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シスコの従業員、困窮家庭に希望をプレゼント


2002年12月23日

文:エイミー・グリン・ホーニック(ニュース@シスコ)

シスコ・システムズでは、今年は企業トップを先頭に従業員はいつもと違うホリデー・シーズンを過ごしました。CEOのジョン・チェンバーズ氏とシスコの従業員は、今月の上旬、サンノゼのフード・バンクであるセカンド・ハーベストに駆けつけ、困窮家庭や個人に食料を配給する仕事のお手伝いをしました。アニュアル・ハーベスト・オブ・ホープ・グローバル飢餓救援キャンペーン(The Annual Harvest of Hope Global Hunger Relief Campaign)は、世界中のコミュニティで飢餓と闘い、どの人も最低限の生活が送れるようにしたいというシスコの願いの基礎。シスコは10年近くセカンド・ハーベスト・フード・バンクに協力しています。

「シスコの従業員の皆さんが優しい心で時間、お金、食料を提供してくれ、セカンド・ハーベストの奉仕活動がさらに充実できるように力を貸してくれたことを誇りに思っています」とチェンバーズ氏。

サンノゼにあるセカンド・ハーベストは、サンタクララやサンマテオの670以上の非営利機関や配送サイト、さらにホームレスの保護施設や児童センターを対象に現在年間で2,600万ポンドの食料を提供しています。ボランティアが主に運営するセカンド・ハーベストは、毎月サンフランシスコのフットボール・スタジアム、スリーコム・パークの最大収容人員の2倍にも匹敵する数である143,000人の人々(その約半数が子供)に食料を供給しているのです。今年は経済不況の影響でフードバンクへの食料要請が増大しましたが、フードバンクへの食料供与は20%から30%減少しました。

過去5回のホリデー・シーズンで、シスコの従業員は30トンの食料を寄付し、数千時間のボランティア活動を行い、モーグリッジ基金とシスコ基金の基金供出プログラムを通じ500万ドル以上の現金を寄付しました。

シスコの基金拠出プログラムは、セカンド・ハーベストが上記のような食料要請に応えられるように役立てられています。飢饉救援への変らぬ取り組みを表明するため、シスコの会長であるジョン・モーグリッジ氏は、2002年の末までにシスコの従業員が寄付した基金の中から最大で65万ドルを拠出します。また、シスコ基金も、従業員の寄付に対する拠出比率を今年1:1から2:1に引き上げました。その結果、地域の飢餓救済機関はシスコの従業員が1ドル寄付するたびに最大で4ドルを受け取ることになるのです。

貴重なボランティア活動や財務サポートに加え、シスコはセカンド・ハーベストと共同で、国中のフードバンクが生産性、効率を向上させるためにテクノロジを利用できるように支援を行っています。セカンド・ハーベストの試算によれば、テクノロジの利用による節約効果は、食料250万ポンド分、つまり困窮している人々の食事200万食分にもなります。「我々の協力により、セカンド・ハーベストは1か月に450時間分の労働力の節約ができています」とチェンバーズ氏。

シスコでは技術タスクチームを組織し、知識の共有、コストや時間を節約するアプリケーション、ワークフローやビジネス・プロセスの向上など、最新の技術がどのような分野、用途で効力を発揮するかを研究しています。シスコの5人の従業員がすでにフルタイムでセカンド・ハーベストに協力しており、経理部門の合理化や電話相談部門の強化に取り組んでいます。たとえば、受け付ける電話の量を2倍にしながら、通話時間を4分から1分以内に減らし、季節ごとに雇う補充アルバイトの数も減らしています。

年間を通じての企業フィランソロピを強く提唱するシスコは、セカンド・ハーベスト・フードバンクとの提携を通じて、従業員も個人的に少しの貢献ができる機会を与えています。従業員一人一人の貢献が集まれば、世界は大きく、有意義に変わるのです。

エイミー・グリン・ホーニックはサンフランシスコを拠点するフリーランス・ライター。

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