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グローバル企業の課題を克服する、シスコのユニファイド コミュニケーション

2004年9月1日

ジェニー カーレス、News@Cisco

ネットワーク化された企業では、シスコシステムズの最先端のIP Communications(IPC)アプリケーションにより、コンバージドな生産性ソリューションの利用および実装が、より簡単に、より効果的に行えるようになっています。世界の各地に支社を置く企業では、ユニファイド コミュニケーション向けの強力なツールであるCisco Unityの最新バージョンにより、音声とe-メールを統合させた通信アプリケーションを配備でき、さらに費用の削減や生産性の向上、カスタマー サービスの改善というメリットも得ることができます。

金融サービスとリスク管理コンサルティングを世界中で展開しているMercer Oliver Wymanは、Cisco IPCの製品とサービスを採用し、通信上の課題に対処しています。そのため、同社では通信の信頼性が飛躍的に向上し、結果的に企業全体の生産性も向上しています。

業界のリーダーとして

通信の信頼性は、Mercer Oliver Wymanにとって欠くことのできないものとなっています。「我々のマーケットでは、専門的で、経験に裏打ちされたノウハウの価値がますます高まっています。クライアントは、ビジネスを熟知していて、その知識を組織全体に迅速に伝達できる能力のあるコンサルタントを求めています」と、Mercer Oliver Wymanの社長であるジョン ドルジック氏は、同社設立の礎になった合併の1周年記念式典で、このように述べました。

Mercer Oliver Wymanは、世界の主要な金融センターにワールドクラスのエキスパートを配置して、物理的プレゼンスを確立するという手法を徹底することにより、業界のニッチ分野のリーダーとしての地位を築いてきました。ニューヨークにあるメインオフィス、ロンドンとフランクフルトにある本部をはじめ、同社では、アメリカ、ヨーロッパおよびアジア⁄太平洋地域の12の国に25のオフィスを置き、世界規模のネットワークを形成しています。

増え続ける社員数と拡張を続けるグローバルな活動への対応を迫られたMercer Oliver Wymanは、これまであった従来型のTDMベースの音声⁄データ ネットワーク インフラストラクチャから、IPベースで集約型のCisco IPCシステムへの移行を実施しました。

Mercer Oliver Wymanがシスコを選んだのは、シスコ技術の実装により生産性が向上し、費用が削減され、ネットワークの管理が簡略化するからでした。また、Mercer Oliver Wymanは、Cisco UnityがLotus Notes Dominoのe-メールおよびコラボレーション システムと密接に連携していることも高く評価していました。同社では、Lotus Notesを活用して社員のスキルの底上げを図りながら、他の技術投資の保護も行い、さらにコンサルタントが毎日利用する業界および企業に関する価値ある情報も蓄積しておきたいと考えていました。

通信の改善

新しいシステムへの移行によって、Mercer Oliver Wymanでは、以下を始めとする、さまざまなメリットを得られるようになりました。

  • 通信費用の削減
  • 運営費用の節約
  • 好きな時間に、好きな場所でできる通信
  • ビジネス プロセスの改善

Mercer Oliver Wymanでは、ニューヨークに配備されたCisco Unityシステムから、世界中のスタッフに、ユニファイド メッセージングを提供しています。Cisco Unityのシステム アーキテクチャは見事なくらいにシンプルなため、1つのオフィスで実装プロセスがすべて完了し、初期導入費用を大幅に削減することができました。

また、運営費用も節約できました。複数のネットワークや音声メッセージング システムを、専門要員の少ない複数のオフィスに配備するのではなく、1つの音声メッセージング センターで、単一のユニファイド ネットワークに伝送される音声やデータ アプリケーションを、システム管理者が簡単に管理できるようになっています。

Mercer Oliver Wymanのコンサルタントも、好きな時間に、好きな場所から、音声やファックス、e-メールのメッセージにアクセスできるようになりました。コンサルタントは、1回の出張で何週間もクライアントのオフィスで仕事をすることが多いので、Cisco UnityやCisco CallManager、またはLotus Notesのような連携アプリケーションを使用して、自分のオフィスとつねに接続されている仮想オフィスを持っています。

Mercer Oliver Wymanは、音声とデータ、そして最終的には動画も単一のネットワークに集約させることにより、ビジネス プロセスの改善と費用削減の両方を可能にする新しい通信プラットフォームを構築しました。「費用という障壁を取り除き、より多くのサービスの利用を可能にする技術は、注目に値するものだと思います。ビジネス自体が向上しますからね。当社では、オフィス間の通信もCisco IP Communicationsによって大いに向上しています」と、Mercer Oliver Wymanの情報技術担当グローバル ヘッドであるヴィクラム モーディ氏は話しています。

グローバルな通信

Mercer Oliver Wymanでは、次のような複数の製品およびサービスを導入しています。

  • Cisco Unity:コンバージェンス ベースの最新の通信サービスを可能にする、強力なユニファイド コミュニケーション ツールです。デスクトップ アプリケーション(Lotus Notesなど)との統合も可能で、ユーザは、電話でe-メールの内容を聞き取ったり、インターネットや転送ファックスで音声メッセージをチェックしたりすることができます。
  • Cisco CallManager:企業のテレフォニー性能や機能を、IPフォンやメディア処理装置、voice over IP(VoIP)ゲートウエイ、マルチメディア アプリケーションといったパケット テレフォニー ネットワーク装置に対応させるための、ソフトウエアベースのコール処理コンポーネントです。
  • Cisco IP Phone モデル 7960
  • Cisco Survivable Remote Site Telephony(SRST):ローカル イーサネット上のルータに接続されているCisco IP Phoneのフォールバック機能サポートを、Cisco CallManagerを通じて実現するためのものです。
  • IBM Lotus Notes Domino:エンタープライズクラスのメッセージング⁄コラボレーション システムです。

プロジェクトの初期段階は、コンバージドなアプリケーションを提供するための、IPCインフラストラクチャの構築が中心になりました。この段階では、ローカル用のCisco CallManagerコール処理クラスタと7960G Cisco IP Phoneが、ニューヨーク、ロンドンおよびフランクフルトのオフィスに配備され、これら3つのオフィスは45メガバイトのDS3回線で相互接続されました。

次のステップは、Unified Communicationsの配備でした。Mercer Oliver Wymanのコンサルタントは、単一のインターフェイスによって(装置は、電話でも、ラップトップでも、Blackberry (PDA)でも、好みに応じて利用可能)、音声とe-メールの両方のメッセージへのアクセスや対応、メッセージの管理が可能になります。このステップは、シスコとIBMがCisco UnityとIBM Lotus Notes Dominoの円滑な統合を進めているため、問題なく完了しました。

Cisco Survivable Remote Site Telephony(SRST)により、Mercer Oliver Wymanでは、あらゆるオフィスにフルサーバを配備しなくても、小規模なオフィスにCallManagerサービスを提供できるようになりました。また、WAN接続がダウンしたときでも、SRSTによって、Cisco IP Phoneのフォールバック サポートが機能し、ルータを通じてのコールの一時処理が可能になります。

Mercer Oliver Wymanのケースは、シスコが提唱している単一ネットワークでのアプローチが金融セクターにも浸透し、IPCへの移行が進んでいることを示すほんの一例です。最新バージョンのCisco Unityは、教育や政府機関、医療、小売業、製造業など、他のセクターにも同じような効果をもたらします。

ジェニー カーレス:カリフォルニア州サンタクルーズを拠点とするフリー ライター

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