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シスコシステムズ、ネットワーク・ソリューション・テスト・ラボをシンガポールに設立

アジア太平洋地域と日本のお客様向けにソリューションやシステムのテストを実施するラボ

シンガポール、2003年7月2日 - シスコシステムズは、Networked Solutions Integration Test Engineering(NSITE、ネットワーク・ソリューション統合テスト・エンジニアリング)ラボをシンガポールに設立しました。 このアジア太平洋NSITEラボは、複雑なIPネットワーク・ソリューションを実世界の条件でテストする面でシスコのお客様を支援する使命をもつラボの世界的なネットワークの一部を成します。このほかのNSITEラボは、米国のノースカロライナとカリフォルニア、欧州の英国、ベルギー、イタリアにあります。

シンガポール・ラボは、シスコのCapital Towerオフィス内の10,000平方フィートを占め、4,000万USドル相当のネットワーク機器で構成されています。NSITEラボでは、回線事業者クラスのネットワーク環境をシミュレートし、シスコの音声およびダイヤル・ソリューションについて完全なシステム・テストと大規模なカスタマー環境統合を実現できます。このラボでは現在、中国のChina Unicom、日本のNTT、シンガポールのSingTelなどのお客様のソリューションをテストしています。

アジア太平洋地域と日本にいるシスコのお客様と一緒に事業を進めることに加えて、NSITEラボは、次の2つのイニシアチブを通じてシンガポールとその周辺地域にいる技術者の育成も支援しています。その第一は、シンガポールのTraining and Attachment Program(TAP、訓練および配属プログラム)におけるEconomic Development Board(EDB、経済開発委員会)を通じて行うものです。第二は、地域内の高等教育機関(IHL)から来たスタッフのための18か月という期間の配属プログラムです。

「シンガポールは、この地域にサービスを提供するNSITEラボの設置場所として合理的です。NSITEラボは、シスコがお客様にサポートを提供する面で非常に重要な役割を果たしています。シスコのお客様は、ソリューションを導入する前に、それが実世界の環境で実際に稼動している様子を見ることができるのです」と、シスコシステムズのNSITEラボ担当副社長エド・カーニー(Ed Carney)は述べました。

EDBのマネージング・ディレクター、コウ・キン・ホワ(Ko Kheng Hwa)氏は次のように語りました。「シスコシステムズのような世界規模のテクノロジー企業がシンガポールへの関わり合いを実質的に増やしたことを、私たちは喜んでいます。現在の困難な情勢にもかかわらず、シスコが高度なNSITEラボに戦略的投資を実施したことは、シンガポールにおける継続的なサポートと信頼を明らかに反映しています。そのことはさらに、シスコがシンガポールにおける活動の幅を増していることも意味します。現在のところ、本部機能と製造事業が含まれています。シンガポールは、シスコの地域拡張計画のための拠点として好立地です。さらに進んで、私たちは次世代のネットワーキング・テクノロジーにおけるシンガポールの能力を構築していくことに集中しています」。

シスコは、EDBにおけるTraining and Attachment Program(TAP)に2000年1月以来積極的に参加してきました。シンガポールNSITEラボは、新しく7人のTAP研修生を受け入れることになっています。過去3年間でこのプログラムに基づいて受け入れた研修生の数は、これで20人以上になります。「シスコはTAPにおいてEDBと積極的なパートナー関係にありますが、このプログラムにおける私たちの目的は、地元のハイテク業界に知識資本を開発することです。NSITEラボに配属された研修生は、世界でも最も先進的なネットワーキング・テクノロジーに触れることができ、そうやって取り入れたスキルを今度は国の利益のために活用できるのです」と、シスコシステムズの南アジア担当責任者ビル・チャン(Bill Chang)は述べています。

「IT業界も経済問題の影響を受けてきたかもしれませんが、依然としてシンガポール経済の主要な柱であることに変わりありません。EDBや情報通信開発機関などの政府機関、シンガポール情報通信テクノロジー連合などの業界団体、IHL、地元企業やその他の多国籍企業と密接に連携することにより、シスコとしては、業界にいくらかでも貢献できればと考えています」と、チャンは付け加えました。

NSITE-IHLの共同イニシアチブのもとでは、地域内の大学や技術専門学校(ポリテクニック)からの認定されたスタッフがNSITEラボで最大18か月間作業します。それらのスタッフは、研究、Web開発、トレーニング、テスト、オートメーションという5つの配属プログラムから1つを選べます。NSITEラボにいるシスコのスタッフからの指導のもとで、参加者たちは最新のテクノロジーに関連する作業に従事します。アジア太平洋地域に特有の要件に合わせたテストおよびオートメーションの手順に実際に加わることもあります。シンガポール国立大学、ナンヤン・ポリテクニック、ニー・アン・ポリテクニックが、このイニシアチブに最初に参加することになっています。

NSITEラボは、IPv6、データ/音声/ビデオの統合、サービス・プロバイダのVoIP(Voice over IP)、次世代のモバイル・ワイヤレス・ソリューションなど、先進的なテクノロジーに焦点を合わせることになっています。ラボのインフラストラクチャには、様々な通信事業者の設備が含まれています。たとえば、STP、クラス5シミュレータ、PBX、コール・エージェント、SCP、各種のアクセス機器(ケーブル、DSLAM、その他)、高速IPコア、ATM転送ネットワークなどです。極端なトラフィック条件を作り出してその影響を計測するためのツールの開発と取得にかなりの投資を行いました。NSITEは、American Power ConversionのInfraStruXureTMという革新的なデータ・センター・アーキテクチャにも適合しています。これは、ラック、電源、冷却装置、管理、およびサービスをオープンで適合性のあるソリューションに統合するものです。

シスコシステムズについて

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