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顧客ハイライトと技術革新ファクトシート:2003事業年度第3四半期

シスコ社の2003事業年度第3四半期の特徴は、重要な顧客の獲得と、大企業、商業(中小企業)、およびサービス プロバイダの各顧客部門における技術革新でした。シスコ社は、国内だけでなく、海外においても重要な顧客を獲得し、Cap Gemini Ernst & Young社、EDS社、General Motors社、AT&T社、China Telecom社、France Telecom社などの大手企業との関係をさらに拡大しました。また、シスコ社の2003事業年度第3四半期では、スイッチング/ルーティングなど、当社の得意市場だけでなく、ストレージ、セキュリティ、音声、無線などの最先端技術においても技術革新が生まれました。過去の四半期からハイライトを紹介します。

大企業顧客部門:
パートナーおよび顧客ハイライト:
  • シスコ社とEMC社は、 次世代ストレージエリアネットワーク(SAN)技術を共同で開発し商品化する契約を発表しました。契約書によると、EMC社は、同社のConnectrix SANインフラストラクチャ製品を主軸とする各種セット商品の中で、シスコ社製MDS 9000ファミリーのマルチレイヤ- ディレクタとファブリック スイッチを再販し、同ファミリーのサポートを行うとしています。

  • シスコ社は、 HP社との協業関係を拡張し、同社のネットワーキング コンポーネントに最適化されたHP ユーティリティ データ センター(HP UDC)を大企業ならびにサービス プロバイダ向けに販売します。HP社とシスコ社は、シスコ社製コンポーネントをHP UDCアーキテクチャに統合するため、エンジニアリング開発と互換性試験を共同で行うことに同意しました。これにより、顧客ごとに機能とメリットの最適化が図れるとしています。

  • シスコ社は、 Cap Gemini Ernst & Young社、Cancer Therapy and Research Center社、Memphis Grizzlies社など、IP電話を採用する顧客数社を新規に獲得したと発表しました。これらの顧客では、各社のデータ、音声、ビデオ集約システムによる生産性や投資回収率の多大な向上に関心が高まっています。シスコ社IP通信システムは、金融サービス、保険、健康管理、不動産、製造、小売/娯楽、運送、教育、政府/公共部門など、さまざまな業界の企業に対応しています。
    インタビュー

  • 台湾アカデミック ネットワーク(Taiwan Academic Network)社は、 シスコ社のネットワーキング技術を採用し、教育向けにアジア最大のメトロポリタン エリア ネットワーク(MAN)を構築すると発表しました。構築するネットワークは、学校や教育機関の間でリソースの共有化を整備するものです。

  • ベルギーで放送事業を行っているVTR社は、同社のビデオおよびプロダクション ストレージ環境を、シスコ社の技術を採用したIPネットワークに統合すると発表しました。このネットワークは、Cisco MDS 9000ソリューションを採用し、iSCSIおよびIP上の光ファイバチャネル技術により、同社既存の光ファイバチャネルSANを拡張するものになります。

  • Hutchison-Priceline社は、シスコ社のストレージ エリア ネットワーキング(SAN)ソリューションを採用して、同社のアジア向けオンライン トラベル サービスをサポートしました。成長の著しいオンライン トラベル サービスは、Cisco MDS 9000 SANの配備により、データの管理と制御の効率を高めています。

大企業顧客部門:
技術革新:
  • シスコ社は、 シスコ® 無線IP電話 7920を新たに投入しました。これは、病院、倉庫、小売ストアー、大学など、動き回りながら作業を行う頻度が高い環境にいる職員が、現場のどこにいても、いつでも、シスコ IP通信システムへ高い信頼性を確保しながらアクセスできるようにするものです。この電話は、Cisco Aironet® シリーズ、IEEE 802.11b規格準拠の無線アクセスポイントにより、インテリジェントなIPネットワーク インフラストラクチャへシームレスに接続します。また、シスコ社は、同時に、シスコ IP電話7912G、シスコ IP電話7902G、およびIP用ハードウェア/ソフトウェアの強化製品も発表しました。

  • シスコ社は、Cisco Catalyst® 6500 シリーズ マルチレイヤ- スイッチ用として開発された次世代インテリジェント ネットワーク機能と、高性能インタフェースを発表しました。これにより、Cisco Catalyst 6500には、Cisco Catalyst 6500監視エンジン720、2ポート/4ポート搭載の高性能10ギガビットEthernetモジュール、48ポート×2搭載の 10/100/1000 Ethernetモジュールが加わりました。また、シスコ 社では、データ センター向けとして、Cisco Catalyst 6500用16ポート搭載のギガビット Ethernet モジュールも発表しました。

