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HIMSSの 2004 年ネットワーキング技術調査で、データ セキュリティ/生産性がネットワーキング ソリューション投資で重視されている傾向が明らかに

セキュリティ、ワイヤレス ネットワークおよびモバイル技術が、回答者の投資優先順位の上位に

2004 年 6 月 30 日、米イリノイ州シカゴ(CHICAGO, Il.)発

医療機関が医療情報技術のネットワーキング ソリューションへの投資を検討する際、データ セキュリティ(67 パーセント)と生産性向上(60 パーセント)が判断の重要な要因となっていることが、医療情報・管理システム学界(Healthcare Information and Management Systems Society: HIMSS)の2004 年ネットワーキング技術調査で明らかにされました。この調査は、シスコシステムズがスポンサーとなり、HIMSS 基金が支援を行ったものです。また、技術投資の 4 つの主な理由としては、上記の 2 つに次いで、政府規制とのコンプライアンス(54 パーセント)や運営費用の削減(53 パーセント)といった項目にも多くの回答が集まりました。

ほとんどの回答者が、多くの回答を集めた上記の 4 つの要因に代表されるような、さまざまに組み合わされた判断要因が技術投資に影響を及ぼしている、と答えています。この調査は、2004 年 2 月にフロリダ州オーランドで開催された「2004 Annual HIMSS Conference & Exhibition」で実施されたものです。

「調査結果により、たくさんの異なった要因が、医療 IT 投資に対するプロバイダーの判断に影響を及ぼしていることがわかりました。医療機関の多くは、患者のニーズを満たし、生産性を向上させるものとしてネットワーキング ソリューションを見ていますので、IT 投資に予算を振り分けるときには、データのセキュリティや効率の向上が優先順位の上位にきているのも納得できます」と、登録看護士(RN)、医療情報管理システム認定専門士(CPHIMS)で、HIMSS の専門サービス担当ディレクターであるジョイス センスマイヤー(Joyce Sensmeier)氏は話しています。

情報技術は医療サービスに恩恵をもたらすものとして考えられており、調査結果でも、ネットワーキング ソリューションが医療機関にもたらす恩恵は広く周知され、認識されていることが示されています。スタッフの生産性向上も、運営費用の削減も、調査の対象となった、さまざまなネットワーキング技術によってもたらされる恩恵である、と回答者たちは理解しています。一方、生産性へのニーズを見極めてから技術投資の規模を判断する、と答えた回答者は 31 パーセントに過ぎませんでした。

もっとも重要な技術ソリューションと投資優先順位について。医療機関では情報技術の利用度および依存度が高まっており、ネットワーク セキュリティやワイヤレス ネットワーク、モバイル装置技術は、組織にとってもっとも重要なソリューションであるとともに投資優先順位の上位に位置している、と回答者たちは答えています。

「今回の調査結果は、当社のお客様がいつも話していらっしゃること、つまりネットワークのセキュリティやプライバシー、ならびに生産性の向上、運営効率の向上による費用削減、医療過誤の削減への高い関心を、改めて示すものとなっています。人々が関心を抱いているのは、技術のために技術を配備することではなく、ビジネスおよび運営に関するきわめて現実的な課題を解決し、最終的に患者のみなさんの治療エクスペリエンスを改善させることなのです」と、シスコシステムズ社のコマーシャル マーケティング担当副社長ピーター アレクサンダー(Peter Alexander)は述べています。

その他の注目すべき結果
導入障壁の存在:

ニーズに対する認識の欠如および設備投資としては高すぎる金額が、技術導入の障壁となる事例がいちばん多くあるようです。技術の複雑さが障壁となっているという回答は、最下位でした。

ウィルスおよびワームの脅威防止:

ネットワーク セキュリティ技術が、侵入の脅威やウィルスのリスクを軽減できる機能として組織で認識されている、唯一のソリューション グループでした。

ケアの改善を実現するもの:

モバイル装置技術あるいはワイヤレス LAN ネットワークの導入によって実現されるものとしては、医療過誤の削減や患者エクスペリエンスの向上、高い性能の診療アプリケーションが実現される可能性がもっとも高いと考えられています。

機関全体の課題について:

ネットワーキングに関しては、認証/シングル サインオンが自身の所属する機関の最大の課題である、と回答者の 44 パーセントが答えています。

調査方法:

調査結果は、2004 年 2 月にフロリダ州オーランドで開催された「2004 Annual HIMSS Conference & Exhibition」で収集された回答に基づいています。この会議に出席しなかった HIMSS のメンバーに対しては、e-メールで調査への参加を呼びかけました。合計で 401 の個人からの回答が寄せられましたが、調査結果は、ローカルエリア ネットワーク(LAN)を持つ医療サービス機関に勤務しており、自身の組織のネットワーキング ソリューションに関する推奨あるいは最終決定を行っている、241 の個人からの回答に基づいています。

調査結果の全容は、以下の Web サイトでご覧頂けます。 http://www.himss.org/content/files/2004NetworkingTechnologySurvey.pdf

HIMSS について

HIMSS(医療情報・管理システム学界:Healthcare Information and Management Systems Society)は、医療情報技術・管理システムの最適利用を推進するリーダーとなり、人の健康向上を目指すことを唯一の目的とする、医療業界の会員制組織です。1961 年に設立され、シカゴやワシントン D.C をはじめとして国内各地にオフィスを置く HIMSS は、1 万 4,000 名以上の個人会員、および合計で 100 万人以上の社員を有している、およそ 220 の法人会員で構成されています。HIMSS では、情報・管理システムが高い質の患者治療に寄与するように、アドボカシーや、教育目的および専門家養成目的のイニシアチブを通じて、医療公共政策や業界規範の策定および普及を行っています。詳しい情報は、以下の Web サイトをご参照下さい。www.himss.org

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