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CENIC、複数の10ギガビット・イーサネット・ウェーブをCalifornia Research and Education Network(CalREN)ののバックボーンに採用

CENICは州全体に及ぶ次世代の教育研究ネットワークにシスコのIPおよび光ネットワーク機器を選択する

カリフォルニア州ロスアラミトス、2003年6月26日 - Corporation for Education Network Initiatives in California(CENIC、カリフォルニアにおける教育ネットワーク・イニシアチブのための法人)は、州全体に及ぶ最初の多層10ギガビット・イーサネット(GigE)を構築中であると発表しました。これは、すべての教育研究機関専用にサービスを提供する国内の長距離プラットフォームを拡張するものとなります。

CENICは専用のダーク・ファイバを既に取得し、シスコの光通信製品を採用しました。カリフォルニア州全体に及ぶバックボーンであるCalifornia Research and Education Network(CalREN、カリフォルニア研究教育ネットワーク)は、シスコのエンドツーエンドのIPおよび光通信ファシリティです。 このファシリティは、実験用に利用されたり、基礎研究のために主要なアプリケーションの開発に従事しているネットワーク研究者および研究チームに利用されているほか、カリフォルニア州全体のすべてのK-20および研究機関に所属するすべての学生、教員、研究者、職員の教育上の必要性も満たしてくれます。

「ダーク・ファイバ・インフラストラクチャを所有し、管理できることは、前例のない水準の容量、柔軟性、コスト・パフォーマンスをもたらしています。このことは、研究と教育におけるカリフォルニア州のリーダーシップに直接の影響があります」と、CENICの会長兼最高経営責任者トム・ウェスト(Tom West)氏は語りました。「これは、インターネット技術のたゆみない進歩における大きなマイルストーンです。エンドツーエンドの複数の10ギガビット・イーサネット・ウェーブは帯域幅とネットワークの到達範囲を拡張することになり、そのことは実験と研究を加速すると同時に、教育用途のためにコスト・パフォーマンスの高い先進的なネットワーク・サービスを提供するのです」。

ネットワーク・ベースの科学研究とネットワーキング技術の研究開発における革新を原動力として、CalRENは光通信テクノロジーを導入するまでに発展してきました。アプリケーション・レベルとネットワーク・レベルの両方の実験をサポートする堅牢で柔軟な枠組みを構築することは、インターネットのテクノロジー、サービス、プロトコルの研究を推進します。さらに、このインフラストラクチャは、サイバー・セキュリティや重要なインフラストラクチャ保護プログラムを取り巻くテクノロジーの研究と実験をサポートできます。

「CENICは、全国の教育研究プログラムで急速に優先事項になりつつあるものにペースを合わせています。それは、多層のインフラストラクチャを設置して、多種多様な教育研究用のリソース、サービス、アプリケーションに容易にアクセスできるようにすることです」と、シスコシステムズの米国企業セールス担当上級副社長ダグ・デンナーライン(Doug Dennerline)は述べました。

情報通信技術は、国の高等教育・研究プログラムにおける不可欠な部分であり、K-12カリキュラムにおける重要度は次第に増しています。現代の情報通信システムのバックボーンはブロードバンド通信ネットワークで成り立っており、そのおかけで仲間と容易に意思を通わせることができるだけでなく、幅広いリソースやサービスにもアクセスできます。

「研究開発の観点からすると、複数の10ギガビット・イーサネット・ウェーブにアクセスできることは、大量計算、大規模データセット、コラボラティブ環境をリンクしてLambdaGridを作成するという高度な実験のための新しい機会を開くものとなります」と、California Institute for Telecommunications and Information Technology(カリフォルニア電信・情報技術研究所)の理事長ラリー・スマール(Larry Smarr)氏と、カリフォルニア大学サンディエゴ校のコンピュータ科学技術学科のハリー・E・グルーバー教授は語りました。「この開発に触発されたカリフォルニアの私たちの教員は、この超広帯域幅の新世界においてさらなる革新を考案しています」。スマール氏は、米国科学財団(NSF)から資金援助を受けて複数キャンパスで実施しているOptIPuter計画の主任研究者です。この計画では実験ネットワークが医学および地球科学の分野で新しい可能性をどのように開くことができるかを探っています。

シスコのソリューションはCisco ONS 15540拡張サービス・プラットフォームとCisco ONS 15530マルチサービス集約プラットフォームを採用し、高密度光波長分割多重(DWDM)テクノロジーを利用してキャンパス・エッジからバックボーンまで10ギガビット・イーサネットLAN PHY転送を提供しています。IPコンポーネントにはCisco 12000シリーズ・ルータを装備し、ノン・ブロッキング10GigEのコア・ルーティング・パフォーマンスを実現しています。それに加えて、バックボーンの10GigE LAN PHY転送にはCisco ONS 15808拡張長距離DWDMシステムを採用し、各ネットワーク・スパン上で400ギガビット/秒(Gbps)の容量を実現しています。

「エンドツーエンドの高速10GigEネットワークを実現することにより、シスコは、集約された次世代のキャンパス、メトロ、拡張長距離ネットワークに対して発展の道筋を提供しているのです」と、シスコシステムズの上級副社長兼光ネットワーキング・グループ本部長ジェイシュリー・ウラル(Jayshree Ullal)は述べました。「IPおよび10GigEの統合インフラストラクチャにより、CalRENのような研究用ネットワークがその研究開発に関する主目的をサポートできるだけの容量、柔軟性、多層のインテリジェンス性を備えることができると同時に、QoS、セキュリティ、高アベイラビリティ、管理性などの重要な機能とサービスを最適化できます」。

実装計画は2003年1月に始まりました。機器の配置は既に始まっており、夏の終わりまでには完了する見込みです。CENICは競争入札システムによりシスコシステムズをこのプロジェクトの業界パートナーとして選びました。

CENICについて

CENICは、カリフォルニア工科大学、カリフォルニア州立大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学、南カリフォルニア大学、カリフォルニア・コミュニティ・カレッジ、および州全体のK-12学校制度にサービスを提供する非営利法人です。

CENICの使命は、この教育研究コミュニティのために高度で堅牢な多層のネットワーク・サービス一式を開発、設置、運用する業務を支援・調整することです。CENICに関する詳細は、www.cenic.orgを参照してください。

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