日本版 ニュースリリース

Japan News






日本シスコシステムズ、

エンタープライズ・セキュリティ監査システム販売開始

Oct. 29, 1998
No. 9844

1998年10月29日、日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 黒澤 保樹、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内三丁目 TEL:03-5219-6000)は、1998年11月から、エンタープライズ・セキュリティ監査システム、Cisco NetRangerおよびCisco NetSonarの販売を開始します。エンタープライズ・セキュリティ監査システムは、エンタープライズのネットワーク・セキュリティの現状の把握とリアルタイムでネットワーク犯罪のモニタリングを行い、すでに導入してあるファイアウォールなどのセキュリティ・システムの安全性をさらに高めることを目的とした製品です。

企業ネットワークを守るために、ファイアウォールの導入はすすんでいます。しかし、ファイアウォールは万能ではありません。外部からのアクセスが行われるWWWサーバや内部ネットワークを守るファイアウォールも本当に正しく設定されているかは、管理者まかせになってしまっているのが現状です。要件を満たすセキュリティ・システムを導入するだけではなく、それが正しく動作しているかを評価、チェックすることが重要です。そのニーズに応えるのが今回販売を開始した、セキュリティ監査システムです。
Cisco NetSonarは、ネットワーク・セキュリティの問題点を見つけるソフトウェアシステムです。Cisco NetSonarは、OSのバージョンから2000年問題に対応しているかどうかまでネットワーク上のホストの情報を詳しく集め、そこで行われているサービスの内容を調べます。そのなかでセキュリティ上問題となりそうな点をみつけ、対策までを含んだ分析を行います。Cisco NetSonarはエンタープライズワイドでのセキュリティ評価に優れた特長を持っています。ホストの詳細情報を入手し、多数のホストの評価結果を簡単にわかりやすく表現するレポート機能が豊富です。また、Cisco NetSonarは評価対象のホストに特定されないライセンス方法をとっています。これによって、さまざまなネットワークの評価が行えるので、セキュリティ評価サービス用のツールとしても優れています。

Cisco NetRangerは、アプライアンス(専用装置)のNetRangerセンサと、管理コンソールのソフトウェア、NetRangerディレクタの二つのコンポーネントから構成される、リアルタイムのセキュリティ・モニタリング・システムです。NetSonarが定期点検を行うものに対し、Cisco NetRangerはリアルタイムに、内部ネットワークを監視します。ファイアウォールが入り口でチェックするのに対し、NetRangerセンサはネットワークのなかでの動きを監視し、不振なセッションをみつけだします。発見した不振なセッションはあらかじめ設定しておいたルールに従い、セッション切断、またはCisco IOSソフトウェアを搭載しているルータのアクセス・コントロール・リストを再設定し、二度と犯罪者の侵入を許しません。Cisco NetRangerによってCisco IOSベースのネットワーク・インフラストラクチャがダイナミックに変更され犯罪者の攻撃に対応します。

一台のNetRangerディレクタは多くのNetRangerセンサを管理できます。これによってファイアウォールの近くの監視だけではなく、イントラネット・セキュリティ監視も可能になります。また、NetRangerディレクタはセンサがもっているデータベースをリモートで更新できるので、ディレクタによる遠隔監視が可能になり、それをサービスで行うことも可能です。

Cisco NetRangerは、Cisco NetSonarとともに、エンタープライズ全体のセキュリティ点検・監視を行える機能を提供します。日本シスコシステムズでは、エンドユーザが正しいセキュリティの知識に基づき、システムを適切に使えるように、トレーニングプログラムを充実させ代理店サポートを強化していく計画です。

Cisco NetSonarの希望小売価格は\760,000から。 NetRangerセンサは\3,171,000からです。なお本製品は、ソフトバンク株式会社、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ネットワンシステムズ株式会社などの販売店を通じて販売します。