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サウスフィールド市、シスコのフル サービス ブランチ ソリューションによってコストを削減し、市民へのサービスを向上

シスコの IP Phone では、XML を活用して強力なネットワーク アプリケーションを設計可能

2003 年 12 月 3 日

ステイシー ウィリアムズ、News@Cisco

サウスフィールド市
カスタマー事例概要

ミシガン州南東部に位置するサウスフィールド市では、昼間人口 17 万 5,000 名に上る市民と、フォーチュン 500 企業の 140 社を含む、8,600 以上の企業にサービスを提供するため、新しい通信システムを必要としていました。

同市は Cisco Silver Certified Partner であるサンテル サービス社およびノースタン社と協力し、シスコのフル サービス ブランチ ソリューションを導入しました。新しい収束型 IP ネットワークにより、同市の職員はこれまでにないほど効率的に市民や企業にサービスを提供できるようになり、年間で 10 万ドルのコスト削減を達成できるものと予測されています。

市民や企業は、市役所が緊急医療サービスなど不可欠な市民サービスのための通信に、最新鋭のシステムを導入することを望んでいます。同時に納税者としては、可能な限り費用効果の高い方法で政府機関が運営されることも期待しています。

ミシガン州サウスフィールド市では、シスコ システムズによる最先端の収束型音声/データ通信インフラストラクチャを用いて、双方のニーズに対応しています。新しいネットワークは、同市の重要な業務を安全かつ確実にサポートするのみならず、運用コストも年間で 10 万ドル削減するものと予測されます。

サウスフィールド市は、18 の建物に分散した 24 以上の部門を収束型 IP ネットワークを介して接続するため、シスコのフル サービス ブランチ ソリューションを導入しました。同市の 850 名 の職員は、このシスコ フル サービス ブランチ ソリューションを活用して、職員同士または一般市民と効率的に通信を行っています。サウスフィールド市では、シスコのソリューションによって、新しいアプリケーションをすべての職員に提供し、ネットワークの管理を簡略化および一元化させ、情報システムやネットワーク リソースも保護できるようになりました。また同市の職員は、シスコのソリューションが市民のニーズに迅速に対応したり、市民や同僚と容易に連絡を取ったりする際に役立つということも、実感しつつあります。

「時間の節約に貢献している最大の要因は、XML(Extensible Markup Language)ベースの電話帳です」と、サウスフィールド市の民生業務および通信局長であるアン ファークワー氏は語っています。「ユーザは、もはや紙の電話帳をめくって番号を調べたり、古くなったリストに目を通したり、受付に電話をかけて番号を聞いたりする必要がなくなりました。番号は、電話機の液晶画面に表示されるようになっています」

サウスフィールド市の情報アクセス戦略担当コンサルタントであるジェラルド ワーナー氏によると、シスコ ソリューションの主な利点は、その柔軟性にあります。「シスコの IP Phone は XML ベースであるため、このソリューションは私たちに、新しいネットワーク アプリケーションを自由に設計できる真っ白なキャンバスを提供してくれます」とワーナー氏は述べています。「私たちは、他のネットワーク システムとの相互通信に XML を使用して、思いつく限りのことを実現できます。可用性はほぼ無限大です」

シスコのソリューションは、サウスフィールド市にとって重要なステップ アップとなっています。同市のそれまでの通信インフラストラクチャは旧式で、負荷がかかりすぎていました。さまざまなビルのデスクトップ コンピュータやサーバ、ネットワーク コンポーネント、従来のネットワーク デバイスなどは、異なる機能、構成、オペレーティング システムを有していたため、ネットワーク管理は非常に困難でした。さらに、メールなどの重要なビジネス アプリケーションは頻繁に停止してしまい、職員の市民への対応を遅らせる要因となっていました。

音声通信に関しては、機能セットが限られていることと拡張機能が不充分であることが、既存の Centrex 電話システムの足かせとなっていました。ダイヤル通話に関する同市の計画にも、大きな問題がありました。地域の電話会社の、複数の異なる交換機を抱え込んでいたため、ユーザの数が増えると、新しいエリア コードの追加が必要となる可能性がありました。これでは、既存の複雑なダイヤル処理をさらに悪化させることになります。

同市が戦略的プランを綿密に検討した結果、最も費用効果の高い方策は、既存の音声およびデータ システムに替えて、市庁舎と出先機関に音声およびデータ サービスを提供できる、単一の収束型 IP インフラストラクチャを導入することであるという結論に達しました。

「私たちが有していたメインフレームは置き換えが必要であり、新しいライブラリも構築中でした」とワーナー氏は述べています。「こうした変化は、負荷のかかりすぎるインフラストラクチャと電話システムを置き換えるというニーズと相まって、私たちに成長の機会を与えてくれました。個別のネットワークを構築するのではなく、音声とデータのネットワークを、増築可能な単一のインフラストラクチャへと統合することは、理にかなっていました」。

サウスフィールド市は、Cisco Silver Certified Partner であるサンテル サービスおよびノースタンと協力し、Cisco Catalyst スイッチ、市役所全体に Cisco IP Phone、Cisco CallManager IP PBX、そして高度なコール処理とボイス メールを実現する City Unity Unified Messaging ソフトウェアなどのシスコ ソリューションを導入しました。シスコのルータと Survivable Remote Site Telephony(SRST)は、音声サービスの信頼性を確保するために役立っています。

機密性の高いネットワーク情報を外部の侵入者から保護するため、サウスフィールド市はシスコの Intrusion Detection System(IDS)ソフトウェアを導入しました。シスコのスイッチの Firewall サービスは、ネットワークの保護をさらに強化しています。

「シスコのセキュリティ ソリューションは、公安および警察部門において、特に重要な役割を果たしています」とファークワー氏は述べています。「こうしたソリューションにより、私たちは情報を保護し、ハッカーの侵入を防いでいます」。

市役所全体への Cisco IP Phone の導入は、トラブルもなく土日だけで完了しました。単一の交換機の新しい電話番号へと切り替えることで、同市はダイヤル処理を簡略化し、番号を追加するための余裕もできました。

ネットワーク管理に関しては、同市は CiscoWorks ネットワーク管理ソフトウェアを使用しています。管理者は、あらゆる場所で即応性やセキュリティなどのネットワーク特性を一元的に管理することができます。こうした機能は、従来のシステムには備わっていませんでした。

シスコのソリューションは、2003 年 5 月に稼働が始まり、ワーナー氏とファークワー氏は、このシステムによって運用コストが年間 10 万ドル以上も削減されるものと予測しています。収束型 IP ネットワークに関する今後の計画には、Cisco Unity Unified Messaging を導入して職員の生産性をさらに向上させ、CiscoWorks IP Telephony Environment Monitor(ITEM)を導入してネットワークのパフォーマンス、信頼性、管理性を向上させることなどが挙げられます。

ステイシー ウィリアムズ:ユタ州ダッチジョンを拠点に活動するフリー ジャーナリスト

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