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シスコ、Cisco MDS 9100 マルチレイヤ インテリジェント ファブリック スイッチ シリーズを発表

インテリジェント ネットワークサービスのメリットを小・中規模SANにまで広げます

2003年9月9日、米カリフォルニア州サンノゼ発
シスコシステムズ社は本日、マルチレイヤ インテリジェント ファブリック スイッチ Cisco MDS 9100シリーズを発表しました。この製品により、あらゆる規模のIT企業が自社のSAN(Storage Area Network)を、同一のインテリジェント ネットワークサービスとCisco MDS 9000ファミリの全製品に対応した統合管理ツールを用いながら、円滑かつ確実に増強することが可能になります。

これほどまでに高水準な管理性と投資保護効果は、かつてのストレージ ネットワーキング業界では望むべくもありませんでした。というのも、典型的なファイバ チャネル型のファブリック スイッチでは、ダイレクタクラスのスイッチと同レベルのインテリジェンス機能およびその高可用性を活用することができなかったからです。

エンタープライズ・ストレージ・グループのシニアアナリスト、ナンシー・マーロン・ハーレー氏は次のように語っています。「Cisco MDS 9000ファミリでは、いずれのスイッチ製品も汎用のハードウェア⁄ソフトウェア アーキテクチャを使って構築されています。そのため、お客様は自社SUNをきわめてローエンドなものから最高のハイエンド ダイレクタ仕様にいたるまで様々に拡張する際にも、投資保護効果を最大限まで高めることが可能なのです。話を聞いていると、お客様が望んでいるのはストレージ インフラ全体をシングルベンダー化することのようです。今回さらに広範なプロダクトラインを確立したことで、シスコはお客様に対しそのソリューションの魅力の源であるインテリジェンス機能を余すことなく提供する一方で、さらなる拡張性を約束できるようになるでしょう」

Cisco IP TelephonyUsers Group(CIPTUG)の独立審査員は、IPとTDMのハイブリッドテレフォニーシステムでは実現できない、最も魅力的な利点を実証した13社のアプリケーションデベロッパーを特定しました。受賞した企業は、「Employee Productivity and Best of Show」賞にMetreos、「Return on Investment and Manufacturing」賞にVytek、「Accessibility and Employee Satisfaction」賞にCalence、「Competitive Advantage and Hospitality」賞にPercipia、「Customer Satisfaction, K-12 Education, Government and Innovative Use of Technology」賞にAAC、「Cost Controls and Reductions」賞にAptigen、「Finance」賞にNICE、「Healthcare」賞にSTL、「Retail」賞にIotronics、「Legal」賞にCIRCLE 24、「Horizontal Markets」賞にNet6、「Innovative Idea」賞にTwisted Pair、「Application Suite」賞にNorstanとなりました。それぞれのアプリケーションの詳細については、次のサイトを参照してください。http://forums.cisco.com/eforum/servlet/IPCApps?page=main

Cisco MDS 9100シリーズは、高さ1RU、1または2ギガビット/秒の自動検知ファイバ チャネル接続に対応した固定コンフィギュレーション スイッチです。20ポートタイプのCisco MDS 9120と40ポートタイプのCisco MDS 9140の2モデルが入手可能です。Cisco MDS 9100シリーズのスイッチを使うことにより、小・中規模SANを構築・運営することが可能になります。また「エッジ・ツー・コア」な接続性を持たせることで、より大規模なSANへと拡張できます。そのサイズのコンパクトさゆえ、ラック当りのファイバ チャネル ポートを最大密度で実装することができ、多くの企業のデータセンターが共通して抱えるスペースの問題を解決します。

Cisco MDS 9100シリーズの持つ柔軟性は、マルチSAN環境でのスイッチ導入を可能にします。たとえば中小規模の企業ではCisco MDS 9120を使ってストレージ基盤をダイレクト アタッチドからネットワーク型へ移行することにより、最初のエントリレベルのSANを構築することができます。一方、大企業の場合は、特定のアプリケーションや業務機能の要求に合わせたストレージ ネットワーキングの構築が可能です。またCisco MDS 9140を使えば、コアのエッジとなる企業レベルのSANに多数のサーバやストレージ デバイスを低コストで接続することができます。ここにあげたすべてのケースで、Cisco MDS 9000の全ファミリーに共通して備えられている業界トップレベルの拡張性や可用性、セキュリティ、統合管理機能といった豊富な機能を最大限に活用することが可能です。

Cisco MDS 9000 SAN-OS v. 1.2

Cisco MDS 9100シリーズには、バーチャルSAN(VSAN)やロールベースのアクセス制御、バーチャル アウトプット キュー、最新のSANセキュリティおよび診断機能といった、現在Cisco MDS 9000で利用できる統合管理ツールとインテリジェント ネットワークサービスが、いずれも出荷時に搭載されています。またCisco MDS 9000ファミリーのSAN-OSバージョン1.2には、さらに新たな機能が加わりました。以下はその詳細です。

