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グリーンズボロ市、シスコのワイヤレス ソリューションを用いて職員の生産性を 37% も向上

生産性向上の度合いは、無給の職員を 8 名追加したことに匹敵

2003 年 12 月 8 日

ステイシー ウィリアムズ、News@Cisco

ノースカロライナ州グリーンズボロ市
カスタマー事例概要

ノースカロライナ州第 3 の都市であるグリーンズボロ市は、市民へのサービス向上とコスト削減を実現できるテクノロジーの導入を目指したプログラムを開始しました。

Cisco Aironet ワイヤレス ネットワーク ソリューションの導入により、生産性が 37% も向上し、優れたサービスを迅速かつ低コストで提供できるようになりました。

多くの市と同様、ノースカロライナ州グリーンズボロ市も、市民に最高のサービスを提供しつつ、税金をできるだけ効果的に活用しようと務めています。

グリーンズボロ市は、地域社会に優れたサービスを迅速に提供しながら、生産性を 37% も向上させるなど、だれの目から見ても成功を収めています。この秘訣は、市職員や受託業者が、日程表や予定表、インターネット、メールなど、必要なものすべてに現場からアクセスできるようにしている、シスコのワイヤレス ネットワーク ソリューションにあります。

ワイヤレス ネットワークを活用している同市で最初のユーザは、配管、電気、機械、建造物などの法令遵守と安全性を監視する、市の検査官です。毎日割り当てられる仕事を受け取ったり、メールをチェックしたり、インターネットにアクセスしたりするために、自宅からビジネス街にあるオフィスまで何時間もかけて移動するのではなく、無線接続された 40 か所の「ホット スポット」サイトのいずれかで無線対応のハンドヘルド機器を使用し、市のネットワークにログインして、必要な情報を取得できるようになっています。

シスコのワイヤレス ソリューションを使用し始めてから、検査官の生産性は向上しています。急な任務の場合も情報をダウンロードし、有効な許可証を常に携帯できます。また検査官は、ワイヤレス システムを通じて報告書をダウンロードできるため、受託業者は 1 日早く検査結果にアクセスし、プロジェクトを進めたり、不充分な検査結果に対応したりすることができます。

「ワイヤレス ネットワークによって、だれもが大幅に時間を節約できています」と、同市の条例執行担当局長であるウォルター ブッチ サイモン氏は述べています。「私たちの換算では、検査官ひとりあたりの実際の作業時間は、1 日 2 時間増えています。当市には 32 名の検査官がいるため、8 名の新規スタッフを無給で雇うようなものです」 グリーンズボロ市は、Cisco Aironet アクセス ポイントを、全市にわたって 40 か所に設置し、Cisco Aironet クライアント アダプタ カードを 32 台のハンドヘルド機器やラップトップ コンピュータに据え付けて、速度が遅く管理機能も不足していた従来のワイヤレス ソリューションと取り替えました。

40 か所のダウンロード サイトは、光ファイバで無線アンテナと接続され、無線 LAN (ローカル エリア ネットワーク)がネットワーク接続されたオフィス コンピュータと同じ速度で稼働できるようになっています。これはすべて、シスコの統合ソリューションの一部であり、シスコのスイッチとルータから構成される高速の Cisco LAN も含まれています。

「シスコのシステムは、私たちがそれまで使用していたワイヤレス システムよりもはるかに高速で、かつ柔軟です」と、同市の管理情報システム担当局長であるダリル ジョーンズ氏は述べています。「私たちはネットワークのアクティビティを監視したり、接続しているユーザや転送速度、信号の強さなどを確認したりすることができます。従来のシステムでは、それぞれのリモート ステーションへ車を走らせる以外は、こうした事項を把握する方法がありませんでした」

シスコのワイヤレス ソリューションの優れた投資収益率を知ったグリーンズボロ市は、警察など他の部門も無線を利用できるよう移行させつつあります。グリーンズボロ市警の Mobile Response Team(MRT、警察に勤務するが警察官ではない文民スタッフ)はこのシステムを利用して、自動車侵入などの事件に関する調書を記録できるようになります。検査官と同様に、MRT もリモートサイトで警察記録管理システムに報告書をアップロードすることが可能です。

廃棄物処理部門もワイヤレス ネットワークに追加され、市民への対応のレベルを向上させる予定です。ゴミ収集の途中に、追加で立ち寄る地点が生じた場合は、市は経路を変えるよう収集担当者にメッセージを送信することができます。 グリーンズボロ市はまた、シスコのワイヤレス ソリューションを用いて、効果的な経路選択を行うことを計画しています。専用ソフトウェアを使用して、無駄に引き返したり交通渋滞に巻き込まれたりすることなくゴミを適時に収集できるよう、ゴミ収集車の経路を選択できます。

すでに設置されている 40 か所のアクセス ポイントに加え、同市はさらに 20 か所の追加を予定しており、最終的には地域全体を網羅する計画です。これは、土壌浸食の専門家や防火検査員、警察官、公園/道路整備作業者など、新たなユーザに対応するための下準備となります。

「私たちはイントラネット サイトを用いて、だれもが最新の進展に関する情報を得られるようにしていますが、現場スタッフがアクセスできないという場合も多々あります」とジョーンズ氏は述べています。「こうしたスタッフと市役所とを常に結び付けるデバイスによって、スタッフにより多くの情報を与え、効率を上げることができます」

ジョーンズ氏によると、シスコのソリューションの採用により、グリーンズボロ市は「テクノロジーの最先端」に触れられるようになっています。しかし、同市の念頭にあるのは、テクノロジーのためのテクノロジーではありません。

Cisco Aironet ワイヤレス ソリューションは、テクノロジーを通じて市役所のサービス品質を向上させ、コストを削減するという幅広いプログラムの一環であり、このプログラムは成功を収めつつあります。グリーンズボロ市にとって、シスコのワイヤレス ソリューションの採用は、無給のスタッフを追加したようなものです。そしてこのソリューションは、市のリソースを節約し、スタッフの生産性が高まるよう勤勉に働きながらも、給与や休暇を要求することはありません。

「連絡を取りたい現場スタッフは、まだたくさんいます」とジョーンズ氏は語ります。「私たちは、ワイヤレスが理想的なソリューションであることを実感しています」

ステイシー ウィリアムズ:ユタ州ダッチジョンを拠点に活動するフリー ジャーナリスト

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