newsroom.cisco.com/canada/

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