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SBCとシスコが合意した管理サービスの概要


2002年12月17日

SBCとシスコの戦略的合意は今日の企業が直面し、最重要課題となっているジレンマの解決を目指したものです。すなわち、企業では競争力を維持するために通信技術の拡大、アップグレードが必要になっている反面、限りある財源も維持していかなければなりません。先進的で柔軟なデータ、音声のサービスは現在では成功するために欠くことのできないものとなっていますが、今日ほとんどの企業が求めているビジネス・オプションとは、資金投資の必要性や継続事業の運転資金、管理費を抑えることになっています。

そのジレンマを解決するため、SBCとシスコは多彩で本格的な管理サービスを展開します。このサービスでは、シスコが持つ業界最高のIPベースのデータ・ネットワーク技術と、SBCが持つ企業向け通信サービスやネットワークの設計、展開、管理での専門性および企業向け通信サービスの設計、提供、積極的監視、管理での比類なき経験とが組み合わされます。この管理サービスにより、企業カスタマはネットワーク・サービスの一部あるいは全部をSBCにアウトソースすることができ、SBCはシスコの機器を使って構築されたネットワーク・インフラストラクチャを通じてサービスを提供します。

このサービスがカバーするのは企業向け通信に対するあらゆるタイプのニーズーすなわちネットワーク設計から機器の設置、データ送信サービスなどーで、いづれもSBCの関連会社が積極的に監視、管理、保守を行います。SBCグループが機器の所有、保守を行うため、企業カスタマは資本経費とリスクを劇的に軽減することができます。同時にSBCの関連会社がネットワークの運営を積極的に管理するので、内部管理データや通信インフラストラクチャに対する企業のニーズも格段に削減されます。

SBCとシスコの同意によって最初に提供される管理サービスは SBC Managed IP-VPN で、現在すでに利用可能になっています。SBC Managed IP-VPNはハードウエア・ベースのソリューションで、仮想プライベート・ネットワークからインターネットを介して企業のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)へのアクセスが可能になります。VPNの新メニューはエンド・ツー・エンドで管理され(つまり在宅勤務者のコンピュータや他のネットワーク機器から企業ネットワークやイントラネットまで)、さらにエンタープライズ・ネットワーク用のリモート・アクセスやサイト・ツー・サイト、エクストラネットのサービスが提供されます。

SBC Managed IP-VPNは、バンドル・ソリューションとしてインターネット専用回線、DSL、ダイアルアップ・インターネット・アクセスあるいは本格的なエンタープライズ・ネットワーク・ソリューションと組み合わされて提供され、ファイアウォール管理や侵入検知サービスといったSBCのセキュリティ・サービスと組み合わせることも可能です。シスコのアーキテクチャは多彩で、データの暗号化、複合化を効率的に行うために特別設計されたVPN装置の使用をカスタマが望む場合でも、要望に充分に応えられるものとなっています。

今回の提供メニューは管理サービス事業では初めてのものであり、2003年から2004年にかけて展開される予定。現在SBCの関連会社とシスコが展開中の管理サービスは以下の通りになっています。

  • AVVID(音声、動画、統合データ用アーキテクチャ)の完全管理。 企業は単一のネットワークで音声、データ、動画の統合ができるので、コストの削減と次世代のネットワーク・アプリケーションへの対応が可能になります。AVVIDサービスには、輸送、顧客端末、ネットワーク・サービスがすべて含まれており、配送は単一の配送センタから一枚の伝票で行われます。現在、AVVIDはSBCグループを通じて入手可能で、AVVIDの完全管理サービスは2003年早々にも導入される予定です。

  • イーサネット・オプティカル・ネットワーク。 スイッチ型のギガビット・イーサネット製品では、企業はインターネット専用線やトランスペアレントLANで帯域を最大1Gbpsまで柔軟に切り換えることができます。SBCのイーサネット・オプティカル・ネットワークは、企業それぞれのニーズにお応えするため、あらゆるタイプのデータ送信コンフィギュレーション(ポイント・ツー・ポイントあるいはポイント・ツー・マルチポイント、マルチポイント・ツー・マルチポイント)をサポートしています。

  • セキュリティ管理。 最新のネットワーク・セキュリティ・オプションでは、シスコのCPEを、SBCの設置・保守サービス、ファイアウォールの統括・監視サービス、侵入検知サービスとバンドルさせることにより、SBCの既存のセキュリティ・メニューをさらに発展させることが可能になります。
  • ネットワーク・ベースのIP-VPN。 この新サービスでは、企業はSBCのネットワークを自社のネットワークとして使用することが基本的に可能となります。VPNでは、企業はインターネットを安心して利用でき、ファイルやその他データの共有が行えます。SBCが提供するネットワーク・ベースのIP-VPNでは、進化を続けるSBCのIPバックボーンとマルチプロトコル・ラベル・スイッチング(MPLS)機能が使用されるので、カスタマは自社内で特別なハードウエア、ソフトウエアを導入しなくても、SBCのネットワークからVPNに接続することができます。
  • ワイヤレスLAN。 ワイヤではなく、高周波帯域を使用してネットワークのノード間での通信を行うタイプのLANで、企業の従業員はワイヤレスの機器を使って自社の情報にアクセスすることができます。
  • ホスティング管理。 ウエブやストレージ・エリア・ネットワークのホスティングに対する先進的な完全管理サービスで、企業のイントラネット・データ・センターではシスコのサーバとSBCの関連会社がホストするカスタマのアプリケーションがバンドルされます。
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