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UniCredito社、IPベースのストレージ インフラストラクチャを拡張

Cisco MDS 9000とIPストレージ サービス モジュールを用いて、IPベースのファイバ チャネルSANインフラストラクチャを拡張

2004年2月4日、イタリア ミラノ発
シスコシステムズ社は本日、時価総額ではイタリア最大手の金融グループであるUniCredito社が、Fibre Channel over IP(FCIP)ネットワーク テクノロジーを用いてビジネス継続性戦略の拡大を図るプロジェクトの一環として、Cisco MDS 9000シリーズのマルチレイヤ インテリジェント ディレクタとIPストレージ サービス モジュールを採用したことを発表しました。これにより、UniCredito社は、イタリア国内においてバーゼルIIのビジネス継続性に関する勧告の遵守を目指す主要金融機関のひとつになります。

UniCredito社は、このプロジェクトの第一段階として、Cisco Catalyst® 6500シリーズ スイッチと10ギガビット イーサネット ワイド エリア リンクを使って、複数のデータ センターを相互接続し、最大180キロメートルの広域における大容量の非同期データ レプリケーションを実現しました。Cisco MDS 9000テクノロジーを導入することで、Cisco MDS 9000ベースのSANインフラストラクチャからFCIP接続することによって、ファイバ チャネル トラフィックをカプセル化し、IPネットワークを介して遠隔のSANデータ センターに転送することが可能となります。また、UniCredito社は、既存のシスコ製LANインフラストラクチャを活用し、VoIPの導入について検討しています。

「UniCredito社では、過去の導入実績からシスコの技術の高さを認めており、弊社が必要とする広域での高性能なデータ レプリケーションが可能だということが実証されると、すぐに導入を決意しました」と、UniCredit Servizi Informativi社でビジネス継続性担当ディレクターを務めるFabio Arduini氏は述べています。「また、音声とデータに加えて、今度はストレージを単一のコンバージド ネットワークに統合することによって、既存のCisco IPネットワーク インフラストラクチャを最大限に活用することができるということも、大きなメリットであるということがわかりました」

UniCredito社にとって、新しいテクノロジーの導入は、高い可用性と、ビジネスにとって不可欠なデータのバックアップを実現するものでなければなりません。厳しい機能検証、シミュレーション、試験を経て、最大180キロメートルの広域において、UniCredito社のストレージ環境のデータを非同期でミラーリングすることが可能であることが実証された結果、シスコのテクノロジーが採用されました。

「UniCredito社は、事業所間の接続機能をアップグレードすると同時に、既存のIPインフラストラクチャを活用して業務の継続性を実現することに成功しました。これにより、同社は、イタリア国内で最も先見性のある金融機関としての地位を築くことができたのです」と、シスコシステムズ社ヨーロッパ・中東・アフリカ地区(EMEA)ストレージ ネットワーキング担当オペレーションズ ディレクターを務めるMarcus Chambersは述べています。「バーゼルII構想がより具体的に規定されるようになってきたため、バーゼルIIのガイドラインを遵守するためだけでなく、ビジネスの回復力を確かなものにするための費用有効な方法のひとつとして、IPを捉えている金融機関がますます増えてきました」

UniCredito社は、新しいテクノロジーを導入することにより、データの可用性や災害復旧機能を向上させるだけでなく、IPをベースにした単一のコンバージドWANにおいて、高容量のストレージ トラフィックやLANトラフィックの転送を実現できるようになります。また、IPのサービス品質(QoS)機能のおかげで、仮想ネットワーク同士が互いのパフォーマンスに影響を与えることはありません。

その他にも、UniCredito社は、全面的なコンバージェンスの一環として、この度のシスコ製品によるSAN拡張プロジェクトに加え、Catalyst 6500シリーズ スイッチと10ギガビット イーサネット モジュールをベースにしたシスコのLANスイッチング アーキテクチャを導入したほか、Cisco Call ManagerとCisco IP Phoneを使って、社員向けのVoIPサービスの導入を検討しています。

シスコのストレージ ネットワーキング製品に関する詳細については、以下をご覧ください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/ps4159/index.html

UniCredit Servizi Informativi社について

UniCredit Servizi Informativi(USI)社は、UniCredito Italianoグループ傘下の企業です。同社は、有効性、ビジネス革新、社内コストや銀行業務管理費用の削減、エンド ユーザに対するサービス品質などの観点から、情報組織システムの保守に携わっています。

USI社では、現在、6カ所の事業所において1,080人の社員が勤務しています。当初、各事業所は、それぞれ総合的なデータ処理システムを個別に管理していましたが、現在では、データ処理システムの特定の領域のみを取り扱う専門のセンターをそれぞれ所有しています。データ処理システムの生産指標は以下のとおりです。

  • 25,000 mipsの処理能力
  • 92テラバイトの管理情報
  • 1日に3400万件のトランザクション


シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料はhttp://www.cisco.comでご覧いただけます。

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