日本版 ニュースリリース

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日本シスコシステムズ、

TBSのインターネットによる参議院選挙開票速報システム構築を支援

~世界初のインターネット国勢選挙速報の負荷分散システムを構築~

Jun 10, 1998
No. 9829


1998年6月10日、日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内三丁目 TEL.03-5219-6000)は、株式会社 東京放送(以下TBS)が、7月にサービス提供を予定しているインターネットによる参議院選挙開票速報システム構築を支援したことを発表しました。本システムには、シスコ社が開発した最先端のインターネット負荷分散技術が導入されており、国勢選挙開票速報システムとしての導入は世界初で、最大規模のインテリジェントなインターネット負荷分散システムです。これらはTBSホームページへのアクセス集中の問題を解決するために、複数のサーバへ処理を分散する技術と、各ユーザに最適なルートでのコネクション確立をしてネットワーク負荷を軽減する技術が導入されました。

従来の一般的な負荷分散の手法として、ユーザの判断による複数ミラーサーバのURLの選択がありますが、これらは、ユーザが適当なものを選択しているか、また選択したサーバが最も快適な接続サービスが提供されるかどうか疑問でした。TBSは、シスコのサーバ負荷分散システムLocal Directorを導入し、同一サイトの複数サーバへの負荷を均等に分散させることに成功しています。

さらにTBSでは、シスコ広域負荷分散ソリューションDistributed Directorを導入してインターネット広域アクセス部分での負荷分散も実現しています。構築したシステムは、TBSコンテンツを大手一次プロバイダー3社(AT&TJens、東京インターネット、ソニーコミュニケーションネットワーク)に分散して収容し、ユーザがどのような経路でインターネットにアクセスしているかをDistributed Directorが瞬時に判断した上、最もネットワークの距離が近く、かつ回線が最も空いている3社のいずれかのサーバーに自動的に接続させる仕組みです。最適なサーバを判断する情報は、DRP(Director Response Protocol)によって分散されたサーバの近くに置かれたCisco IOSソフトウェアを搭載したルータから得られます。この情報を提供するサービスをシスコ・ルータでインターネット・バックボーンを運用する上記プロバイダー3社が開始したことにより、プロバイダーをまたがる広域負荷分散サーバの構築が実現しました。

今回の負荷分散技術は、放送局のようなマスメディア等、短期に大量のアクセス集中が見込まれる日本の有力サイトに、画期的なソリューションを提供できるだけでなく、プロバイダーサイドにも、優れたコンテンツを安定的に供給でき、顧客サービスの向上に効果を発揮するものと期待されます。

またシスコは、今回のシステム構築に利用されたLocal Director、Distributed Directorの製品の他、アクセスされたコンテンツをキャッシュすることによって回線の負荷を低減する高性能キャッシュ・デバイスCisco Cache Engineなど、従来のネットワーク製品ではカバーしきれない部分で、インターネットのスループットを向上させるソリューションを提供しており、多くの実績を上げています。

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