  • セキュリティの強化:LUNゾーニングや読み取り専用ゾーン、ポートセキュリティなどの機能により、SAN管理者はスイッチおよびファブリックレベルでのセキュリティをより堅牢なものにすることができます。
  • 運用管理の強化:VSAN アクセス制御により、SAN管理者が特定のVSANにユーザ管理権を付与できるようになることから、企業ニーズに沿ったロール設定が可能です。
  • 高度なトラブルシューティングと診断機能:リモートSPAN(RSPAN)により、SPAN(スイッチド ポート アナライザ)機能がマルチスイッチ環境へと拡張され、ファブリック全域でファイバ チャネルのトラブルシューティングが簡素化されます。
  • 投資保護効果の向上:レガシースイッチ相互運用モードにより、サードパーティのSANスイッチを用いて構築したファブリックに損傷を与えることなく、Cisco MDS 9000シリーズのスイッチを配置することができます。

価格と出荷状況

Cisco MDS 9100とCisco MDS 9000 SAN-OS v.1.2については、現在、シスコ オリジナル ストレージ マニュファクチャラー(OSM)およびその他のストレージ サブシステム ベンダーによる認定作業が進行中です。OSMパートナーからの出荷およびその価格については1、2ヶ月中に発表されます。なお、HPは9月末までにCisco MDS 9100を発売する予定です。

シスコシステムズ社について

Cisco Systems, Inc.(NASDAQ: CSCO)は、インターネット/イントラネットの基盤となるネットワーク関連機器を提供する世界的なプロバイダです。シスコに関するニュースならびに関係資料はhttp://www.cisco.comでご覧いただけます。

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Cisco、Cisco Systems、Cisco Systemsのロゴは、米国ならびに諸外国における Cisco Systems, Inc. および関連会社の登録商標です。本文書に記載しているその他の商標の所有権は、所有企業各社にあります。

Cisco MDS 9100は次のような企業に支持されています。

コンピュータ・アソシエーツ(Computer Associates)

「Cisco MDS 9100マルチレイヤ インテリジェント ファブリック スイッチには、ストレージ インフラの効率化を考えているIT企業が活用できるであろう機能が満載です。Cisco MDS 9100シリーズの最初のバックアップ ソリューションとして認定作業が進められているのが、当社のBrightStor ARCserve Backup。多数のサーバに接続可能なテープ ライブラリなど、高額なストレージ リソースを最大限活用していただくためのアプリケーションです。Cisco MDS 9100でBrightStorを使うことにより、企業全体のデータ保護コストを削減することが可能になります」

--BrightStorソリューションの担当副社長、ボブ・デイビス氏

日立データシステムズ(Hitachi Data Systems) 「導入が簡単で有用性に優れ、かつ高い投資回収率が望める ― このような相互運用対応SANソリューションを提供してくれるベンダーを、お客様は求めているのです。日立データシステムズでは、シスコシステムズ社の新型ファブリック スイッチを自社のFreedom Storageシステムに搭載、ネットワーク型のストレージのメリットをより広範なお客様に提供していく所存です」

--グローバル・マーケティング・アンド・ビジネス・デベロップメント担当副社長、スコット・ジェネルー氏

ヒューレット・パッカード(HP)

「Cisco OSMの最初の製品となるCisco MDS 9120とMDS 9140ですが、厳格な認定審査を実施した結果、HPでは両スイッチをSAN環境に導入し使用していくことになりました。相互運用可能な標準仕様のSANの場合、信頼がおけて運用が簡単なネットワーク ストレージ基盤の構築が不可欠です。ビジネスとITとを密接に結びつけるHPのアダプティブ・エンタープライズ戦略を形にするための重要なSANプロバイダとして、HPではシスコとの連携を強めていきたいと思います」

--HP ネットワーク・ストレージ・ソリューションズ ストレージ・ソフトウェア部門ジェネラルマネージャー、フランク・ハービスト氏

IBM

「Cisco MDS 9120とCisco MDS 9140が加わったことにより、シスコのスイッチ製品は中小規模のカスタマーに大きな変化をもたらすことでしょう。MDS 9120やCisco MDS 9140を用いることで、IBMのお客様はシスコのSANファブリックを使ってスモールビジネスを始めたり、経営規模を拡大したりといったことが可能になります」

--IBM ストレージ・システム・グループ プログラムディレクター、スコット・ドラモンド氏

ネットワーク・アプライアンス(Network Appliance) 「新しく出たCisco MDS 9100シリーズのスイッチ製品は、互換性を備えたシスコのストレージ スイッチ ファミリーの幅をさらに広げ、あらゆる企業のニーズに応えられるようになっています。シスコとネットワーク・アプライアンスでは、拡張性に優れたストレージ ソリューションを共同で提供しています。ローエンドからハイエンドまであらゆる製品に対応可能なこれらのソリューションは、IT環境拡張の際のコストや手間を軽減してくれます」

--パートナーズ・アンド・アプライアンシズ担当副社長、パトリック・ロジャーズ氏

ベリタス(VERITAS)

「中小規模のビジネスで求められるのが、運用が簡単で低コストなデータ保護システムです。ベリタスのBackupExecはそれを提供します。ベリタスBackupExecと今回発表されたCISCO MDS 9100シリーズのマルチレイヤ インテリジェント ファブリック スイッチを組み合わせることで、テスト・認定済みのストレージ ソリューションをインテリジェント ネットワークサービスを介してご利用いただけるようになります。ベリタスではあらゆる種類のスイッチをミッション内に組み込むことにより、今日のITニーズに合ったユーティリティ コンピューティングの実現を目指します」

--プロダクト・アンド・ソリューションズ・マーケティング担当副社長、ブレンダ・ザワツキー氏

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