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日本シスコシステムズ、

CATV業界向けインターネット戦略を発表

~CATVインターネット向けルータ Cisco uBR 7246を市場投入~

April 9, 1998
No. 9819


1998年4月9日、日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利、資本金22億2千万円、東京都千代田区丸の内三丁目 TEL.03-5219-6000)は、CATV業界向けインターネット戦略とCATVインターネット向けルータ「Cisco uBR(Universal Broadband Router) 7246 」を発表しました。

CATV網を利用したインターネット・アクセスは、低料金で高速アクセスが可能となるため、世界中のCATV事業者が注目しています。これまで、ベンダ独自仕様が圧倒的に多かったケーブル・モデム仕様も、昨年秋、北米を中心にCATV事業者や機器ベンダで参加する業界単体であるMCNS(Multimedia Cable Network System)がケーブル・モデムの標準仕様DOCSIS(Data-Over-Cable Service Interface)を制定し、公開が行なわれたため、MCNS標準仕様が、CATV事業者や機器ベンダで多く採用され、デファクト・スタンダードになりつつあります。

シスコは、ケーブル・モデム仕様として、MCNS標準仕様を採用し、CATVインターネット関連製品の市場投入とMCNS仕様の啓蒙活動を広く行います。 MCNS標準仕様は、インターネット・アクセスとデジタル・セット・トップ・ボックスとの連動が可能であるため、シスコは、将来的にインターネットと放送との連動・融合を視野に入れた製品・サービスの開発を行っていく予定です。

CATVインターネット製品として、ケーブル・モデム・ヘッドエンドとルータとを統合したCisco uBR(Universal Broadband Router) 7246を今春より市場投入します。ケーブル・モデム・ヘッドエンド部分は、Cisco uBR 7246に4スロットのケーブル・モデム・カ ード用スロットが用意され、MCNS仕様に準拠した「1down(27Mbps) x 1up(2Mbps)」、「1down(27Mbps) x 4up(8Mbps)」、「2down(54Mbps) x 6up(12Mbps)」の3種類のタイプのモデム・カードが用意され、CATV事業者のケーブル環境に応じて選択できます。ルータ部分は、シスコのハイエンド・スイッチング・ルータであるCisco 7200がそのまま採用されているので、シスコが提供する最先端のインターネット機能、すなわち、LAN、WANの豊富なインタフェースや圧縮、暗号化をハードウェアで行うサービス・アダプター、Cisco IOSソフトウェアが提供するルーティング機能、優先制御、トラフィック制御、IP QoSやセキュリティ機能などの全てが搭載されています。

ケーブル・モデムは、シスコ製品として市場に出荷するのではなく、シスコと機器ベンダーとの間で「MCNS Cable Modem Partnership」を締結し、シスコが設計したハードウェア・リファレンス・デザインとソフトウェアをメーカーにライセンスしていきます。 すでに、「MCNS Cable Modem Partnership」には、SONY、Hayes、Samsung、Thomson、Com21、Next Level、Terayonが参加しています。

CATV加入者側のアクセス装置についても、MCNS仕様は、IPスタックとデジタル・ビデオ放送の連携などの容易性を持っていたり、IP上の単なるインターネット・アクセスに限定しないVoice Over IPなどの音声やCisco IP/TVなどのストリーミング・ビデオを統合するような大きな発展の可能性をもっています。そのためシスコでは、ケーブル・モデムという概念に固執せず、次世代CATVアクセス装置の開発を積極的に進めています。

また、シスコでは、米国本社に本格的なCATVラボ環境を開設し、「MCNS Cable Modem Partnership」をはじめ、MCNS仕様を採用する機器間の相互接続試験を積極的に進めており、試験結果を公表しています。

シスコでは、CATV事業者のインターネット・アクセスのサービス基盤構築をサポートするとともに、今後のCATV網を利用した双方向マルチメディア・ネットワークの開発を進めていきます。

本製品の希望小売価格は標準システム構成で\3,487,000~。1998年4月10日より伊藤忠テクノサイエンス株式会社、ソフトバンク株式会社、ネットワンシステムズ株式会社などの販売店を通じて販売します。

 

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