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データボックス社、IP テレフォニーによって歴史ある建物に新たな生命を吹き込む

2003 年 12 月 11 日

ジャービス ネットワークス社は、インターネット技術およびエンターテイメント分野の持株会社であり、Web ホスティングやバーチャル リアリティ、ネットワーキング、情報技術などに関心を寄せています。テキサス州サンアントニオ近郊に位置する同社は、2 つの政府機関と協力し、興味深い歴史を持つある建物に、事務所スペースを設置する可能性について検討していました。もともとはある石油会社の本社として使われていたこのビルは、核シェルターとして機能するよう 1790 年代に改装されました。その後、避難所を探していた駐中米国大使が、10 平方フィートにも及ぶ完全防弾のセメント製の要塞と、4 万平方フィートの地下避難施設を有するこのビルを利用しました。ジャービス ネットワークスの社長兼 CEO であるジョン ジャービス氏は、かつての核シェルターを最先端のネットワーク オペレーティング センターへと転換させるため、信頼できる Cisco? Premier Certified Partner の DataVox に支援を仰ぎました。

ユニークな修復

ジャービス ネットワークスは、このビルでスペースの賃貸やビジネスを行う顧客に対し、優れた災害復旧機能とハイエンドのデータ アベイラビリティを提供できるような事務所スペースを模索していました。それまでの核シェルターの設計は非常に興味深いもので、デジタル式の監視システムと高度なセキュリティ システムを備えていましたが、分厚いセメントの壁があるため、柔軟なケーブル配線は不可能でした。

「私たちにとって最大の疑問は、このビルをデータ ファシリティに改築し、ハイテク センターへと転換できるかという点でした」とジャービス氏は語っています。「当社の目標は、かろうじて撤去を免れた最悪の状態にある建物に、最高のテクノロジーを用いて究極の電話システムを構築することでした」。ジャービス氏が挙げたこのビルの課題は、10年以上も使用されていなかったこと、1980 年に予備配線が敷かれていたこと、4 つのフロアは頑丈なコンクリートで構築されており、電波を通さず、床下や屋根裏に狭い空間がないこと、地下シェルターの深さは 75 フィートもあることなどでした。

「従来の電話システムを検討しても、何の意味もないことは明らかであったため、私たちは IP テレフォニーを導入することに決めました」とジャービス氏は語っています。「私たちはあらゆる規模の、さまざまな能力を有するベンダーやシステム インテグレータと協議しました」。ジャービス氏は自身のチームとともに、価格やエンジニアリング能力、収益性などを注意深く調査しました。「データボックス社のチームはシスコ製品を携えて参入し、素晴らしいプレゼンテーションを行いました。それこそが、私たちが求めていたものでした」とジャービス氏は語ります。

コストに見合ったものを獲得

家族経営企業としてスタートしたデータボックスは、これまで 15 年間にわたって電話システムの導入を行ってきました。3 年前からは、優れた IP テレフォニーの設計や実装ソリューションを着実に提供し、顧客の要求に十二分に応えています。

ジャービス氏は、データボックスとシスコの提案よりも低価格のソリューションが存在したことを指摘しています。「私は他のシステムに関して、毎日のように不満を耳にしています。金額はだれにとっても一番の関心事ですが、シスコの堅牢なソリューションを採用せずに、低価格のソリューションを導入した場合、信頼性の欠如や貧弱なサービスのせいで、長期的に見て結局は損をすることになってしまいます」。堅牢なシステムを導入したジャービス氏は、達成した収益額を「信じられないほど」であると評しています。「システムは、それ自体で採算が取れつつあります。シスコの機器やデータボックスのエンジニアリング能力については、いくら称賛しても足りません」とジャービス氏は語ります。

「当社は規模が小さく局地的で、事務所の数もあまり多くはないため、不利に見えるかもしれません」とデータボックスの通信コンサルタントであるグレッグ スミス氏は語っています。「しかし、そのおかげで当社の柔軟性は高まり、すべてのプロセスに立ち会うことができるため、実はこれは当社の利点と言えます。ジャービス氏が何らかの課題に遭遇した場合、当社のだれかに連絡すれば、すぐに答えを得ることができます」。

