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シスコが、2002年世界通信事業者賞の固定ネットワーク利用最優秀賞を受賞


2002年10月24日

ジェニー・カーレス、ニュース@シスコ

シスコシステムズは、同社の固定データ・ネットワークを使用し、十分なインターネット・ビジネス・アプリケーションを生かして、2001年度に全世界で17億ドルを節約した。この成功が認められて、シスコは、去る9月に権威ある世界通信事業者賞の「固定ネットワーク利用最優秀賞」を受賞した。ロンドンで授与されたこの賞により、シスコが集中型音声/データIPサービスの実装を通じて実現したコストと生産性の利点が認められたことになる。

世界通信事業者賞(WCA)は、権威ある世界通信業界の一大イベントである。この式典には、500名以上の意思決定者、CEO、シニア・エグゼクティブが参加し、これらの人々が見守る中、シスコは、他の有力な関係者と共に、2001年の通信業界への貢献を表彰された。

ヨーロッパ・中東・アフリカ地域シスコシステムズ社長、ロブ・ロイドは次のように話す。「IP VPN、ワイヤレスLAN、電子教育、IPTV、そして文字通り何百ものインターネット・ビジネス・アプリケーションを使用することを通じて、私たちは、生産性の分野で目覚しい成果を達成しました。集中型ネットワークを非常にうまく利用できたことで、私たちは、従業員の高度な生産性、収益拡大、営業経費の削減といった恩恵を受けることができます。もちろん、当社のお客様も同じ恩恵が得られます」。

シスコは、自社のサービス・プロバイダー顧客が、これらと同じ利益生成アプリケーションの多くを開発し、プロバイダー各社の顧客に提供することも支援している。

固定データ・ネットワークによって実証された有効性

シスコが同社の固定データ・ネットワークを有効利用している証は、同社のいたるところで見て取ることができる。たとえば、シスコ従業員の65パーセントが、IP VPNを介して、定期的に自宅で作業する。また、200社余りのビジネス・パートナーがシスコのネットワークにセキュア・アクセスできる。

シスコでは、全世界295のオフィスにワイヤレスLANがインストールされているため、従業員が社内の好きな場所から自由に作業でき、従業員の生産性が15~20パーセント向上している。また、IPテレフォニーが160のサイトにインストールされ、40,000台以上のIP電話をサポートしている。

シスコの電子教育カリキュラムは、同社のContent Delivery Network System(CDN)によってサポートされている。CDNは、ネットワーク・エッジにコンテンツをインテリジェントに配置し、電子教育レッスンの高品質な高速配信を実現する統合システムである。このCDNを通じて、シスコでは、10,000人以上の従業員と40,000人以上のチャネル・パートナーに対して技術研修を施している。電子教育が有効なのは、人々がいつでもどこでも自由に学習できるからであり、また交通費と宿泊費を大幅に節約でき、カリキュラムの更新も可能だからだ。

最後に、300有余のインターネット・ビジネス・アプリケーションが生産性を加速度的に向上している。シスコの「バーチャル・クローズ」は格好の例である。同社では、数時間のうちに帳簿を閉じることができ、意思決定者が、詳細なリアルタイムの営業データに必要に応じて随時アクセスできる。

ある一週間

固定データ・ネットワークの利点を理解するには、シスコの従業員や顧客が実際にそれをどのように使用しているかを見るのが一番である。イギリスの中小企業で地域セールス・マネージャーを務めるアデル・ノックス・ロバーツは、シスコの集中型ネットワークのおかげで、以前よりも生活が楽になり、生産性が向上したことを知っている。アデルのごく普通の一週間のメモを見れば、このことが明らかになる。

月曜日の朝:オフィスに出向く。シスコのVXMLテクノロジーといえば、ノートブック・コンピュータでeSalesポータルをチェックし、一週間の予約を検討できることだ。「アラート」で、ネットワークの問題を抱えている顧客がいることが分かる。そこで、顧客に電話をかけ、自分がこの件を担当することを伝える。

今朝はUK Online for Business Advisorsにアクセスし、当社のワイヤレス製品ポートフォリオを更新する必要がある。電子教育データベースで、ワイヤレス・ストラテジーに関する新しいVoDと最新の製品ポートフォリオを検索する。VoDを調べている間、CiscoCastメッセージが画面に表示される。社長のロブ・ロイドが、明日、従業員フィードバック・セッションをIPTVで開催するという内容だ。オンラインのMeeting Makerでメモを作成し、Sametime Messagingを介して、デンマークにいる同僚のアンナにセッションについて伝える。

火曜日:今日はコペンハーゲンに出張し、集中型ネットワーク・プランに関する会議に出席する。会議の席で、ロブのIPTV放映を見ることになる。たぶん、ロブは、会議の間、プロジェクタに映し出されるだろう。空港のホットスポットで、いくつかのプレゼンテーションを電子メールで同僚に送る。

水曜日:イギリス中小企業団体向けのプレゼンテーションの作成。自宅からシスコ・ネットワークに接続し、チームのeWorkingサイトにドラフトを公開して、他のメンバーがコメントを直接追加できるようにする。

オフィスを不在にしている間は、イスラエルにいる同じ役職のイシマエルが私のデスクを使用する。IP電話は、個人的な電話情報を音声メールやスピード・ダイヤルのように別のハンドセットに転送できるので、出張時でも業務効果は変わらない。

木曜日:オフィスに戻る。PCをテラスに持ち出し、日差しの下でワイヤレスLANでザビエルとミーティングを行う。

金曜日:Q4の期末に近づいているので、HRツールの「Cafi Mocha」にログインし、スタッフに在庫を割り当てる。eSalesポータルで遅延オーダーの状況もチェックする。うれしいことに、インドの業者が製品を出荷した。

権威あるWCA賞を受賞したことから明らかなように、シスコは、他の企業に先駆けて、リアルタイム・ネットワーキング・アプリケーションが企業の最終収益を大きく変化させることを実証している。固定データ・ネットワークを有効に利用すれば、従業員の生産性と企業収益が向上するのだ。

ジェニー・カーレスは、米カリフォルニア州サンタクルーズ在住のフリー・ライターです。

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