  • シスコ社は、SAN拡張アプリケーションとして、iSCSIまたはFCIPのいずれかの技術を採用した新製品3機種を投入し、革新的なストレージ ネットワーク ソリューションを拡張しました。

  • シスコ社は、 Cisco StackWise技術を採用したCatalyst 3750シリーズを投入しました。これは、スタッカブル スイッチング市場向けとして、回復機能や性能のインテリジェンスレベルを高め、使いやすさを追求した製品です。今回の画期的な製品には、10/100/1000 スイッチング、32ギガビット内部接続など、さまざまな最先端の構成を構築するオプションが用意されています。

  • シスコ社は、 自社の統合セキュリティ ポートフォリオに、侵入保護およびファイアウォール拡張製品シリーズを追加しました。これらの新しいプラットフォームおよびソフトウェア強化は、重要なビジネスアプリケーションとサービスを動的に保護するため、ネットワークサービスとセキュリティサービスを密接にリンクさせたシスコの統合セキュリティ戦略を明確に示すものです。

  • シスコ社は、 画期的なLANスイッチング製品として、製造工場などの厳しい環境にインテリジェントなEthernetスイッチングをコスト効率よく実現するCatalyst 2955 Ethernetスイッチを投入しました。ジェネラル モーターズ社は、3月に開催されたNational Manufacturing Weekショーでこの技術をシスコ社と共同で発表し、「GM社はEthernet試験環境を完成し、この技術の実証を行って、工場施設内に配備できる準備が整いました」と発言しました。

  • シスコ社は、企業のセキュリティ インフラストラクチャへの投資価値を高めるCisco® PIX®セキュリティ アプライアンス ファミリーの強化を発表しました。具体的には、ブロードバンド環境に合わせた新しい性能レベルやミッドレンジ向けの新モデルの追加、コスト効果ならびに可用性を高めたソリューション群の提供、さまざまな官民団体からの認証の取得などとなっています。

商業顧客部門:
顧客ハイライト:
  • 2003 NBAオールスター ウィークエンドの開催中、アトランタ市警察署は、シスコシステムズ社の無線ローカル エリア ネットワーク(LAN)技術を採用して、イベント開催時のセキュリティと警備を強化しました。Cisco Aironet 350無線ブリッジに接続したアンテナからのマイクロ波により、ライブビデオ映像が警察署のヘリコプターから市内の3ヶ所に設置された指令センターへ送られました。

  • シスコ社は、サードパーティ製クライアントアダプタおよびモバイル装置と、Cisco Aironet無線ローカルエリアネットワーク(LAN)インフラストラクチャ製品との相互運用を可能にする無償ライセンス給与契約を発表しました。このプログラムは「Cisco Compatible Extensions」と呼ばれ、内蔵型およびスタンドアロン型無線LAN設計を行っている精鋭かつ戦略的半導体メーカー数社に給与されます。

  • オーストラリアで産業用ガス配給を行っている大手の1社であるLinde Gas社は、シスコ製品を採用した無線ローカル エリア ネットワーク(LAN)を配備したことにより、コスト効率を高めています。Linde Gas社は、システム インテグレーターのAccucom社と共同で、オーストラリアをまたがる同社ガス備蓄基地6箇所と配給センターのそれぞれに、802.11b規格に準拠したCisco Aironet ® 350シリーズ アクセスポイントと無線ブリッジを設置しました。

商業顧客部門:
技術革新:
  • シスコ社は、「技術による成長ソリューション」プログラムを発表し、中小企業(SMB)の運用効率、生産性を向上させ、競争の優位性を維持する、新開発のインテリジェント型ネットワーク製品とウェブ型ツールを投入しました。シスコ社認定パートナーを通して提供される4種類のソリューション(コア技術、電話技術、セキュリティ技術、モビリティ技術)は、カスタマイズが可能で、それぞれの中小企業のビジネス条件に合わせることができます。

  • シスコ社は、シスコ空港通信アーキテクチャを発表しました。これはオープン型の規格準拠のネットワークを構築するもので、空港運営担当マネージャは、セキュリティと安全性の強化、運用コストの低減、収益性の向上、新しい収益源の確認などを図ることができます。このアーキテクチャは、オープン型IP規格を採用し、音声、データ、ビデオを伝送する簡便な統合インフラストラクチャを構築します。

