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Clifford Chance法律事務所、Cisco IPCによりグローバルな通信機能が向上

国際法律事務所、効率性とカスタマーへの対応向上を図るためにIP Communicationを採用

2004年4月23日

ジェニー カーレス

概 要

  • Clifford Chanceのニューヨーク オフィスでは、事務所の規模に見合うと同時にグローバルなリーチが保証される、スマートで、効率的かつ柔軟な通信システムを求めていました。
  • Cisco IPCを導入すると、時間や場所にかかわらず、集約されたアプリケーションをオフィスのスタッフに提供できるようになります。それによって、チームワークがサポートされ、アクセスも容易になります。

Clifford Chanceは国際的な法律事務所です。そのため、ニューヨークにいる弁護士が日中活動しているとき、シンガポールの同僚はぐっすり眠り込み、ブリュッセルにいるクライアントは遅めのビジネス ディナーの席についているかもしれません。

通信が重要なのは、明らかです。

クライアントに対してシームレスにサービスを提供し、さらに同事務所の専門家もサポートしなければならないClifford Chanceでは、ワールドクラスの通信インフラストラクチャが不可欠である、という認識を持っています。今年春に行われた、西52丁目の新しいビルへの移転は、同法律事務所のニューヨーク オフィスにとって、ビジネス通信システムをアップグレードする契機となりました。

Clifford Chanceは、時間や場所にかかわらず、音声、動画、およびデータが集約されたアプリケーションをオフィスの全スタッフに提供できるIP Communications(IPC)を導入するため、シスコシステムズに相談をもちかけました。新しいCisco IPCインフラストラクチャにより、効率的なチームワークとサービスの提供が可能になり、出張中の弁護士もアクセスが容易になるほか、活動も柔軟にとれるようになると考えたのです。

国際的なリーチ

Clifford Chanceは、企業や金融機関に複雑な取引や紛争解決のためのアドバイスを提供する法律事務所の国際的なリーダーです。Clifford Chanceは、クライアントが多国間の取引をシームレスに行えるようにするのを得意としており、ほとんどすべての主要タイム ゾーンに分散する世界32の都市に弁護士のチームを配置しています。

「我々は、業務を高度に統合させています。効率的な通信というのは、まさに我々の生命線なのです。なぜなら、3,700人いる事務所の同僚と、映画でよく見る弁護士のように、おしゃべりしながら廊下を歩くことはできませんからね」と、Clifford Chanceの米国におけるマネージング パートナー、ジョン キャロル氏は語っています。

「我々が求めるシステムとは、どのタイムゾーン、どの場所にいても、簡単に片手でアクセスでき、同時にインターネットでフェイス ツー フェイスの面談ができるため、出張の回数を減らすことができるシステムなのです」と、キャロル氏は続けます。

Clifford Chanceのスタッフは移動が激しく、厳しい期限というプレッシャーのなかで仕事をしています。「私が欲しいのは、いわば我々を追跡してくれる通信システムです。我々の居場所がわかれば、とても効果的に情報の伝達ができるはずですから」と、キャロル氏は説明します。

グローバル リーダーに相応しいサービス

Clifford Chanceが実装しようとしているサービスは、このようなニーズへの対応を目的としており、以下のような構成となっています。

  • 複数の技術を統合させたユニファイド メッセージングにより、ユーザーは、ラップトップや電話、デスクトップPC、携帯電話、ワイヤレスPDAなどの好みのツールで、ボイス メールやファックス、e-メールのメッセージを一括管理することができます。
  • Cisco Personal Assistantでは、社員が望む連絡方法や連絡場所の管理ができます。モバイル プロフェッショナルは、独自の通信ルールやスピーチ認識、生産性サービスにより、通信の管理や自身の生産性を最大限に向上させることができます。
  • Cisco Conference Connection(CCC)は、ロバストで高い拡張性を誇るIPベースのオーディオ会議を実現するもので、出張の時間および経費を削減します。CCCでは、重要かつ機密情報を扱う会議の場合に、セキュリティ レベルを引き上げることもできます。

Clifford Chanceのネットワークでは、Supervisor Engine 720モジュールが装備されたCisco Catalyst 6509スイッチが2台、データセンターのコア スイッチとして配備されています。また、Clifford Chanceでは、各フロアにCisco Catalyst 4507スイッチが2台配備されており、ともにコア装置に冗長接続されています。

あらゆるIPテレフォニー サーバーと受話器は、Clifford Chanceの通信セキュリティを保つように、タイトなセキュリティのバーチャル ローカルエリア ネットワーク(VLAN)のなかに配置されています。さらに、Cisco Works 2000とCisco IT Enterprise Managerにより、法律事務所はVLANへの望ましくない侵入者を積極的に認識できるようになっています。

通信の改善

新たなシステムの導入により、高速で、効率的な通信が実現します。Clifford Chanceでは、新システムにより、クライアントへの高度な対応能力を実装でき、モビリティ、生産性が向上されると期待しています。

Clifford Chanceでは、拡張性もシステム選択の要素となっていました。「我々が導入したいと思っていたシステムは、いろんなことをすぐにできるシステムでした。しかし、もっと重要なのは、今から1年後により良い通信ができるプラットフォームであるかどうかでしょう」と、キャロル氏は言います。

「IPCシステムは、技術を活用した法律事務所のなかでリーダー的存在になろうとする我々の継続的な取り組みをプラットフォームに反映させるために必要不可欠なのです」と、キャロル氏は続けます。

Clifford Chance法律事務所は、新しいインフラストラクチャにとても自信を持っています。「シスコと連携しようと決断したのは、技術の現状だけでなく、今から1年後、2年後に我々が求めるものをも考慮したからです。我々は、現在のニーズとともに、将来のニーズにも対応してくれる、もっとも信頼できるプロバイダーを選んだのです」と、キャロル氏は指摘しました。

ジェニー カーレス:カリフォルニア州サンタクルーズを中心に活動する、フリー ライター

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