日本版 ニュースリリース

Japan News






日本シスコシステムズ、

「シスコ・ネットワーキング・アカデミープログラム」

~慶應大学環境情報学部にて開始される~

Dec. 18, 1998
No. 9856

1998年12月18日、日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 黒澤 保樹、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内3-2-3、TEL.03-5219-6000)は、慶應大学環境情報学部が99年4月より「シスコ・ネットワーキング・アカデミー・プログラム」の授業を本格的に開始しされることを発表しました。なお、慶應大学では既に本プログラムを教える教員のトレーニングを終え、12月より実験授業を始めています。

シスコ・ネットワーキング・アカデミー・プログラムは、世界的にネットワーク技術者の絶対数が不足している現状で、21世紀に必要となるネットワークに必要な知識と技術スキルを、高校生から大学生を対象に教員のトレーニングを終えた各教育機関がそれぞれ専門のコースまたは授業の中で教えるものです。本プログラムでは、卒業後即座にネットワーク関連の職を獲得できるよう、キャリア指向の学習、経験を積むことができます。また、本プログラムはすでに全米50州の1000校を上る高校、大学、技術専門学校などをはじめ、世界14ヵ国ですでに開始されています。

カリキュラムは、4期、2年間の構成で、Webを使ったマルチメディア教材によるインターネット技術の基礎を学習した上で、ルータやスイッチングハブなどのネットワーク機器を実際に使用してネットワークの設計と構築、そして管理に至るまでを習得します。そして、シスコの技術者認定制度のひとつである CCNA (Cisco Certified Network Associate)を取得できるレベルを目指します。また、さらに上位の技術者認定へのキャリアを目指すトレーニングコースも用意されており、実社会に出た後、実践経験を積む中でスムースに上級技術者へのキャリアパスを歩むことができます。

シスコ・ネットワーキング・アカデミー・プログラムは、学校自身が必要としているネットワーク管理の問題にも応えるものです。日本でも、2003年までに4万校の小・中学校がネットワークに接続されますが、各校は今後ネットワークを構築し、運用する人材の育成・獲得が重要課題となっています。学生は、シスコ・ネットワーキング・アカデミーで学習中に自分の在籍する学校のネットワークニーズを満たすことができるだけでなく、カリキュラム中のプロジェクトとして同じ学区の他の学校に対する支援も行うことができます。これにより卒業後に、自分の地域の学校を結ぶネットワークの構築やサポートを行うという道を選択することも考えられます。

慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学部長 斎藤 信男教授は、本プログラムについて、次のように語っています。「21世紀には高度情報化社会、ネットワーク社会を迎え、ネットワークは開設する時代から利用する時代になってきました。慶應義塾大学でも、ネットワークなくしては教育、研究活動は何も出来なくなっている状況です。このような時代のアキレス腱は、ネットワークエンジニアの欠乏ということです。実際、急速なネットワーク時代の展開により、対応出来るエンジニアの人材育成は急務となっています。この度、日本シスコ社の提案するネットワークの教育プログラムは誠に時代の要請に合ったものです。我々は、その必要性にすぐ共感しその導入を決定しました。まだ、実験段階ですが、正式な科目として採り入れられることを検討しています。10年前はソフトウェアエンジニアの欠乏に対する危機感が大いに議論されましたが、今度はネットワークエンジニアの欠乏への対応を至急考えなければならない時です。このプログラムが、そのような対応に少しでも貢献出来ることを願っています。」

また、日本シスコシステムズ、会長 松本孝利は、「インターネットは21世紀に向けて、まさに第3次産業革命を起こしつつあります。これにより、全世界の人々の生活・仕事・遊び及び勉強の仕方が変わります。明白な事実は、世界に於いて、多数のネットワークエンジニアが不足することです。シスコ・ネットワーキングアカデミーは、21世紀に向けた最高のネットワーク技術者養成プログラムです。現在のような情報化時代では、ほとんどあらゆる業種で、ネットワーク管理者がビジネスの成功に欠かせない存在となっています。この需要に応えられるようなスキルを備えた人材を育成する上で、本プログラムは大きく貢献すると考えています。企業はシスコ・ネットワーキング・アカデミーを卒業したスキルを持つ人材を待っています。日本シスコとしても本プログラムを全面的に支援し、卒業生の活躍を心待ちにしています。」と語っています。

日本シスコでは、本プログラムを開講する学校に対し、日本シスコを中心として他の組織体などとも協力しながら、実際に実習で使う機材の準備、インストラクタの養成、支援、教師間の情報交換データベースなどを提供していきます。なお、日本シスコでは、1999年4月に開講を準備している学校を含め、99年度中には本プログラムを日本の教育機関、販売パートナーと共に、数十校の開講を目標に全国展開する予定です。