  • シスコ社は、Yahoo! Small Businessサイト上にCisco Solution Centerを立ち上げました。これは、インターネット型のブランド認知、需要喚起を促進するプログラムで、シスコ社のコンテンツを活用して、シスコ社の技術に対する垂直的な業界の認知や関連を深めるものです。

サービス プロバイダ顧客部門:
顧客ハイライト:
  • AT&T社とシスコ社は、積年の戦略的関係を拡大し、シスコ社の技術を採用したAT&T社のグローバル管理サービスに関する主要ポートフォリオの発売を強化しました。両社は、当面、インターネット プロトコル 仮想私設ネットワーク(IP VPN)サービス、IPネットワーク セキュリティ サービス、メトロ型光およびEthernetサービス、管理型ルーター サービス、管理型ホスティング サービス、音声/データ統合アクセスサービスの分野で、AT&T社のエンドーツーエンド管理型サービス17品目を販売します。

  • シスコ社は、China Telecom社が同社の北京研究所のデータアクセス実験施設にシスコ製ネットワーキング装置とソリューションを配備したと発表しました。同研究所は、需要が高まっているChina Telecom社の技術および通信サービスの試験に向けて、シスコ社の技術を採用した信頼性と柔軟性の高いネットワークを構築します。配備されたシスコ技術製品には、Cisco 12410および7600シリーズルーターなどが含まれています。

  • オーストラリアの通信事業最大手であるTelstra社は、シスコ社の12000シリーズ インターネット ルーターを配備し、同社のインターネット バックボーン容量をオーストラリアで初めてのアップグレードとなる10ギガビット/秒ネットワーク容量へ増強しました。

  • シスコ社は、業界トップの性能を誇る通信事業者向けIP/MPLSエッジ用ポートフォリオ製品を強化したと発表しました。この強化により、サービス プロバイダのネットワーク効率が向上し、ブロード バンド、無線、専用線、メトロ型Ethernetなど、収益力の高いサービスを拡充することができるとしています。今回発表された顧客ハイライトでは、欧州でビジネス向け通信サービスを行っている最大手のFrance Telecom and COLT社が取り上げられました。

  • シスコ社は、国立情報学研究所(東京都千代田区一ツ橋)がCisco 12000シリーズ ルーターを配備し、日本の超高速学術情報ネットワーク(SuperSINET)の海外への増強を完了したと発表しました。

  • Bell Canada社は、シスコ社のネットワーキング技術を採用し、テレロボティクスを使った歴史的な外科手術を行うため、手術に適した性能を誇るネットワークを実現しました。今回の画期的な方法では、 外科医の手や手首や指の自然な動きを3本の腕を持つロボットに直接伝えることにより、外科医が遠隔地にいる患者を手術できるようになりました。

  • Mainova社は、システムのバックアップのため、Cisco ONS 15540およびシスコトランスポート マネージャを新設のデータセンターで稼動していると発表しました。これにより、同社のビジネス持続戦略が実現するとしています。

  • インドネシアの移動通信事業者であるPT Excelcomindo Pratama(excelcom)社は、移動データ通信アプリケーションを使用する加入者ベースが急成長し、この需要を満たすため、IP対応シグナリングエンドポイントを配備しました。従来のNo. 7信号方式(SS7)による無線ネットワークと、IP対応シグナリングエンドポイント間のシグナリング ゲートウェイにシスコ® IP中継ポイントを使用し、Excelcom社はIPネットワークの信頼性とコスト効率を活用しながら、第3世代(3G)無線ネットワークサービスの基盤を構築しています。

  • シスコ社のネットワーキング技術は、Time Warner Telecom社が先日発表した「メトロ型Ethernetサービス - 将来のネットワークを現在に」と名打たれた戦略における重要な役割を担うことになります。この戦略は、大企業および中小企業向けに、新開発のメトロ型Ethernet製品を重点的に提供するものです。Time Warner Telecom社の柔軟性の高いメトロ型高速Ethernetソリューションは、従来のネットワークが提供している接続速度の最大100倍の速度を低価格で顧客に提供することを目的に設計されています。

サービス プロバイダ顧客部門:
技術革新:

技術革新ならびに新規顧客取引に関する発表については、ニュース@シスコによる新聞発表のアーカイブをご覧ください。

報道関係担当者:
大企業 サービス プロバイダ 商業
Robert Barlow Martina Moscone George Paris
408 527-5018 408 853-6849 408 526-7740
rbarlow@cisco.com mmoscone@cisco.com gparis@cisco.com

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