複雑なシステムに必要となる専門技術

ジャービス氏は、この新しいデータ センターに必要とされていたシステムは、これまで構築されたことのないものであったと考えています。「これは非常に困難なプロジェクトであり、多大な期待を寄せられていました。また私たちは、政府機関やビルへの転入を待っているお客様からの、大きな圧力を感じていました」とジャービス氏は語ります。「データボックスとシスコの両社は、いかなる問題が発生しようとも、いずれかがそれを解決できると明言してくれました」

ジャービス ネットワークスがこのユニークな雑居ビルのプロジェクトのために必要としていたものは、他の企業の関心を引きつけるような、最新のテクノロジーの利点をすべて生かしたファシリティでした。また、移動、追加、変更などのために外部ベンダーに頼ることなく、ビル内で人が柔軟に移動できるようにする必要もありました。さらに顧客に対して、長距離通信機能、州全体や全主要都市へのローカル ダイヤル トーン、国際電話のための外部サービスや米国外のサービス、および充分な帯域幅を提供したり、個別の企業に関してこれらのサービスすべての測定や課金を行ったりすることも必要でした。

「当社では、ビルの所有権を取得してエグゼクティブ スイートを提供したいと希望されるお客様に対応した経験があります」とデータボックス副社長のスティーブ ファーガソン氏は述べています。「課題は数多くありますが、当社にはソリューションを構築するために活用できる、長年の歴史とシスコのテクノロジーがあります」

今回のケースでは、プロジェクトの成功は、適切なワイヤリング ソリューションを設計できるデータボックスの能力にかかっていました。スミス氏とデータボックスのチームは、シスコのアーキテクチャは必要なケーブルが少ないため、大規模な配線計画のコストを節約できるという点で意見が一致しています。

「シスコのテクノロジーは、今日の企業が望むことに現実的に対応しており、当社が受けた Cisco IP Telephony Specialization 認定は非常に役立っています」とスミス氏は語っています。データボックスは現在、IP テレフォニー業者としてヒューストン地域で成功を収めており、間もなく Cisco Silver Certified Partner になる予定です。

お客様のビジネスに対する熱心な取り組みが成功をもたらす

データボックスがジャービス ネットワークスのビジネスを勝ち取った要因は、データボックスの持つ専門技術と熱心な取り組みでした。

「データボックスは、私たちが疑問や問題に遭遇しても、電話で対応できる場合は即座にその対処法を教えてくれ、電話では解決できない場合は、スタッフがすぐに現場にやってきます」とジャービス氏は語っています。「コール センターのテクノロジーや、別個の国番号と課金パートナーを持つ課金サーバ、2つの異なる通信事業者などに関する問題は、非常に複雑になる可能性があります」。またジャービス氏は、このレベルのサービスのおかげで、新しいデータ センターを迅速に稼働させ、企業全体の収益性を向上させることができると考えています。

「私たちは、お客様のビジネス モデルをよりよく理解し、それぞれの環境の特徴を把握するよう努めています」とスミス氏は述べています。「当社には、収益を生み出すアプリケーションのためのソリューションを提供してきた実績があります。ジャービス ネットワークスでは、課金モデルにおいてサービスに対するチャージ バックが必要とされており、この点が非常に重要でした」

ジャービス氏は、シスコの機器を使用することを最初に決めていたため、その後のプレゼンテーションや評価は、どのベンダーから購入するかを決定するためのものになりました。ジャービス氏がデータボックスを選択した理由は、「結局のところ、当社の目標について真剣に考慮していたのがデータボックスだったからです」とジャービス氏は語っています。

データボックスは、幅広い経験、熱心な取り組み、ロイヤルティ、戦略的パートナーシップ、そしてデータ センターと雑居ビルに関する経験を生かし、今後も大きな成功を収めていくものと思われます。

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